- 1. 【動画 38秒】もう進行させない!虫歯の進行止め治療とセルフケアのすべて
- 2. 1. 虫歯の進行を止めることは可能?
- 2.1. 虫歯は自然に治るのか?
- 2.2. 初期虫歯と進行虫歯の違い
- 2.3. 進行を止められる段階と止められない段階
- 3. 2. 虫歯が進行するメカニズム
- 3.1. 虫歯ができる原因
- 3.1.1. ① 虫歯菌(ミュータンス菌やラクトバチラス菌など)
- 3.1.2. ② 糖分(酸を作る材料)
- 3.1.3. ③ 時間(酸にさらされる時間)
- 3.2. 進行を早める生活習慣
- 3.3. 進行を遅らせるためのポイント
- 3.4. まとめ
- 4. 3. 虫歯の進行段階別の治療法
- 4.1. C0(初期虫歯):フッ素とセルフケアで進行を防ぐ
- 4.1.1. 自宅でできるケア方法
- 4.1.2. フッ素塗布の効果と活用法
- 4.2. C1~C2(中程度の虫歯):進行止めの薬と最小限の治療
- 4.2.1. サホライドの効果と副作用
- 4.2.2. 進行を遅らせるための詰め物
- 4.3. C3~C4(重度の虫歯):歯を残すための治療
- 4.3.1. 根管治療で歯を残せるか?
- 4.3.2. 抜歯が必要なケースと判断基準
- 4.4. まとめ
- 5. 4. 虫歯の進行を止めるために今すぐできるセルフケア
- 5.1. 正しい歯磨きとデンタルフロスの活用法
- 5.2. 進行を抑えるおすすめの歯磨き粉・洗口剤
- 5.3. 食生活と虫歯予防(糖のコントロール)
- 5.4. 唾液の分泌を増やす方法
- 5.5. まとめ
- 6. 5. 虫歯進行止めの治療法の選び方
- 6.1. 歯医者で受けられる進行止め治療
- 6.1.1. ① フッ素塗布(初期虫歯に有効)
- 6.1.2. ② シーラント(子供の奥歯に有効)
- 6.1.3. ③ サホライド(フッ化ジアミン銀)
- 6.1.4. ④ コンポジットレジン充填(C1~C2の虫歯)
- 6.1.5. ⑤ 根管治療(C3以上の進行した虫歯)
- 6.2. 市販の虫歯進行止め薬は効果がある?
- 6.3. 小児の虫歯に使われる進行止め薬(サホライド・ナノシール)
- 6.3.1. ① サホライド(フッ化ジアミン銀)
- 6.3.2. ② ナノシール
- 6.4. まとめ
- 6.5. 🔹 歯医者での進行止め治療
- 6.6. 🔹 市販の進行止め薬の効果
- 6.7. 🔹 小児の進行止め薬
- 7. 6. 子供の虫歯進行を止める方法
- 7.1. 乳歯の虫歯は進行が早い理由
- 7.2. 小児歯科でできる進行止めの処置
- 7.2.1. ① フッ素塗布(虫歯予防・初期虫歯に有効)
- 7.2.2. ② サホライド(フッ化ジアミン銀)
- 7.2.3. ③ ナノシール(歯を黒くしない進行止め薬)
- 7.2.4. ④ シーラント(奥歯の溝を保護)
- 7.2.5. ⑤ コンポジットレジン充填(小さな虫歯の治療)
- 7.3. フッ素とシーラントの効果的な使い方
- 7.4. まとめ
- 8. 7. 大人の虫歯進行を止める方法
- 8.1. 詰め物・被せ物の適切な選び方
- 8.1.1. 🦷 1. 詰め物(インレー)
- 8.1.2. 🦷 2. 被せ物(クラウン)
- 8.2. 歯周病と虫歯の関係
- 8.2.1. 🦷 1. 歯周病が原因で虫歯が進行しやすくなる理由
- 8.3. 定期検診とメンテナンスの重要性
- 8.3.1. 🦷 1. 定期検診の頻度
- 8.3.2. 🦷 2. 定期検診でできること
- 8.4. まとめ
- 9. 8. 虫歯の進行を止めるためにやってはいけないNG習慣
- 9.1. 🚨 1. 虫歯を放置してしまうとどうなる?
- 9.2. 🚨 2. 効果がないセルフケア方法
- 9.2.1. ❌ ① 市販の虫歯進行止め薬だけに頼る
- 9.2.2. ❌ ② 「痛くないから大丈夫」と思って放置
- 9.2.3. ❌ ③ 「歯が痛いから」と片側の歯ばかり使う
- 9.2.4. ❌ ④ フッ素をしっかり取るために「うがいをしっかりする」
- 9.3. 🚨 3. 過剰な歯磨きのリスク
- 9.3.1. ❌ ① 力を入れすぎて歯を傷つける
- 9.3.2. ❌ ② 1日に何度も磨きすぎる
- 9.3.3. ❌ ③ 研磨剤が多い歯磨き粉を毎日使う
- 9.4. まとめ
- 10. 9. まとめ|早期発見と適切な対策で虫歯を防ごう
- 10.1. 🦷 進行を防ぐために今すぐできること
- 10.2. 🏥 歯科医院での定期検診のすすめ
- 10.2.1. ✅ 定期検診でできること
- 10.3. 🌿 虫歯にならないためのライフスタイル改善
- 10.4. 🎯 まとめ
- 11. 江戸川区篠崎で虫歯の進行を止めるなら当院へ!
- 12. 【動画】子供の虫歯の見分け方
- 13. 筆者・院長
【動画 38秒】もう進行させない!虫歯の進行止め治療とセルフケアのすべて
1. 虫歯の進行を止めることは可能?
虫歯は自然に治るのか?
虫歯は一度できると基本的には自然治癒しません。しかし、**ごく初期の虫歯(C0)**であれば、適切なケアをすることで進行を止め、再石灰化を促すことが可能です。具体的には、フッ素を活用した歯磨きや、糖分を控える食生活が効果的です。
ただし、進行して**エナメル質に穴が開いてしまった(C1以降)**場合は、再石灰化では修復できず、歯科治療が必要になります。

初期虫歯と進行虫歯の違い
虫歯は進行度に応じて以下のように分類されます。
進行段階 | 特徴 | 進行を止める方法 |
---|---|---|
C0(初期虫歯) | 表面が白濁するが穴は開いていない | フッ素塗布、適切な歯磨き、糖質制限 |
C1(エナメル質の虫歯) | エナメル質に小さな穴が開くが痛みはない | 進行止めの薬(サホライドなど)、経過観察 |
C2(象牙質の虫歯) | 冷たいものがしみる、痛みが出ることも | 早めの治療が必要(詰め物など) |
C3(神経まで達した虫歯) | 強い痛みがあり、放置すると神経が死ぬ | 根管治療が必要 |
C4(歯の根まで進行) | 歯の大部分が崩壊し、膿がたまることも | 抜歯が必要になる可能性が高い |
進行を止められる段階と止められない段階


- 止められる段階(C0・C1)
- C0は、フッ素や正しい歯磨きで進行を防げます。
- C1は、**進行止めの薬(サホライドなど)**を使いながら経過観察が可能です。
- 止められない段階(C2以降)
- C2以上になると、虫歯の進行は止められず、治療が必要になります。
- C3・C4では、放置するとさらに悪化し、歯を失うリスクが高まります。
早期発見と適切なケアが、虫歯の進行を止めるために最も重要です!
2. 虫歯が進行するメカニズム
虫歯は、細菌(ミュータンス菌など)が糖を分解して酸を生み出し、その酸によって歯のエナメル質が溶けることで進行します。口内環境や生活習慣によって進行速度が変わるため、正しいケアが必要です。
虫歯ができる原因
虫歯の主な原因は、以下の3つの要素が組み合わさることです。

① 虫歯菌(ミュータンス菌やラクトバチラス菌など)
- 口腔内の細菌が糖を分解し、酸を産生して歯を溶かします。
- 歯垢(プラーク)に含まれる細菌が増殖することで虫歯のリスクが高まります。
② 糖分(酸を作る材料)
- 糖を摂取すると、細菌が酸を大量に作り出します。
- お菓子やジュース、パン、炭水化物の多い食事が虫歯のリスクを上げる。
③ 時間(酸にさらされる時間)
- 飲食の回数が多いほど、歯が酸にさらされる時間が長くなり、虫歯のリスクが高まる。
- 口の中が常に酸性になっていると、歯の再石灰化(修復)が間に合わず、虫歯が進行してしまう。
進行を早める生活習慣
以下の生活習慣は、虫歯の進行を早める原因になります。
🚨 1. 間食の頻度が多い
- お菓子やジュースをダラダラ食べ続けると、口の中が酸性になりやすく、再石灰化が追いつかない。
🚨 2. 歯磨きが不十分
- プラークが残ると細菌が増殖し、虫歯が進行しやすくなる。
- 特に寝る前の歯磨きが重要!(就寝中は唾液の分泌が減るため、虫歯が進行しやすい)
🚨 3. 口呼吸をしている
- 口が乾燥すると、唾液の働きが低下し、虫歯が進行しやすくなる。
🚨 4. 酸性の飲食物を頻繁に摂る
- 炭酸飲料・柑橘類・スポーツドリンクなどを頻繁に摂ると、歯が溶けやすくなる。
🚨 5. ストレスや生活習慣の乱れ
- ストレスが多いと唾液の分泌が減り、虫歯の進行が加速する。
- 不規則な生活や栄養バランスの乱れも口内環境に悪影響を与える。
進行を遅らせるためのポイント
虫歯の進行を遅らせるには、以下の方法が効果的です。
✅ 1. フッ素を活用する
- フッ素入り歯磨き粉を使うことで、歯の再石灰化を促進し、エナメル質を強化できる。
- フッ素洗口(うがい)も有効。
✅ 2. 正しい歯磨き&デンタルフロス
- 歯ブラシだけでは60%しか汚れが取れないため、フロスや歯間ブラシを使う。
- 就寝前の歯磨きを徹底する。
✅ 3. 食事の間隔を空ける
- 飲食後は最低でも2時間以上空けると、唾液による再石灰化が促進される。
- ダラダラ食べる習慣をなくすことで、虫歯の進行を遅らせる。
✅ 4. 唾液の分泌を増やす
- よく噛んで食べる(キシリトールガムが効果的)
- 水分をしっかり摂る
- 口呼吸をやめ、鼻呼吸を意識する
✅ 5. 定期的に歯科検診を受ける
- 3~6ヶ月ごとの歯科検診で早期発見・早期治療を行う。
- **専門的なクリーニング(PMTC)・エアフロー**で歯石やバイオフィルムを除去。
まとめ
虫歯は、**「細菌」「糖」「時間」**の3要素がそろうと進行が加速します。間食を減らし、フッ素を活用しながら、正しいセルフケアと定期検診を行うことで、虫歯の進行を遅らせることが可能です。特に、食生活の改善と歯磨き習慣の見直しが、虫歯の進行を止めるために最も重要なポイントです!
3. 虫歯の進行段階別の治療法
虫歯の進行度によって、適切な治療方法が異なります。C0の段階ならセルフケアで進行を防げますが、C1以降は専門的な処置が必要になります。
C0(初期虫歯):フッ素とセルフケアで進行を防ぐ
自宅でできるケア方法
初期虫歯(C0)は、穴が開いていない状態のため、適切なケアを行えば進行を止めることができます。
✅ フッ素入り歯磨き粉を使用する
- フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉が推奨される(子供は500~1000ppm)。
- すすぎすぎず、歯にフッ素を残すのがポイント。
✅ デンタルフロス・歯間ブラシの活用
- 歯ブラシだけでは取り切れない汚れを除去し、虫歯の進行を防ぐ。
✅ 糖分の摂取を減らす
- 甘い飲み物や間食を控えることで、酸の発生を防ぐ。
✅ 唾液の分泌を促す
- よく噛む(キシリトールガムが効果的)。
- 水をこまめに飲む。
フッ素塗布の効果と活用法
フッ素には歯の再石灰化を促す働きがあり、初期虫歯の進行を止めるのに効果的です。
✅ 歯科医院でのフッ素塗布
- 高濃度フッ素(9000ppm以上)を塗布し、エナメル質を強化。
- 3~6ヶ月ごとの定期的な塗布が推奨される。
✅ フッ素洗口剤の使用
- 毎日のフッ素うがいで歯をコーティングし、虫歯を予防。
✅ フッ素配合ジェルの活用
- 歯磨き後にフッ素ジェルを塗布すると、効果が長持ちする。
C1~C2(中程度の虫歯):進行止めの薬と最小限の治療
C1(エナメル質の虫歯)やC2(象牙質の虫歯)は、適切な処置を行えば進行を遅らせることが可能です。

サホライドの効果と副作用
**サホライド(フッ化ジアミン銀)**は、虫歯の進行を止める薬で、特に小児歯科でよく使用されます。

✅ サホライドの効果
- 虫歯の表面に塗布することで細菌の繁殖を抑える。
- フッ素の働きでエナメル質を強化し、進行を遅らせる。
⚠️ サホライドの副作用(デメリット)
- 歯が黒く変色するため、前歯には使用しにくい。
- 効果は一時的で、完全に虫歯を治すものではない。
サホライドは主に 「小児の乳歯」「治療が難しい高齢者」 に使われることが多いです。
進行を遅らせるための詰め物
C2まで進行すると、削って詰める処置が必要になります。
✅ コンポジットレジン(白い詰め物)
- 小さい虫歯なら、削る量が少なく済むので歯を温存できる。
- ただし、強度が低いため、大きな虫歯には向かない。
✅ インレー(詰め物)
- 強度が高く、奥歯の虫歯に適している。
- 金属(銀歯)やセラミックが選択肢になる。
C3~C4(重度の虫歯):歯を残すための治療
C3(歯の神経まで達した虫歯)やC4(歯の根まで侵された虫歯)は、放置すると歯を失うリスクが高まります。

根管治療で歯を残せるか?
C3の虫歯では、**根管治療(歯の神経を取る治療)**が必要になります。
✅ 根管治療の流れ
1. 虫歯が進行した歯の神経を除去する。
2. 根の中を洗浄・消毒し、薬を詰める。
3. 被せ物(クラウン)を装着して歯を補強する。
メリット
✔ 歯を抜かずに残せる。
✔ 適切なケアをすれば長期間持つ。
デメリット
❌ 神経がないため、歯がもろくなりやすい。
❌ 治療期間が長くなることがある。
抜歯が必要なケースと判断基準
C4まで進行し、歯の大部分が崩壊している場合は、抜歯が検討されます。

🛑 抜歯が必要なケース
- 歯の根が割れている(歯根破折)。
- 膿がたまり、治療しても改善しない(根尖性歯周炎)。
- 虫歯が歯茎の下まで進行し、保存が困難。
🦷 抜歯後の治療法
治療法 | 特徴 |
---|---|
ブリッジ | 両隣の歯を削って人工歯を装着する。 |
入れ歯(部分入れ歯) | 取り外し可能だが、異物感がある。 |
インプラント | 人工歯根を埋め込んで歯を再建。自然な噛み心地。 |
抜歯を避けるためには、早期発見と適切な治療が重要です!
まとめ
虫歯は進行段階によって治療法が異なります。
- C0・C1:フッ素やセルフケアで進行を防ぐ。
- C2:進行止めの薬や詰め物で対応。
- C3・C4:根管治療や抜歯が必要になることも。
早期発見・早期治療を心がけ、進行を防ぐことが最も大切です!
4. 虫歯の進行を止めるために今すぐできるセルフケア
虫歯の進行を防ぐためには、毎日のセルフケアが欠かせません。正しい歯磨きや食生活の見直しを行うことで、虫歯の進行を抑えることができます。
正しい歯磨きとデンタルフロスの活用法
🪥 1. 正しい歯磨き方法
- 1日2回以上、特に寝る前の歯磨きを徹底!
- 歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に当てる(45度の角度)
- 小刻みに動かして磨く(ゴシゴシ強く磨かない)
- 1回の歯磨きは2〜3分を目安に
- 歯ブラシは1ヶ月に1回交換する
🦷 2. デンタルフロス・歯間ブラシの活用
- 歯ブラシだけでは約60%しか汚れを落とせない
- デンタルフロスは1日1回、特に寝る前に使う
- 歯間ブラシは歯の隙間が広い人向け
- フロスを歯ぐきの奥まで滑らせてこするように動かす
📌 ポイント
フロスを使うと虫歯・歯周病のリスクを40%以上減らせると言われています。
進行を抑えるおすすめの歯磨き粉・洗口剤
🦷 1. フッ素配合の歯磨き粉(進行を抑える) フッ素には、歯の再石灰化を促す働きがあり、虫歯の進行を防ぐ効果があります。
✅ おすすめのフッ素濃度
- 大人・中学生以上:1450ppm
- 6歳~12歳:1000ppm
- 6歳未満:500ppm
🚨 ポイント
- フッ素の効果を高めるために、歯磨き後のうがいは最小限(1回)
- フッ素配合のジェルを仕上げに塗布するのもおすすめ
🧴 2. 洗口剤(うがい薬)の活用 洗口剤を使うことで、口内の細菌を減らし、虫歯の進行を抑えることができます。
✅ おすすめの成分
- フッ素(再石灰化を促進)
- クロルヘキシジン(殺菌効果が高い)
- CPC(塩化セチルピリジニウム)(歯垢の形成を防ぐ)
🚨 注意点
- アルコール入りの洗口剤は刺激が強いため、子供や口が乾燥しやすい人はノンアルコールを選ぶ
- 洗口剤だけで虫歯は防げない! 必ず歯磨きと併用すること
食生活と虫歯予防(糖のコントロール)
虫歯の進行を防ぐためには、**「糖の摂取量」×「摂取回数」**を減らすことが重要です。
🍭 1. 虫歯を進行させる食べ物
- 砂糖が多いお菓子・ジュース
- キャラメル・飴・グミ(歯にくっつきやすい)
- パン・クラッカー(でんぷんが糖に変わる)
- スポーツドリンク・エナジードリンク(酸性が強く、歯を溶かす)
✅ 2. 虫歯を防ぐ食べ物
- チーズ・ヨーグルト(カルシウムが歯を強化)
- ナッツ・野菜(咀嚼回数が増え、唾液の分泌を促す)
- お茶・水(口の中を洗い流す効果)
🚨 3. 食事の間隔を空ける
- 「ダラダラ食べ」は絶対NG!
- 食後は水やお茶で口をすすぐと酸の影響を減らせる
- キシリトールガムを噛むと虫歯予防に効果的
唾液の分泌を増やす方法
唾液には歯の再石灰化を助ける働きがあり、虫歯の進行を抑えるのに重要な役割を果たします。
💧 1. よく噛む習慣をつける
- **噛みごたえのある食材(ナッツ、野菜、玄米)**を食べる
- ガムを噛む(キシリトール入りがおすすめ)
- 飲み物はストローを使わずに飲む
💧 2. 水分をしっかり摂る
- 脱水状態になると唾液が減る
- 口が乾燥しやすい人は、こまめに水を飲む
💧 3. 口呼吸を改善する
- 口呼吸をすると口の中が乾燥し、細菌が増えやすくなる
- 鼻呼吸を意識し、寝るときは口テープを使うのも効果的
💧 4. 唾液腺マッサージ 唾液を増やすために、耳の下・顎の下を優しくマッサージすると分泌が促進されます。
まとめ
虫歯の進行を止めるためには、セルフケアの徹底が不可欠!
✅ フッ素入り歯磨き粉を使い、正しい歯磨きを実践する
✅ デンタルフロスで歯間の汚れをしっかり除去
✅ 糖分の摂取を減らし、間食の回数をコントロール
✅ 唾液の分泌を促して口内環境を整える
✅ 洗口剤を活用し、虫歯菌の増殖を防ぐ
日々のケアを徹底することで、虫歯の進行を抑え、健康な歯を維持しましょう!
5. 虫歯進行止めの治療法の選び方
虫歯の進行を止める方法には、歯科医院で受けられる治療と、市販の薬を使う方法があります。どの方法が最適かは、虫歯の進行度・年齢・生活習慣によって異なります。
歯医者で受けられる進行止め治療
歯科医院では、以下の方法で虫歯の進行を防ぐことができます。
① フッ素塗布(初期虫歯に有効)
- フッ素濃度9000ppm以上の高濃度フッ素を歯に塗布。
- エナメル質を強化し、再石灰化を促進。
- 3~6ヶ月ごとの定期的な塗布が推奨される。
② シーラント(子供の奥歯に有効)

- 奥歯の溝をプラスチックで埋めて、汚れが溜まりにくくする処置。
- 6~12歳の生えたばかりの永久歯に適用されることが多い。
③ サホライド(フッ化ジアミン銀)
- 乳歯や高齢者の虫歯に多く使用される。
- 虫歯の部分を黒く変色させることで進行を防ぐ。
- 前歯など見た目を気にする部分には向かない。
④ コンポジットレジン充填(C1~C2の虫歯)
- 虫歯を最小限削り、**歯科用プラスチック(レジン)**で埋める。
- 進行が遅いC1程度なら、最小限の治療で対応可能。
⑤ 根管治療(C3以上の進行した虫歯)
- 虫歯が神経に達した場合に、神経を除去して消毒し、薬を詰める処置。
- 進行を止めつつ、歯を残せる可能性がある。
市販の虫歯進行止め薬は効果がある?
市販の虫歯進行止め薬には、フッ素や殺菌成分が含まれていますが、C1以上に進行した虫歯を完全に治すことはできません。しかし、適切に使用すれば、初期虫歯(C0)の進行を防ぐことは可能です。
✅ 市販の進行止め薬の種類と効果
種類 | 代表的な成分 | 期待できる効果 |
---|---|---|
フッ素配合ジェル | フッ化ナトリウム | 再石灰化を促進し、エナメル質を強化 |
殺菌成分入り歯磨き粉 | クロルヘキシジン、CPC | 虫歯菌の増殖を抑える |
歯科用ミネラルジェル | ハイドロキシアパタイト | 歯の表面を修復し、細かい傷を埋める |
🚨 注意点
- C2以上に進行した虫歯には効果なし → 早めに歯科医院を受診すべき。
- 使いすぎると歯石がつきやすくなるため、適量を守る。
- 歯磨き後のフッ素ジェルの塗布が最も効果的。
小児の虫歯に使われる進行止め薬(サホライド・ナノシール)
子供の虫歯は進行が早いため、進行を抑えるための専用薬が使われることがあります。
① サホライド(フッ化ジアミン銀)
- 小児の乳歯の虫歯に多く使用される。
- 歯を削らずに進行を抑えられる。
- 強い殺菌作用があり、虫歯の表面を硬くして進行を止める。
⚠️ デメリット
- 塗った部分が黒く変色するため、前歯には不向き。
- 効果は一時的であり、根本的な治療ではない。
② ナノシール
- サホライドと違い、歯の色が黒くならないため、審美的に優れている。
- フッ素を歯の内部まで浸透させ、再石灰化を促す。
- 比較的新しい技術のため、取り扱っている歯科医院が限られる。
🚨 サホライド・ナノシールの注意点
- 進行を抑えることはできるが、完全に虫歯が治るわけではない。
- 定期的な検診と、適切なセルフケアが必須。
まとめ
🔹 歯医者での進行止め治療
✅ フッ素塗布(初期虫歯向け)
✅ サホライド(進行を抑えるが、歯が黒くなる)
✅ ナノシール(黒くならず、歯を強化)
✅ コンポジットレジン充填(C1~C2の治療)
✅ 根管治療(C3以上の治療)
🔹 市販の進行止め薬の効果
✅ 初期虫歯(C0)には有効だが、C1以上の進行には効果が限定的
✅ フッ素配合ジェルやミネラルジェルで再石灰化を促す
✅ 歯科医院での治療と併用するのがベスト
🔹 小児の進行止め薬
✅ サホライド(進行を止めるが、黒くなる)
✅ ナノシール(黒くならないが、対応医院が限られる)
虫歯が進行する前に、適切な進行止め治療を選び、定期的なケアを続けましょう!
6. 子供の虫歯進行を止める方法
子供の虫歯は進行が早いため、早期発見・早期治療が重要です!
適切なケアを行うことで、虫歯の進行を抑え、健康な歯を守ることができます。
乳歯の虫歯は進行が早い理由
乳歯の虫歯は、大人の歯(永久歯)に比べて進行が早く、重症化しやすい特徴があります。
🦷 1. 乳歯はエナメル質と象牙質が薄い
- 乳歯のエナメル質は永久歯の約半分の厚さしかないため、虫歯がすぐに象牙質まで進行する。
🦷 2. 歯の質が弱い
- 乳歯は再石灰化の力が弱いため、虫歯ができると進行を止めにくい。
🦷 3. 口腔ケアが不十分になりがち
- 仕上げ磨きが適切にできていないと、磨き残しが多くなり、虫歯が発生しやすい。
- ジュースやお菓子をダラダラ食べる習慣があると、虫歯のリスクが高まる。
🦷 4. 乳歯の虫歯が永久歯にも影響する
- 乳歯の虫歯を放置すると、永久歯が正しく生えないリスクがある。
- 重度の虫歯があると、将来的に歯並びや噛み合わせが悪くなることも。
小児歯科でできる進行止めの処置
子供の虫歯の進行を防ぐために、歯科医院では以下の治療が行われます。
① フッ素塗布(虫歯予防・初期虫歯に有効)
✅ 高濃度フッ素(9000ppm以上)を歯に塗布し、歯質を強化
✅ 再石灰化を促進し、初期虫歯(C0)の進行を抑える
✅ 3~6ヶ月ごとの定期的な塗布が効果的
② サホライド(フッ化ジアミン銀)
✅ 虫歯部分に塗ることで細菌の繁殖を抑え、進行を止める
✅ 歯を削らずに済むため、小さい子供に適している
✅ デメリット:塗布した部分が黒くなる(前歯には不向き)
③ ナノシール(歯を黒くしない進行止め薬)
✅ サホライドと同じ進行止め効果があり、黒くならないのが特徴
✅ 乳歯の虫歯に適用されるが、対応医院が少ない
④ シーラント(奥歯の溝を保護)
✅ 6歳臼歯(第一大臼歯)など、虫歯になりやすい歯の溝をコーティング
✅ 歯の溝に汚れが入りにくくなり、虫歯のリスクを大幅に減らせる
✅ 一度の処置で3~5年ほど効果が持続する
⑤ コンポジットレジン充填(小さな虫歯の治療)
✅ C1~C2の虫歯に対し、歯を最小限削って白い詰め物(レジン)で埋める
✅ 歯の色に近いので、見た目が気にならない
フッ素とシーラントの効果的な使い方
子供の歯を守るためには、フッ素とシーラントを適切に活用することが重要です。
🦷 フッ素の効果的な使い方 ✅ 自宅でのフッ素ケア
- フッ素濃度1000ppmの歯磨き粉を使用(6歳以上は1450ppm推奨)
- 歯磨き後のすすぎは最小限(フッ素を口の中に残すため)
- フッ素ジェルを寝る前に塗ると効果がアップ
✅ 歯科医院でのフッ素塗布
- 3~6ヶ月ごとの定期的なフッ素塗布が有効
- **高濃度フッ素(9000ppm以上)**を塗布し、歯質を強化
🦷 シーラントの効果的な使い方 ✅ 対象となる歯
- 6歳臼歯(第一大臼歯)や乳歯の奥歯が特に有効
- 生えて間もない歯は虫歯になりやすいため、早めの処置が効果的
✅ 定期的なメンテナンスが必要
- シーラントは経年劣化するため、定期的に歯科医院で確認
- 剥がれた場合は再度塗布が可能
まとめ
✅ 乳歯の虫歯は進行が早く、永久歯にも影響を及ぼすため、早めの対策が必要
✅ 歯科医院での進行止め治療(サホライド・ナノシール・フッ素塗布)が効果的
✅ フッ素を活用し、自宅でのセルフケアを徹底する
✅ シーラントで奥歯の虫歯リスクを減らす
子供の虫歯は予防が最も重要! 早めの対策で健康な歯を守りましょう!
7. 大人の虫歯進行を止める方法
大人の虫歯は進行が遅いものの、放置すると重症化しやすく、最悪の場合は抜歯が必要になることもあります。適切な治療とメンテナンスを行い、虫歯の進行を防ぎましょう。
詰め物・被せ物の適切な選び方
虫歯の治療後は、詰め物や被せ物を適切に選ぶことが重要です。選択肢によって、耐久性や見た目、費用が異なります。
🦷 1. 詰め物(インレー)

適用範囲:C1~C2の虫歯
- コンポジットレジン(白い樹脂)
- 【メリット】歯を削る量が少なく、見た目が自然
- 【デメリット】強度が低く、奥歯には不向き
- 【適用部位】前歯・小臼歯
- セラミックインレー
- 【メリット】見た目が美しく、変色しにくい
- 【デメリット】強い力がかかると割れることがある
- 【適用部位】前歯・小臼歯・大臼歯
- 金属インレー(銀歯)
- 【メリット】耐久性が高く、強度に優れる
- 【デメリット】金属アレルギーのリスク、見た目が目立つ
- 【適用部位】大臼歯(奥歯)
🦷 2. 被せ物(クラウン)
適用範囲:C3~C4の虫歯(神経治療後や大きな虫歯)

- オールセラミッククラウン
- 【メリット】見た目が美しく、金属アレルギーの心配がない
- 【デメリット】保険適用外のため高額
- ハイブリッドセラミッククラウン
- 【メリット】セラミックより安価で、適度な強度がある
- 【デメリット】経年劣化で変色することがある
- メタルボンドクラウン
- 【メリット】内側が金属で強度が高く、前歯にも適用可能
- 【デメリット】金属部分が歯茎と接することで、黒ずみのリスクあり
- 金属クラウン(銀歯)
- 【メリット】強度が高く、長持ちする
- 【デメリット】見た目が目立つ、金属アレルギーの可能性
📌 選び方のポイント
- 前歯や見た目を気にする場合は「セラミック系」がおすすめ
- 奥歯で強度を重視する場合は「金属系」が選択肢になる
- コストを抑えたい場合は、保険適用のレジンや銀歯も選択肢
歯周病と虫歯の関係
大人の虫歯の多くは、歯周病と深い関係があります。歯周病が進行すると、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)が広がり、虫歯菌が入り込みやすくなるため、虫歯リスクが上昇します。

🦷 1. 歯周病が原因で虫歯が進行しやすくなる理由
✅ 歯茎が下がり、歯の根元が露出する
- 歯の根元(象牙質)はエナメル質よりも柔らかく、虫歯になりやすい
- 加齢とともに「根面う蝕(根元の虫歯)」が増える
✅ 歯周ポケット内で虫歯菌が繁殖しやすくなる
- 歯周病が進行すると歯と歯茎の隙間にプラークが溜まりやすくなる
- 虫歯菌の温床になり、進行が早まる
✅ 唾液の分泌が減少する
- 歯周病があると、炎症により唾液の分泌量が減少
- 唾液の働き(再石灰化・抗菌作用)が低下し、虫歯が進行しやすくなる
📌 予防策
- 歯周病対策を徹底する(歯間ブラシ・フロスを活用)
- 定期的に歯石を除去する
- 根元の歯が虫歯になりやすいため、フッ素を積極的に活用
定期検診とメンテナンスの重要性
大人の虫歯は自覚症状がないまま進行することが多いため、定期的な歯科検診が必須です。

🦷 1. 定期検診の頻度
✅ 3~6ヶ月ごとの定期検診が推奨される
✅ 虫歯ができやすい人は3ヶ月ごとが理想
🦷 2. 定期検診でできること
✅ 虫歯の早期発見・治療
- レントゲンや口腔内チェックで見えない虫歯を発見
- 進行前に適切な治療を受けられる
✅ 歯石除去・クリーニング
- 歯石が溜まると、虫歯・歯周病のリスクが大幅に増加
- **プロによるクリーニング(PMTC)**で歯を守る
✅ フッ素塗布
- フッ素を塗布することで虫歯の進行を防ぎ、歯の再石灰化を促す
✅ 詰め物・被せ物のチェック
- 詰め物や被せ物が劣化すると、隙間から虫歯が再発することがある
- しっかりチェックし、必要なら交換する
まとめ
✅ 大人の虫歯は放置すると重症化しやすい!
✅ 詰め物・被せ物は、部位や目的に応じて適切に選ぶ
✅ 歯周病があると、虫歯リスクが上がるため、歯周病ケアが重要
✅ 定期検診とクリーニングを受けることで、虫歯の進行を防げる
🦷 「痛くなってからでは遅い!」
定期的なメンテナンスと予防ケアを続けて、虫歯の進行を防ぎましょう!
8. 虫歯の進行を止めるためにやってはいけないNG習慣
虫歯の進行を防ぐためには、正しいケアを行うことが重要ですが、間違った習慣やケア方法ではかえって虫歯を悪化させてしまうことがあります。ここでは、虫歯の進行を止めるために絶対に避けるべきNG習慣を解説します。
🚨 1. 虫歯を放置してしまうとどうなる?
「痛くないから放っておいて大丈夫」と思っていませんか?
虫歯を放置すると、確実に進行し、最終的には歯を失うリスクが高まります。
🔻 虫歯の進行と放置した場合のリスク
進行度 | 症状 | 放置すると… |
---|---|---|
C0(初期虫歯) | 白濁するが痛みなし | フッ素で進行を防げるが、放置するとC1に進行 |
C1(エナメル質の虫歯) | 小さな穴が開くが痛みなし | 徐々にC2に進行し、しみる症状が出る |
C2(象牙質の虫歯) | 冷たいものがしみる | 放置すると神経(C3)まで達し、強い痛みが出る |
C3(神経まで達した虫歯) | 激しい痛み・歯が欠ける | 根管治療が必要。放置すると歯の根が膿む(C4) |
C4(歯根まで進行) | 神経が死に、痛みが消える | 膿が溜まり、最悪の場合、抜歯が必要に |
🚨 放置すると歯を失うだけでなく、全身の健康にも影響
- 虫歯が歯の根に膿を作ると、細菌が血管を通じて全身に広がる可能性がある。
- 糖尿病や心疾患のリスクを高めることも報告されている。
- 妊婦の場合、早産や低体重児出産のリスクが増加する。
📌 「痛みがなくなった」は危険信号! 虫歯が神経まで進行すると、神経が死んで一時的に痛みが消えることがある。しかし、その後、膿が溜まり、激痛や腫れが発生することがあるため、必ず早めに治療を受けることが重要。
🚨 2. 効果がないセルフケア方法
「虫歯を治したい」と思っているのに、間違ったケアを続けていると、逆に進行を早める原因になります。
❌ ① 市販の虫歯進行止め薬だけに頼る
- フッ素入りの歯磨き粉やジェルは、初期虫歯(C0)の進行を防ぐことはできるが、すでに進行した虫歯(C1以上)は治せない。
- 「市販の塗り薬を使えば大丈夫」と安心せず、定期的な歯科検診を受けることが大切。
❌ ② 「痛くないから大丈夫」と思って放置
- 虫歯は痛みがなくても進行していることが多い。
- 特にC2以降の虫歯は、進行スピードが早くなるので、早めの処置が必要。
❌ ③ 「歯が痛いから」と片側の歯ばかり使う
- 片側の歯でばかり噛むと、反対側の歯が汚れやすくなり、虫歯が悪化する。
- 噛み合わせのバランスが崩れ、歯並びや顎関節症の原因にもなる。
❌ ④ フッ素をしっかり取るために「うがいをしっかりする」
- フッ素は歯に残すことで効果を発揮するため、歯磨き後のうがいは1回でOK。
- うがいをしすぎると、フッ素の効果が弱まる。
🚨 3. 過剰な歯磨きのリスク
「虫歯を防ぐために、強く磨いたほうがいい」と思っていませんか?
実は、過剰な歯磨きは逆効果になることもあります。
❌ ① 力を入れすぎて歯を傷つける
- 強く磨くと、歯のエナメル質が削れてしまい、逆に虫歯になりやすくなる。
- 特に歯の根元(象牙質)が露出すると、知覚過敏や根面う蝕の原因になる。
✅ 適切な歯磨きのポイント
- 力を入れず、軽い力(鉛筆を持つように)で磨く
- 1本ずつ、丁寧に磨く(ゴシゴシ磨かない)
- 歯ブラシは1ヶ月に1回交換する
❌ ② 1日に何度も磨きすぎる
- 1日に5回以上の歯磨きは逆効果。
- エナメル質が削れてしまい、虫歯のリスクが上がる。
✅ 理想的な歯磨き回数
- 1日3~4回(特に寝る前が重要)
- 食後すぐではなく、30分後に磨く(酸で柔らかくなった歯を傷つけないため)
❌ ③ 研磨剤が多い歯磨き粉を毎日使う
- 研磨剤が多い歯磨き粉(ホワイトニング系)は、歯の表面を削るリスクがある。
- 毎日使うとエナメル質が薄くなり、虫歯や知覚過敏の原因になる。
✅ 歯磨き粉の選び方
- フッ素配合(1000~1450ppm)の歯磨き粉を使う
- 研磨剤が少ないタイプを選ぶ(知覚過敏用の歯磨き粉もおすすめ)
まとめ
✅ 虫歯を放置すると確実に進行し、最悪の場合は抜歯が必要になる
✅ 市販の進行止め薬だけでは進行を止められない(歯科検診が必須)
✅ 過剰な歯磨きは逆効果(強く磨きすぎると歯が傷つく)
✅ フッ素を活用し、正しいセルフケアを徹底することが重要!
「まだ大丈夫」と思わず、早めの対策で歯を守りましょう!
9. まとめ|早期発見と適切な対策で虫歯を防ごう
虫歯の進行を止めるためには、早期発見・適切な治療・セルフケアの継続が何よりも重要です。
「痛くないから大丈夫」と放置すると、確実に悪化し、最終的には抜歯が必要になることもあります。
ここでは、虫歯を防ぐために今すぐできることをまとめます。
🦷 進行を防ぐために今すぐできること
「虫歯になってしまった…」と不安に思う方も、今からでも進行を遅らせる対策ができます。
✅ ① フッ素を活用して再石灰化を促す
- フッ素濃度1000~1450ppmの歯磨き粉を使用
- 歯科医院での高濃度フッ素塗布を受ける
- フッ素洗口剤を活用する(特に就寝前がおすすめ)
✅ ② 正しい歯磨きを徹底する
- 歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持ち、小刻みに動かす
- 歯磨き後のうがいは1回だけにする(フッ素を口の中に残す)
- デンタルフロスや歯間ブラシを毎日使用する
✅ ③ 糖分の摂取をコントロール
- 間食の回数を減らし、ダラダラ食べをやめる
- お菓子やジュースの代わりに、ナッツやチーズを取り入れる
- 食後は水やお茶で口の中をすすぐ
✅ ④ 唾液の分泌を促して口内環境を整える
- よく噛んで食べる(キシリトールガムが効果的)
- 口呼吸をやめ、鼻呼吸を意識する
- 水分をしっかり摂取する
✅ ⑤ 虫歯があれば早めに歯科医院を受診
- 市販の虫歯進行止め薬だけでは進行を止められない
- C1以上の虫歯は治療しないと確実に悪化する
🏥 歯科医院での定期検診のすすめ
「痛くなってから歯医者に行く」のではなく、「虫歯を作らないために歯医者に行く」ことが大切です。
3~6ヶ月ごとの定期検診を受けることで、虫歯の早期発見・進行予防が可能になります。
✅ 定期検診でできること
🔹 虫歯の早期発見・治療(レントゲンや視診で見つける)
🔹 歯石やプラークの除去(PMTC) → 虫歯・歯周病の予防
🔹 高濃度フッ素塗布で歯を強化
🔹 詰め物・被せ物のチェック(劣化や隙間の確認)
🚨 定期検診を受けていないと…
- 虫歯が進行してから気づき、治療が大がかりになる
- 詰め物や被せ物の隙間から二次虫歯ができる
- 歯周病が進行し、歯を失うリスクが高まる
📌 3~6ヶ月ごとの定期検診が、最も確実な虫歯予防!
🌿 虫歯にならないためのライフスタイル改善
虫歯は生活習慣病の一種とも言われています。
日常の生活を少し見直すだけで、虫歯リスクを大幅に減らすことができます。
✅ ① 食事のとり方を工夫する
- 甘い飲み物・お菓子を控える
- 食事の間隔を空け、口内の再石灰化を促す
- 砂糖の代わりにキシリトール製品を活用する
✅ ② ストレスを減らす
- ストレスが多いと唾液の分泌が減り、虫歯ができやすくなる
- 適度な運動やリラックス時間を作る
✅ ③ しっかり睡眠をとる
- 睡眠不足は免疫力を低下させ、虫歯や歯周病のリスクを上げる
- 寝る前の歯磨きを徹底する(特に重要!)
✅ ④ 口呼吸をやめ、鼻呼吸を意識する
- 口呼吸をすると口内が乾燥し、虫歯菌が繁殖しやすくなる
- 寝るときに口テープを使うのも有効
✅ ⑤ 歯ぎしり・食いしばり対策
- 歯ぎしりがあると歯に細かいヒビが入り、虫歯が進行しやすくなる
- ナイトガード(マウスピース)を歯科医院で作成するのもおすすめ
🎯 まとめ
虫歯の進行を防ぐためには、正しいセルフケア+歯科医院でのメンテナンスが不可欠です。
🔹 進行を防ぐために今すぐできること ✅ フッ素を活用し、正しい歯磨きを徹底
✅ デンタルフロスで歯間ケアを強化
✅ 食生活を見直し、唾液の分泌を促進
🔹 歯科医院での定期検診を受ける ✅ 3~6ヶ月ごとの検診で虫歯の早期発見
✅ プロのクリーニングで歯石・プラークを除去
✅ 高濃度フッ素塗布で歯の強化
🔹 ライフスタイルを改善し、虫歯を予防 ✅ 間食を減らし、ダラダラ食べをやめる
✅ ストレス管理・睡眠の質を上げる
✅ 口呼吸をやめ、鼻呼吸を意識する
📢 「まだ大丈夫」と思わず、今すぐ行動を!
虫歯は予防と早期治療で進行を止められます。日々のケアと定期検診を習慣化し、健康な歯を維持しましょう! 🦷
江戸川区篠崎で虫歯の進行を止めるなら当院へ!

虫歯は放置すると確実に進行し、最悪の場合は抜歯が必要になります。しかし、早期発見と適切な治療を行えば、進行を食い止めることが可能です!当院では、**フッ素塗布・シーラント・サホライド(進行止め薬)**など、患者さまの症状に合わせた治療を提供しています。
特に**「痛みがないから大丈夫」と思っている方は要注意!** 初期虫歯はセルフケアで進行を遅らせることができますが、C2以上の虫歯は適切な処置が必要です。江戸川区篠崎で虫歯の進行を止める歯科医院をお探しの方は、ぜひ当院へご相談ください!
🦷 初期虫歯の進行を止めたい方へ
🔹 定期検診で虫歯の進行をチェック
🔹 痛みがない軽度の虫歯にも対応
🔹 歯を削らずに進行を防ぐ治療も可能!
江戸川区篠崎で「虫歯の進行を止めたい」と思ったら、ぜひ当院へ!
ご予約・ご相談はお気軽にどうぞ!
【動画】子供の虫歯の見分け方
筆者・院長

深沢 一
Hajime FULASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。