医療事故を防ぐためのインプラント手術用サージカルステント

インプラント手術のための簡易装置

サージカルステント
サージカルステント

写真は、直径5ミリの鉄球を二つ付けた下顎用のサージカルステントです。サージカルステントを口腔内に装着した状態でパノラマX線を撮影します。

下顎神経(下歯槽神経)、上顎洞までのおおよその距離を測定し、埋入するインプラントの長さや本数を決定する参考とします。

インプラント手術の医療事故を防ぐための簡易装置です。

サージカルステントを装着してパノラマX線撮影

利点

  • パノラマX腺は縦方向に約1.2倍伸ばされて写るので、それを補正するために直径5ミリの鉄球が役に立ちます。

欠点

  • インプラント埋入予定部位のおおよその骨の高さが把握できます。ただし、骨の厚み(幅)は分かりません。


手術ではサージカルガイドを使う

サージカルステントはインプラント埋入部位の骨の高さを簡易的に判断するためだけのものです。手術にあたっては、CTスキャナーとインプラントシュミレーションソフトLANDmarker®を連携させて、サージカルガイドを作成して、インプラントの埋入方向や深さを決定します。

ふかさわ歯科クリニック篠崎では、このように患者様に出来るだけリスクの少ないインプラント治療をご提供するため、日本口腔インプラント学会指導医が治療を担当し、オペ環境や設備、術後のアフターケアやメンテナンス等にも力を入れております。江戸川区篠崎でサージカルステントを用いた安心・安全で精度の高いインプラント治療をご希望の際にはぜひ、当院までお気軽にご相談下さい。

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筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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