- 1. 【🎞️ 32秒】「子どもの口臭」の原因と対策を徹底解説!
- 2. 子どもの口臭は珍しいことではありません
- 3. 子どもの口臭の主な原因
- 3.1. 1.磨き残しや食べ物による口臭
- 3.2. 2.虫歯
- 3.3. 3.歯肉炎
- 3.4. 4.口呼吸・お口の乾燥
- 3.5. 5.舌苔(ぜったい)
- 3.6. 6.鼻やのどの病気
- 3.6.1. 副鼻腔炎
- 3.6.2. 扁桃炎など
- 4. 年齢別にみる子どもの口臭
- 4.1. 幼児期
- 4.2. 学童期
- 4.3. 思春期
- 5. 家庭でできる子どもの口臭対策
- 5.1. 丁寧な歯磨きと仕上げ磨き
- 5.2. 舌はやさしくケアする
- 5.3. こまめに水分を摂る
- 5.4. よく噛んで食べる
- 5.5. 鼻づまりや口呼吸を放置しない
- 6. 子どもの口臭で歯科医院を受診する目安
- 7. 耳鼻咽喉科・小児科への相談を検討するケース
- 7.1. 耳鼻咽喉科への相談を検討する症状
- 7.2. 小児科への相談を検討する症状
- 8. 子どもの口臭についてよくある質問
- 8.1. 朝だけ口臭が強いのは病気ですか?
- 8.2. 子どもにも舌磨きは必要ですか?
- 8.3. 歯磨きをしても口臭が治らないのはなぜですか?
- 9. まとめ|子どもの口臭が続くときは原因を確認しましょう
- 9.1. 関連記事
- 10. お子さまの口臭、気になっていませんか?
- 11. 【動画】なかなか取れない舌苔の完全除去方法
- 12. 筆者・院長
- 12.1. 深沢 一
- 12.1.1. メッセージ

「子どもの口臭が気になる」「歯磨きをしているのに、においがなくならない」と心配になる保護者の方は少なくありません。
子どもの口臭は、起床時などに一時的に生じることもありますが、磨き残しや舌苔(ぜったい)、虫歯、歯肉炎、口呼吸などが関係している場合もあります。また、鼻やのどの病気が影響していることもあります。
この記事では、子どもの口臭の主な原因、家庭でできる対策、歯科医院や耳鼻咽喉科などを受診する目安について、歯科医師の視点からわかりやすく解説します。
【🎞️ 32秒】「子どもの口臭」の原因と対策を徹底解説!
子どもの口臭は珍しいことではありません
子どもでも、朝起きたときや空腹時などに一時的に口臭が強くなることがあります。
これは睡眠中などに唾液の分泌量が減り、お口の中の細菌が増えやすくなるためです。このような生理的な口臭は、歯磨きや食事、水分補給などによって目立たなくなることがあります。
一方で、日中も口臭が続く、歯磨きをしても改善しない、歯ぐきの腫れや出血があるといった場合には、お口の中に原因が隠れている可能性があります。
まずは「なぜ口臭が生じているのか」を確認することが大切です。
子どもの口臭の主な原因
1.磨き残しや食べ物による口臭
子どもの口臭でまず確認したいのが、歯や歯の間に残った汚れです。
特に、
- 奥歯の溝
- 歯と歯の間
- 歯と歯ぐきの境目
- 生えかけの永久歯
などは磨き残しが生じやすい場所です。
また、ニンニクや玉ねぎなど、においの強い食品を食べた後には、一時的に口臭が強くなることがあります。
お菓子や甘い飲み物を頻繁に摂る習慣は、虫歯のリスクを高めるため、摂取する量だけでなく「回数」にも注意しましょう。
2.虫歯
初期の虫歯そのものが強い口臭を起こすとは限りません。
しかし、虫歯が進行すると、虫歯の穴に食べ物や細菌がたまりやすくなります。さらに進行して歯の神経や歯の根の周囲に感染が及ぶと、口臭につながる場合があります。
大きな虫歯がある、歯が痛む、歯ぐきが腫れているといった症状がある場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。

3.歯肉炎
歯と歯ぐきの境目にプラーク(歯垢)がたまると、歯ぐきに炎症が起こり、口臭の原因になることがあります。

特に、
- 歯ぐきが赤い
- 歯ぐきが腫れている
- 歯磨きすると血が出る
- 歯の周囲にプラークが多い
といった症状がある場合は注意が必要です。
思春期にはホルモンバランスの変化などによって歯ぐきに炎症が起こりやすくなることもあります。
4.口呼吸・お口の乾燥
唾液には、食べかすや細菌を洗い流し、お口の中を清潔に保つ働きがあります。
しかし、口呼吸が続くとお口の中が乾燥し、唾液による自浄作用が低下するため、口臭が強くなることがあります。
子どもが口呼吸になる背景には、
- 鼻づまり
- アレルギー性鼻炎
- アデノイドや扁桃の問題
- 歯並びや噛み合わせ
- お口周囲の習慣や機能
など、さまざまな要因が考えられます。
いつも口が開いている、寝ているときに口が開いている、いびきをかく、鼻づまりが続いているといった場合には、口呼吸が関係していないか確認することが大切です。
5.舌苔(ぜったい)
舌の表面に付着する白色や黄白色の汚れを「舌苔」といいます。
舌苔には、細菌や食べかす、剥がれた粘膜などが含まれており、量が多くなると口臭の原因になることがあります。
特に、起床時は唾液が少なくなっているため、舌苔やお口の乾燥の影響で口臭が強く感じられることがあります。
ただし、舌の表面を強くこすると粘膜を傷つける可能性があります。舌苔が気になる場合でも、無理に取り除こうとせず、必要に応じて舌ブラシなどを使ってやさしく清掃しましょう。

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6.鼻やのどの病気
歯や歯ぐきに問題がなくても、鼻やのどの状態が口臭に影響することがあります。

副鼻腔炎
副鼻腔炎では、鼻水や鼻づまり、後鼻漏(鼻水がのどへ流れる状態)などを伴い、においが気になることがあります。
特に、
- 黄色や緑色の鼻水が続く
- 鼻づまりが強い
- 鼻水がのどへ流れる
- 鼻や口から気になるにおいがする
といった症状がある場合には、耳鼻咽喉科への相談を検討しましょう。
扁桃炎など
扁桃の炎症や分泌物などが、口臭に関係することもあります。
のどの痛みや発熱、扁桃の腫れなどを伴う場合には、耳鼻咽喉科や小児科などへの受診が必要になることがあります。
年齢別にみる子どもの口臭

幼児期
幼児期は、自分だけでは十分に歯を磨くことが難しく、磨き残しが生じやすい時期です。
また、鼻づまりなどによる口呼吸が口臭に影響することもあります。
お子さま自身の歯磨きだけに任せず、発達に合わせて保護者が仕上げ磨きを行いましょう。
学童期
小学生になると自分で歯を磨けるようになりますが、永久歯への生え変わりによって歯並びが一時的に複雑になり、磨き残しが増えることがあります。
特に生えかけの奥歯や歯と歯の間は注意が必要です。
お子さまが一人で磨けるようになっても、磨き残しがないか保護者が定期的に確認してあげるとよいでしょう。
思春期
思春期には生活習慣が変化し、歯磨きが不規則になったり、間食が増えたりすることがあります。
また、ホルモンバランスの変化によって歯ぐきに炎症が起こりやすくなる場合があります。
本人が口臭を強く気にしている場合には、過度に指摘するのではなく、歯科医院で客観的にお口の状態を確認することも選択肢の一つです。
家庭でできる子どもの口臭対策
丁寧な歯磨きと仕上げ磨き
口臭対策の基本は、毎日のプラークコントロールです。
特に、
- 奥歯
- 歯と歯の間
- 歯と歯ぐきの境目
- 生えかけの永久歯
を意識して磨きましょう。
歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを十分に除去できないことがあるため、年齢や歯並びに応じてデンタルフロスを取り入れるのも有効です。
舌はやさしくケアする
舌苔が多く付着している場合には、舌ブラシなどでやさしく清掃します。
ただし、舌苔はある程度付着しているのが通常であり、完全に取り除く必要はありません。
強い力で何度もこすると舌を傷つける可能性があるため注意しましょう。
こまめに水分を摂る
お口の中が乾燥すると、口臭が強くなりやすくなります。
特に運動後や起床時などは、水やお茶などで適度に水分を補給しましょう。
よく噛んで食べる
食事をよく噛むことで唾液の分泌が促されます。
規則正しい食事を心がけ、ダラダラとお菓子を食べたり、甘い飲み物を頻繁に飲んだりする習慣はできるだけ避けましょう。
鼻づまりや口呼吸を放置しない
歯磨きを丁寧に行っていても、口呼吸による乾燥が続いていると口臭が改善しにくいことがあります。
鼻づまりやいびきなどが続く場合には、必要に応じて耳鼻咽喉科などで原因を確認しましょう。
子どもの口臭で歯科医院を受診する目安
次のような場合には、一度歯科医院でお口の状態を確認することをおすすめします。
- 丁寧に歯磨きをしても口臭が続く
- 日中も口臭が気になる
- 虫歯が疑われる
- 歯ぐきが赤い・腫れている
- 歯磨きすると歯ぐきから血が出る
- 歯垢や歯石が多い
- 舌の汚れが気になる
- 口呼吸が続いている
歯科医院では、虫歯や歯肉炎の有無、磨き残し、舌や唾液の状態などを確認します。
必要に応じて、歯磨き指導や歯石除去、専門的なクリーニングなどを行います。
耳鼻咽喉科・小児科への相談を検討するケース
お口の中を清潔にしても口臭が続く場合や、鼻・のど・全身の症状を伴う場合には、歯科以外への受診が必要なこともあります。

耳鼻咽喉科への相談を検討する症状
- 鼻づまりが続いている
- 黄色や緑色の鼻水が続く
- 後鼻漏がある
- いびきが強い
- いつも口で呼吸している
- のどの症状を繰り返している
小児科への相談を検討する症状
- 発熱している
- 食欲がない
- 胃腸症状が続いている
- 体調不良を伴っている
どの診療科を受診すればよいかわからない場合は、症状に応じてかかりつけ医へ相談するのもよいでしょう。
子どもの口臭についてよくある質問
朝だけ口臭が強いのは病気ですか?
睡眠中は唾液の分泌量が減少するため、起床時には誰でも口臭が強くなりやすくなります。
起床後の水分補給や歯磨き、食事などで目立たなくなるのであれば、必ずしも病気が原因とは限りません。
ただし、日中も強い口臭が続く場合には、一度原因を確認しましょう。
子どもにも舌磨きは必要ですか?
舌苔が目立つからといって、必ず舌磨きが必要というわけではありません。
舌苔が多く口臭との関連が疑われる場合には、舌を傷つけないようにやさしく清掃します。判断に迷う場合は歯科医院で相談してください。
歯磨きをしても口臭が治らないのはなぜですか?
歯と歯の間の磨き残し、虫歯、歯肉炎、舌苔、口呼吸など、歯磨きだけでは解決しにくい原因が考えられます。
鼻やのどの状態が関係していることもあるため、口臭が続く場合は原因を確認することが重要です。
まとめ|子どもの口臭が続くときは原因を確認しましょう
子どもの口臭には、磨き残し、舌苔、虫歯、歯肉炎、口呼吸、お口の乾燥、鼻やのどの病気など、さまざまな原因があります。
朝だけ一時的に口臭が強くなる場合は生理的なこともありますが、歯磨きをしても改善しない、日中も口臭が続く、歯ぐきの腫れや出血があるといった場合には、一度歯科医院でお口の状態を確認することをおすすめします。
また、鼻づまりやいびき、発熱などを伴う場合には、症状に応じて耳鼻咽喉科や小児科への相談も検討しましょう。
大切なのは、口臭だけを抑えようとするのではなく、原因を確認してお子さまに合ったケアを行うことです。
関連記事
お子さまの口臭、気になっていませんか?

歯磨きをしても口臭が続く場合は、虫歯や歯肉炎、口呼吸などが関係していることがあります。まずは歯科で、お口の中に原因がないか確認しましょう。
「朝の口臭が強い」「歯磨きをしても改善しない」「学校で口臭を指摘された」など気になる症状がありましたら、お早めにご相談ください。
【動画】なかなか取れない舌苔の完全除去方法
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。





