目次

「毎日しっかり歯みがきしているのに、虫歯や歯垢が気になる…」そんな方におすすめなのが**「フォーンズ法」**というブラッシング法です。
フォーンズ法は、円を描くように磨くシンプルな方法で、小さなお子さまや歯みがきが苦手な方にも最適。誰でも簡単に習得できるうえ、虫歯予防や歯ぐきのマッサージ効果も期待できます。
本記事では、フォーンズ法のやり方やメリット・デメリット、子どもへの指導のコツまで、わかりやすく解説します。

簡単に続けられるブラッシング法を歯科医師が解説

🌀フォーンズ法とは?

フォーンズ法はお子さまや高齢者に最適
フォーンズ法はお子さまや高齢者に最適

フォーンズ法とは、歯ブラシを歯の表面に直角に当て、小さな円を描くように磨くブラッシング法です。

特別なテクニックが不要で、誰でも簡単に実践できるため、特に小さなお子さまや高齢者に適しています👶👵

また、歯ぐきにもやさしく触れるため、歯肉のマッサージ効果も期待できます。

👶フォーンズ法が子どもに向いている理由

👍 シンプルで覚えやすい

「くるくる磨く」だけなので、小さなお子さまでも理解しやすいのが特徴です。

🪥 歯みがき習慣が身につきやすい

難しい動作が少ないため、歯みがき嫌いになりにくく、毎日の習慣化につながります。

😊 歯ぐきにやさしい

強い力がかかりにくく、歯ぐきを傷つけにくいブラッシング法です。

🪥フォーンズ法に適した歯ブラシ

✔ コンパクトヘッドがおすすめ

小さめのヘッドは奥歯まで届きやすく、細かく動かしやすいのが特徴です。

✔ 毛の硬さは「ふつう〜やわらかめ」

硬すぎる歯ブラシは歯ぐきを傷つける原因になります。

✔ 3〜4列植毛タイプ

毛先が均一に当たりやすく、安定したブラッシングが行えます。

フォーンズ法の正しいやり方
フォーンズ法の正しいやり方

✅ ① 歯ブラシの持ち方

歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握ります✏️

力を入れすぎると歯や歯ぐきを傷つけるため、「軽く持つ」がポイントです。

✅ ② 毛先の当て方

上下の歯を軽く噛み合わせた状態で、毛先を歯面に直角に当てます。

歯と歯ぐきの境目にも軽く触れるように当てましょう。

✅ ③ 円を描くように動かす

「ゴシゴシ横磨き」ではなく、軽い力で小さな円を描くように動かします🌀

毛先が開かない程度のやさしい力加減が理想です。

✅ ④ 磨く時間の目安

1回2〜3分程度、朝と夜を中心に1日2回以上行いましょう⏰

特に寝る前のブラッシングは虫歯予防に非常に重要です。

👶 子どもや歯みがき初心者に最適

複雑なテクニックが不要で、誰でもすぐ始められます。

🪥 続けやすい

覚えやすく習慣化しやすいため、セルフケアの第一歩として優秀です。

🦷 歯面の歯垢除去に効果的

歯の表面のプラーク除去に一定の効果があります。

🔍 歯と歯の間は磨き残しやすい

歯間部の清掃は苦手なため、磨き残しが起こりやすくなります。

🦠 歯周ポケット清掃には不向き

歯周病予防を重視する成人には、バス法など別のブラッシング法が適する場合があります。

🧵 補助清掃用具が必要

デンタルフロスや歯間ブラシの併用がおすすめです。

染め出しでわかる磨き残しの多い状態

初診時の口腔内写真です。
歯垢染色液によって、歯の表面や歯と歯ぐきの境目に多くのプラーク(歯垢)が付着していることが確認できます。
特に前歯部には磨き残しが目立ち、虫歯や歯肉炎のリスクが高い状態でした。
初診時の口腔内写真です。
歯垢染色液によって、歯の表面や歯と歯ぐきの境目に多くのプラーク(歯垢)が付着していることが確認できます。
特に前歯部には磨き残しが目立ち、虫歯や歯肉炎のリスクが高い状態でした。

フォーンズ法の継続で清掃状態が大きく改善

フォーンズ法によるブラッシング指導後の口腔内写真です。
毎日のセルフケアを継続したことで、歯垢の付着が大幅に減少し、清潔な口腔環境が維持できるようになりました。
正しいブラッシング習慣は、子どもの虫歯予防に大きく役立ちます。
フォーンズ法によるブラッシング指導後の口腔内写真です。
毎日のセルフケアを継続したことで、歯垢の付着が大幅に減少し、清潔な口腔環境が維持できるようになりました。
正しいブラッシング習慣は、子どもの虫歯予防に大きく役立ちます。

染め出しを行うと、ブラッシング指導前は多くの歯垢が残っているケースがあります。

しかし、フォーンズ法を継続すると、半年後には清掃状態が大きく改善することも少なくありません✨

特に子どもは「自分でできた!」という成功体験が、毎日の歯みがき習慣につながります。

🪥 フォーンズ法 vs バス法

フォーンズ法は子ども向け、バス法は歯周病予防向けという違いがあります。

比較項目フォーンズ法バス法
対象子ども・初心者成人・歯周病予防
動かし方円を描く小刻みに振動
特徴覚えやすい歯周ポケット清掃に有効

🪞 フォーンズ法 vs スクラッピング法

スクラッピング法は歯面清掃力が高い一方、力が強すぎると歯ぐきを傷つけることがあります。

フォーンズ法は力が分散されやすく、やさしく磨けるのが特徴です😊

🏥ブラッシング指導で大切なこと

歯並びや歯ぐきの状態によって、適したブラッシング方法は異なります。

そのため、歯科医院で定期的に磨き残しチェックやブラッシング指導を受けることが大切です🦷✨

特にお子さまは、保護者の仕上げ磨きと歯科衛生士によるサポートを組み合わせることで、虫歯予防効果がさらに高まります。

当院では、**やさしく楽しく歯みがき習慣が身につく「フォーンズ法」**を取り入れたブラッシング指導を行っています。
円を描くように磨くこの方法は、小さなお子さまにも覚えやすく、虫歯予防や歯ぐきの健康維持に効果的です。
歯みがきが苦手なお子さまでも、継続できる工夫を取り入れていますので、お気軽にご相談ください。
江戸川区篠崎の地域密着型の歯科医院として、家族みんなの健口づくりをサポートします。

【動画】歯周ポケットを改善するセルフケア法

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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