- 1. 歯が折れてしまった…そのまま放置していませんか?
- 2. 歯が折れたらまず確認してほしい3つのポイント
- 2.1. ① 歯がグラグラしていませんか?
- 2.2. ② 強い痛みや出血はありますか?
- 2.3. ③ 折れた歯の破片は残っていますか?
- 3. 歯が折れたときに絶対やってはいけないこと
- 3.1. 市販の接着剤で付けない
- 3.2. 自分で削らない
- 3.3. 放置しない
- 3.4. 硬いものを噛まない
- 3.5. 受診を先延ばしにしない
- 4. 歯が折れたときの応急処置
- 4.1. 出血している場合
- 4.2. 痛みが強い場合
- 4.3. 折れた歯の破片は捨てないでください
- 4.4. 受診するまで食事は控えめに
- 5. 折れた歯を放置するとどうなる?
- 5.1. 外傷によって歯が折れた症例(前歯の歯冠破折)
- 5.2. 神経が壊死することがあります
- 5.3. 虫歯や感染が進行しやすくなります
- 5.4. 歯がさらに割れてしまうことがあります
- 5.5. 抜歯が必要になることもあります
- 6. 折れ方によって治療法は異なります
- 6.1. 歯の先端だけが欠けた場合
- 6.2. 神経まで折れてしまった場合
- 6.3. 歯根まで折れてしまった場合
- 7. 神経のない歯はなぜ折れやすいのでしょうか?
- 7.1. 神経のない歯が破折し、レジンで応急修復した症例
- 7.2. 神経のない歯が折れやすくなる主な原因
- 7.2.1. 歯の水分量が減少する
- 7.2.2. 歯質が少なくなっている
- 7.2.3. 歯ぎしり・食いしばりの影響
- 7.3. 神経のない歯を長持ちさせるためには
- 8. 歯が折れた場合の治療費と治療期間
- 8.1. 保険診療で対応できるケース
- 8.2. 自費診療という選択肢
- 8.2.1. 自費治療(インプラント)
- 8.3. 治療期間の目安
- 9. 歯が折れないために日頃からできる予防法
- 9.1. スポーツ時はマウスガードを使用しましょう
- 9.2. 歯ぎしり・食いしばりがある方はナイトガードを
- 9.3. 定期検診で歯の異常を早期発見しましょう
- 10. よくある質問(FAQ)
- 10.1. Q1.歯が折れた場合、どのくらい急いで受診したほうがよいですか?
- 10.2. Q2.歯が少し欠けただけでも歯科医院を受診したほうがよいですか?
- 10.3. Q3.折れた歯は元通りに治りますか?
- 10.4. Q4.歯が折れても痛みがありません。様子を見ても大丈夫ですか?
- 10.5. Q5.神経を取った歯は折れやすいのでしょうか?
- 10.6. Q6.折れた歯の破片は持って行ったほうがよいですか?
- 10.7. Q7.子どもの歯が折れた場合も受診が必要ですか?
- 10.8. Q8.歯が折れた場合、保険診療で治療できますか?
- 11. まとめ|歯が折れても、早めの受診で歯を残せる可能性があります
- 12. 歯が折れてしまったら、お早めにご相談ください
- 12.1. できる限り天然歯を残す治療をご提案します
- 13. 【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
- 14. 筆者・院長
- 14.1. 深沢 一
- 14.1.1. メッセージ
歯が折れてしまった…そのまま放置していませんか?

転倒やスポーツ、交通事故、食事中の思わぬ衝撃などで、突然歯が折れてしまうことがあります。
「少し欠けただけだから大丈夫」
「痛みがないから様子を見よう」
「忙しいから後日にしよう」
このように考えて受診を先延ばしにしてしまう方は少なくありません。
しかし、歯が折れたときは見た目以上に内部へダメージを受けていることがあります。表面が少し欠けただけに見えても、歯の神経や歯根にまで亀裂が及んでいるケースもあり、放置すると神経が壊死したり、歯の変色や感染、最終的には抜歯が必要になることもあります。
一方で、折れ方や受傷してから受診するまでの時間によっては、ご自身の歯を保存できる可能性も十分あります。
当院では、できる限り天然歯を残すことを第一に考え、精密な診査・診断のもと、レジン修復・根管治療・クラウン・インプラントなど、一人ひとりに適した治療をご提案しています。
この記事では、
- 歯が折れたときに最初に確認すること
- 正しい応急処置
- 放置するリスク
- 折れ方別の治療方法
- 歯を長く残すためのポイント
について、歯科医療の観点から詳しく解説します。
歯が折れたらまず確認してほしい3つのポイント
歯が折れた場合、慌ててしまう方も多いですが、まずは落ち着いて状態を確認することが大切です。
歯の揺れや出血の有無、折れ方によって必要な治療が大きく異なります。
早めに歯科医院を受診することが最も重要ですが、受診までの間に以下の3つを確認しておきましょう。

① 歯がグラグラしていませんか?
歯が欠けただけではなく、指で軽く触れたときに歯が揺れる場合は、歯を支える歯槽骨や歯根膜にもダメージが及んでいる可能性があります。
特に転倒やスポーツによる強い衝撃では、歯が折れるだけでなく、歯が脱臼していたり、歯根が折れていることもあります。
歯が揺れている場合は無理に触ったり噛んだりせず、できるだけ早く歯科医院を受診してください。
② 強い痛みや出血はありますか?
歯が大きく折れて神経(歯髄)が露出すると、
- 冷たいものがしみる
- 何もしなくてもズキズキ痛む
- 出血している
といった症状が現れることがあります。
一方で、神経がすでに失活している歯では、大きく折れていても痛みを感じないことがあります。
「痛くない=軽症」ではありません。
痛みがなくても歯の内部では細菌感染が始まっていることもあるため、症状の有無にかかわらず歯科医院で診査を受けることが重要です。
③ 折れた歯の破片は残っていますか?
折れた歯の破片が見つかった場合は、捨てずに持参してください。
破片の状態が良ければ、そのまま接着できるケースもあります。
持ち運ぶ際は、
- 牛乳
- 歯の保存液
- 生理食塩水
などに入れて乾燥を防ぐことが望ましい方法です。
乾燥すると接着できる可能性が低くなるため、水洗いを軽く行う程度にし、こすらずに保存してください。
歯が折れたときに絶対やってはいけないこと


歯が折れると焦って自己判断で処置をしてしまう方がいますが、誤った対応によって歯を保存できる可能性が低くなることがあります。
次のような行為は避けましょう。
市販の接着剤で付けない
瞬間接着剤などを使用すると、歯や歯ぐきを傷めるだけでなく、歯科医院での修復が困難になることがあります。
折れた歯は必ず歯科用接着材料で治療する必要があります。
自分で削らない
折れた部分が尖って気になるからといって、自分でヤスリなどを使って削ることは危険です。
神経が近くまで露出している場合、症状を悪化させる可能性があります。
放置しない
「少し欠けただけだから」
「痛みがないから」
このような理由で放置してしまう方は少なくありません。
しかし、時間が経つほど細菌感染のリスクは高まり、神経を残せた歯でも根管治療や抜歯が必要になることがあります。
硬いものを噛まない
折れた歯は非常にもろくなっています。
そのまま硬いものを噛むと、さらに大きく割れてしまい、保存できる歯も抜歯になることがあります。
受診するまでは反対側で食事をするようにしましょう。
受診を先延ばしにしない
歯の破折は、受傷からの時間が治療結果を左右することがあります。
特に神経が露出している場合や歯が脱臼している場合は、できるだけ早い処置が歯を残せる可能性を高めます。
「様子を見よう」と考えず、早めに歯科医院を受診することが大切です。
歯が折れたときの応急処置

歯が折れた直後の対応によって、その後の治療方法や歯を残せる可能性が変わることがあります。
特に外傷による破折では、適切な応急処置を行い、できるだけ早く歯科医院を受診することが重要です。
ここでは、ご自宅や外出先でも実践できる応急処置をご紹介します。
出血している場合
歯ぐきや唇から出血している場合は、まず清潔なガーゼやハンカチを患部に当て、10〜20分ほど軽く圧迫してください。
多くの場合、圧迫することで出血は徐々に止まります。
大量に出血している場合や、30分以上止血できない場合は、早急に歯科医院または医療機関を受診しましょう。
痛みが強い場合
歯の神経が露出している場合や歯根まで損傷している場合には、強い痛みを伴うことがあります。
応急処置として、
- 患部を保冷剤などで冷やす
- 市販の鎮痛薬を服用する
- 熱い飲食物を避ける
ことで痛みが和らぐことがあります。
ただし、冷やし過ぎは血流を悪くするため、氷を直接当てることは避けましょう。
折れた歯の破片は捨てないでください
折れた歯の破片が見つかった場合は、捨てずに歯科医院へ持参してください。
状態によっては、そのまま接着できる場合があります。
保存方法としておすすめなのは、
- 牛乳
- 歯の保存液(あれば)
- 生理食塩水
です。
乾燥すると接着できる可能性が低くなるため、ティッシュに包んで長時間放置することは避けてください。
受診するまで食事は控えめに
折れた歯は非常にもろくなっています。
硬い食べ物を噛むとさらに破折が進み、保存できる歯も抜歯になる可能性があります。
受診までは、
- 柔らかい食事
- 反対側で噛む
- アルコールや刺激物を避ける
ことをおすすめします。
折れた歯を放置するとどうなる?
外傷によって歯が折れた症例(前歯の歯冠破折)


転倒や衝突などの外傷により、前歯の先端が折れてしまった症例です。
外傷では歯の内部や歯根にもダメージを受けていることがあります。
そのため、見た目だけで自己判断せず、レントゲン検査などによる詳しい診査が重要です。
歯が折れても痛みが少ない場合があるため、「様子を見ても大丈夫」と考えてしまう方は少なくありません。
しかし、折れた部分から細菌が侵入すると、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
神経が壊死することがあります
歯の神経は外傷によって血流が途絶えることがあります。
初めは痛みがなくても、数週間から数か月後に神経が壊死し、
- 歯が黒く変色する
- 根の先に膿がたまる
- 強い痛みが出る
ことがあります。
虫歯や感染が進行しやすくなります
歯が折れると、象牙質や神経が露出し、細菌が侵入しやすい状態になります。
その結果、
- 虫歯
- 歯髄炎
- 根尖性歯周炎
などへ進行し、治療期間が長くなることがあります。
歯がさらに割れてしまうことがあります
折れた歯は非常に弱くなっています。
そのまま食事を続けると、
小さな欠けだったものが、
歯根まで割れてしまうケースも少なくありません。
歯根まで破折すると保存できず、抜歯となる可能性が高くなります。
抜歯が必要になることもあります
早い段階で受診すればレジン修復だけで済む症例でも、
放置することで
- 根管治療
- 被せ物
- 抜歯
- インプラント
へと治療が大きくなることがあります。
「少し欠けただけだから」と放置せず、できるだけ早めの受診が大切です。
折れ方によって治療法は異なります
歯の破折といっても、すべて同じ治療ではありません。
折れた深さや神経・歯根への影響によって、適切な治療方法が異なります。
歯の先端だけが欠けた場合

歯の表面(エナメル質)や象牙質が少し欠けた程度で、神経まで達していない場合は、コンポジットレジン(白い樹脂)による修復が可能なことが多くあります。
レジン修復は、
- 歯をほとんど削らない
- 保険適用となる場合が多い
- 即日治療できるケースがある
といったメリットがあります。
自然な色調に仕上がるため、前歯の治療でも広く行われています。
神経まで折れてしまった場合


歯が大きく折れ、神経が露出している場合は、そのままでは細菌感染が起こるため、根管治療(神経の治療)が必要になります。
根管治療後は、歯の強度を回復させるため、
- ファイバーポスト
- 支台築造
- クラウン(被せ物)
によって歯を保護します。
前歯では審美性を重視し、
- セラミッククラウン
- ジルコニアクラウン
を選択される方も多くいらっしゃいます。
歯根まで折れてしまった場合

歯の根まで折れてしまった場合は、残念ながら保存が難しく、抜歯が必要となることがあります。
抜歯後は、
- ブリッジ
- 入れ歯
- インプラント
などの治療方法から、お口の状態やご希望に合わせて選択します。
当院では、できる限り天然歯を残すことを第一に考えていますが、保存が困難な場合には、見た目・噛む機能・長期的な安定性を考慮し、一人ひとりに適した治療をご提案しています。
神経のない歯はなぜ折れやすいのでしょうか?
神経のない歯が破折し、レジンで応急修復した症例

神経のない歯(失活歯)は、神経を取り除くことで痛みはなくなりますが、健康な歯に比べて割れやすくなるという特徴があります。
これは、歯の内部の水分量が減少し、弾力性が低下するためです。また、神経を取る際には虫歯を除去するために歯質を削ることが多く、残る歯の量が少なくなることも破折しやすくなる原因です。
今回の症例では、神経のない前歯が破折し、欠けた部分をレジン(歯科用樹脂)で応急的に修復しています。レジン修復により見た目を改善し、舌や唇を傷つけることや細菌の侵入を防ぐことができますが、これはあくまで一時的な処置です。
多くの場合は、その後に支台築造(コア)を行い、クラウン(被せ物)によって歯全体を補強する必要があります。
神経のない歯が折れやすくなる主な原因
歯の水分量が減少する
神経を失った歯は栄養供給がなくなり、健康な歯よりも弾力性が低下します。そのため、強い力が加わるとヒビや破折が起こりやすくなります。
歯質が少なくなっている
神経の治療を受けた歯は、大きな虫歯や外傷によって歯質を失っていることが多く、構造的にも弱くなっています。
歯ぎしり・食いしばりの影響
就寝中の歯ぎしりや日中の食いしばりは、歯に100kg以上の力が加わることもあります。
神経のない歯では、このような繰り返しの力によって破折するケースが少なくありません。
神経のない歯を長持ちさせるためには
神経のない歯でも、適切な管理を行えば長期間使用できるケースは多くあります。
長持ちさせるためには、
- 定期的な歯科検診
- 被せ物の適切な管理
- 歯ぎしり・食いしばりへの対策
- ナイトガード(マウスピース)の使用
- 虫歯や歯周病の予防
が大切です。
歯が折れた場合の治療費と治療期間
歯が折れた場合の治療は、破折の程度や神経・歯根への影響によって大きく異なります。
早期に受診すれば比較的簡単な治療で済むこともありますが、放置すると治療期間や費用が大きくなることがあります。
保険診療で対応できるケース
軽度の破折で神経まで達していない場合は、コンポジットレジン(白い樹脂)による修復で治療できることがあります。
また、神経の治療が必要な場合でも、保険診療による被せ物を選択することが可能です。
保険診療は費用を抑えられるメリットがありますが、審美性や耐久性には一定の制限があります。
自費診療という選択肢
前歯など見た目を重視する部位では、
- セラミッククラウン
- ジルコニアクラウン
を選択される方も多くいらっしゃいます。
天然歯に近い透明感があり、変色しにくく、長期的な審美性と耐久性に優れていることが特徴です。
また、保存が困難で抜歯となった場合には、インプラント治療を選択することで、天然歯に近い噛み心地や見た目を回復できる可能性があります。
自費治療(インプラント)


治療期間の目安
| 破折の状態 | 主な治療法 | 治療期間の目安 |
|---|---|---|
| 歯の先端が少し欠けた | コンポジットレジン修復 | 即日〜1日 |
| 神経まで折れた | 根管治療+クラウン | 3〜6回(約1〜2か月) |
| 歯根破折 | 抜歯 | 1日 |
| 抜歯後(ブリッジ) | ブリッジ治療 | 約1〜2か月 |
| 抜歯後(インプラント) | インプラント治療 | 約3〜6か月(骨造成が必要な場合はさらに長くなることがあります) |
※治療期間は、お口の状態や治癒の経過によって異なります。
歯が折れないために日頃からできる予防法
歯は一度折れてしまうと、完全に元の状態へ戻すことはできません。
そのため、日頃から破折を予防することが大切です。
スポーツ時はマウスガードを使用しましょう
ラグビーやサッカー、バスケットボール、野球など、接触や転倒の可能性があるスポーツでは、歯の外傷が起こるリスクがあります。
スポーツ用マウスガードを装着することで、歯や顎への衝撃を大きく軽減できます。
歯ぎしり・食いしばりがある方はナイトガードを
歯ぎしりや食いしばりは、歯に非常に大きな負担をかけます。
特に神経のない歯や被せ物が入っている歯では、破折の原因になることがあります。
就寝中にナイトガードを装着することで、歯にかかる力を分散し、破折のリスクを軽減できます。
定期検診で歯の異常を早期発見しましょう
小さな虫歯や被せ物の劣化、噛み合わせの変化を早期に発見・治療することで、歯が折れるリスクを減らすことができます。
また、神経のない歯は見た目では異常がわかりにくいため、定期的なレントゲン検査による確認も重要です。
当院では定期検診を通じて、虫歯や歯周病だけでなく、歯の破折リスクについても確認し、できるだけ長くご自身の歯を使い続けられるようサポートしています。
よくある質問(FAQ)
Q1.歯が折れた場合、どのくらい急いで受診したほうがよいですか?
A.できるだけ当日中、遅くとも24時間以内の受診をおすすめします。
歯が折れた直後は痛みが少なくても、神経や歯根にダメージを受けていることがあります。特に神経が露出している場合や歯がグラついている場合は、早期に治療を開始することで歯を残せる可能性が高まります。
Q2.歯が少し欠けただけでも歯科医院を受診したほうがよいですか?
A.はい。小さな欠けでも受診をおすすめします。
表面だけが欠けたように見えても、内部には細かな亀裂(クラック)が入っていることがあります。放置すると欠けが広がったり、細菌感染によって神経の治療が必要になることもあります。
Q3.折れた歯は元通りに治りますか?
A.自然に元へ戻ることはありませんが、多くの場合は修復できます。
破折の程度によって、
- コンポジットレジン修復
- セラミッククラウン
- 根管治療
- インプラント
など、さまざまな治療方法があります。
できるだけ天然歯を残せるよう、症状に応じた治療をご提案します。
Q4.歯が折れても痛みがありません。様子を見ても大丈夫ですか?
A.痛みがなくても放置しないでください。
外傷では神経の血流が途絶え、時間が経ってから神経が壊死することがあります。
また、細菌感染が進行すると、
- 歯の変色
- 根の先に膿がたまる
- 強い痛み
- 抜歯
につながることもあります。
痛みがなくても、一度検査を受けることをおすすめします。
Q5.神経を取った歯は折れやすいのでしょうか?
A.はい。健康な歯に比べると破折しやすくなります。
神経を失った歯は弾力性が低下し、歯質も少なくなっていることが多いため、歯ぎしりや食いしばりなどの強い力で破折しやすくなります。
被せ物による補強やナイトガードの使用、定期的なメンテナンスによって破折リスクを軽減できます。
Q6.折れた歯の破片は持って行ったほうがよいですか?
A.はい。破片が残っている場合は必ずお持ちください。
状態によっては、そのまま接着できることがあります。
乾燥させないよう、
- 牛乳
- 歯の保存液
- 生理食塩水
などに入れて持参してください。
Q7.子どもの歯が折れた場合も受診が必要ですか?
A.乳歯・永久歯を問わず受診してください。
乳歯の外傷でも、後から生えてくる永久歯へ影響を与えることがあります。
永久歯では、成長途中の歯を守るためにも早期の処置が非常に重要です。
Q8.歯が折れた場合、保険診療で治療できますか?
A.症状によっては保険診療が可能です。
小さな破折ではコンポジットレジン修復、神経の治療や保険適用の被せ物による修復が可能な場合があります。
一方で、
- セラミッククラウン
- ジルコニアクラウン
- インプラント
などは自費診療となります。
診査・診断の結果をもとに、それぞれのメリット・デメリットをご説明し、ご希望に合わせた治療方法をご提案いたします。
まとめ|歯が折れても、早めの受診で歯を残せる可能性があります
歯が折れたからといって、必ずしも抜歯になるわけではありません。
破折の程度や受傷から受診までの時間によっては、ご自身の歯を保存できるケースも数多くあります。
一方で、「痛くないから」「少し欠けただけだから」と放置してしまうと、神経の感染や歯根破折が進行し、より大きな治療が必要になることもあります。
歯が折れたときは自己判断せず、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。
歯が折れてしまったら、お早めにご相談ください

できる限り天然歯を残す治療をご提案します
歯が折れた場合でも、早期に適切な治療を行うことで、ご自身の歯を残せる可能性があります。
当院では、精密検査を行い、破折の状態や神経・歯根の状態を詳しく診断したうえで、一人ひとりに適した治療をご提案しています。
軽度の破折に対するコンポジットレジン修復から、根管治療、セラミック治療、インプラント治療まで幅広く対応し、見た目だけでなく、しっかり噛める機能の回復まで考えた治療を行っています。
「この歯は残せるのだろうか」「抜歯になるか心配」とお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。
【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


