目次

ホームホワイトニングジェルをネットで検索すると様々な商品が通販で販売されていて、どれがいいか迷ってしまう人は多いですね。

そこで、海外のホームホワイトニングジェルを通販で個人輸入した商品の注意点などを解説します。

市販ジェルと歯科処方ジェルの違い

ホームホワイトニングジェルには大きく分けて市販ジェル歯科処方ジェルの2種類があります。それぞれの違いを理解し、自分に合ったジェルを選ぶことが重要です。

項目市販ジェル歯科処方ジェル
入手方法Amazon・楽天などの通販、ドラッグストア歯科医院での処方
成分過酸化水素・過酸化尿素は含まれない高濃度の過酸化尿素(10~35%)
効果の即効性徐々に白くなる(数週間~数か月)短期間で効果を実感(2週間~)
安全性低刺激で使いやすい専門的な管理が必要
価格比較的安価(数千円)歯科医院の指導込みで高価(2~5万円)

結論
・手軽に試したいなら市販ジェル
・しっかりと効果を出したいなら歯科処方ジェル

ホームホワイトニングの基本メカニズム

ホームホワイトニングジェルは、主に**過酸化水素(H₂O₂)過酸化尿素(CH₄N₂O₃)**といった漂白成分を使用して、歯の着色を分解します。

① ジェルがエナメル質に浸透 歯の表面(エナメル質)にジェルを塗ると、成分が内部に浸透します。

② 漂白成分が着色物質を分解 過酸化水素や過酸化尿素が歯の内部の色素(タンパク質や有機化合物)を酸化・分解し、歯を白くします。

③ エナメル質の透明度が上がる ホワイトニング後は、エナメル質が透き通り、より明るく白く見えます。

④ 徐々に効果が現れる 歯科処方ジェルなら1~2週間、市販ジェルなら1か月ほどで白さを実感できます。

過酸化尿素の分解プロセス

ホームホワイトニングジェル・過酸化尿素の分解曲線
ホワイトニングジェル・過酸化尿素の分解曲線

過酸化尿素は分解されて過酸化水素を発生

ホームホワイトニングの薬剤として用いる過酸化尿素は、分解されて過酸化水素を発生し、過酸化水素は更に分解して歯の漂白作用を発現します。

過酸化尿素の分解はきわめて遅く、完全に分解されるのに8時間ほど要します。

また、分解の過程においてその濃度は次第に低下し、最後には0となります。

使用時間

グラフの面積からホームホワイトニングを4時間やった場合には、8時間やった場合の3/4の効果が期待出来ます。

また、8時間やった場合の1/2の効果を得たければ、約2時間10分行うとよいことが分かります。

ホワイトニング歯磨き粉との違い

ホームホワイトニングジェル
ホームホワイトニングジェル

ネットでホワイトニングジェルと検索すると様々な商品が販売されています。本来、ホワイトニングジェルとは過酸化尿素が入っていて、歯の内部から白くするものです。

しかし、ネット通販では歯の表面のステイン(汚れ)を除去するだけの目的で販売されている商品も多く見られます。

中には専用の LED ライトを使用するものまでありますが、これらはホワイトニング歯磨き粉に分類されるものです。

高濃度・低濃度の違いとメリット・デメリット

ホームホワイトニングジェルは成分の濃度によって効果や使用感が異なります。特に重要なのは、過酸化尿素(CH₄N₂O₃)、過酸化水素の濃度です。

濃度特徴メリットデメリット
過酸化尿素濃度(10~35%)主に歯科処方ジェル・即効性がある(2週間で効果)
・漂白力が高く、着色汚れをしっかり分解
・刺激が強く、知覚過敏を起こしやすい
・歯科医の指導が必要

ティオンホームプラチナとは?

ティオンホームプラチナ
ティオンホームプラチナ

厚生労働省認可の過酸化尿素濃度10%

ティオンホームを改良したのがティオンホームプラチナです。日本で厚生労働省の認可を受けた製品は、過酸化尿素濃度が10%の4製品しかありません。

このティオンホームプラチナは厚生労働省の認可を受けたもので、他に松風ハイライト10%、オパールエッセンス10%、NITEホワイト・エクセル10%などがあります。

ティオンホームプラチナの特徴

ポイント

 改良ポイント
  • ホワイトニングジェルの有効成分放出スピードを改良。
  • ジェルの性状を水となじみやすく過酸化尿素が唾液・歯面に浸透しやすく改良。
  • ジェルの性状を溶けない・垂れない・良く伸びる様に改良。
  • ジェルの色を白色に…マウスピースからはみ出したジェルをふき取り安い。
 使用法

1日2時間の使用で2週間で終了です。

※ 厚生労働省の認可基準として1日2時間の上限を設けています。

実際の臨床的では知覚過敏などの不快症状が出なければ、時間を長くしても問題ないと考えていますが、法的には2時間が上限なので、患者さん個人の責任で判断実行してください。

満足できるだけの白さに到達しない場合は、期間を延ばしてください。

オパールエッセンスとは?

オパールエッセンス
オパールエッセンス

厚生労働省認可の過酸化尿素濃度10%

Opalescence(オパールエッセンス)は、アメリカのウルトラデント社から発売されているホームホワイトニングジェルです。ホワイトニング後の白さの安定性が良いことが、アメリカにおいて広く普及している理由です。

日本ではジェル濃度10%以外は厚生労働省の認可を受けていないため、歯科医院であっても個人輸入する形で入手する必要があります。

オパールエッセンスの特徴

特徴

 ジェル濃度45%までの5段階

オパールエッセンスのジェルには濃度の違いで、順に10%、15%、20%、35%、45%までの5段階の種類があります。濃度が高い程、短期間でホワイトニング効果は上がりますが、当院では10%のみを使用しています。

濃度10%のみを使用する理由は、15%、20%、35%と濃度が上がるにつれて「凍みる」「歯が浮く」「歯茎に炎症が起きた」といった不快症状が出やすいからです。

最も濃度の高いオパールエッセンス45%は、白人にとっては最も効果が高いと考えても良いでしょうが、試したことはありませんが、殆どの日本人に痛みが起こると考えます。従って、選択肢から外す方が良いでしょう。

オパールエッセンスを通販で購入する場合にジェル濃度10%をお薦めします。

なお、当院では高濃度のジェルを希望の方には追加で販売しています。

厚生労働省に認可された4製品

ホームホワイトニングジェルの認可基準

日本において、厚生労働省により認可されたホームホワイトニングジェルは、ティオンホームプラチナ濃度10%、オパールエッセンス濃度10%、ナイトホワイトエクセル濃度10%、松風ハイライト濃度10%の4製品です。

すべての認可された製品の濃度が10%になっています。これは、ホワイトニング作用のある過酸化尿素の濃度が10%以下であることが認可の条件だからです。

さらに、認可の条件として1日の使用時間を2時間以内と上限を定めています。

デイ・タイプ(過酸化水素)は日本人に向くか?

アメリカではデイ・タイプといって低濃度の過酸化水素を使用して1回30分行うホームホワイトニング剤も発売されています。

過酸化尿素は分解して過酸化水素を発生させますが、そのホワイトニング効果は、例えば、過酸化尿素20%は約6%の過酸化水素に相当します。

ホームホワイトニングの薬剤として過酸化水素を使用したデイ・タイプは、分解速度も速く、知覚過敏の発症リスクもある為、日本人においては過酸化尿素を使用したホームホワイトニング剤の方が適していると言えます。

ジェル濃度の基本

ジェル濃度が高いほど効果は高い

ホームホワイトニングの結果を左右するのは過酸化尿素の濃度と作用時間で決定されます。

当医院がジェル濃度10%のみを使用する理由

臨床では厚生労働省の認可がされてないオパールエッセンスの15%以上のもの(20%や35%、45%)などが使われることがあります。最初は、10%、そして凍みなければ次の濃度の15%に引き上げ、それでも凍みなければ20%、35%に順次引き上げて使用する方法です。

※上記のような使い方が理想ではありますが、日本人の場合エナメル質の厚みが欧米人に比べかなり薄いので、20%の薬剤を使用した場合、約7割の患者さんに知覚過敏が発生している事を臨床的に確認しています。35%なら知覚過敏の発生確率はさらに高まり、約9割に知覚過敏が発生しています。

従って、知覚過敏が発症した場合にはその濃度のホワイトニングジェルは使用出来ないことになり、経済的にはマイナスです。そこで当院では10%のジェルのみを使用することとなりました。

効果を高めるための相性の良いジェルとマウスピース

ホームホワイトニングの効果を最大限に引き出すには、ジェルとマウスピースの相性が重要です。

ジェルとマウスピースの相性チェックリスト

ジェルの特徴推奨マウスピースのタイプ
高濃度ジェル(オパールエッセンス・ティオンホームプラチナ)カスタムトレー(歯科医院で作成)
市販ジェル既製品のマウスピースでもOK
粘度の高いジェルフィット感のあるマウスピース推奨
液体状のジェル深めのトレータイプが◎

効果を高めるポイント

  1. マウスピースのフィット感をチェック(浮きや漏れがないか)
  2. ジェルを適量使う(多すぎるとムラになる)
  3. 装着時間を守る(高濃度は短時間、低濃度は長時間OK)
  4. ホワイトニング後は着色しやすい飲食物を避ける(コーヒー・ワイン・カレーなど)

結論:

  • 本気で白くするなら歯科医院でマウスピースを作成
  • 手軽に試したいなら市販のマウスピース+ジェルでもOK

まとめ

✔ 高濃度ジェルは短期間で白くなるが、刺激が強い
✔ オパールエッセンス・ティオンホームプラチナは歯科専売で効果が高い
✔ 市販ジェルは手軽で安価だが、効果が出るまで時間がかかり、白さに限界がある
マウスピースとの相性が重要!適切な組み合わせで効果UP

この情報をもとに、自分に合ったホームホワイトニングジェルを選びましょう!

注意

 マウスピースは自前で調達

過酸化水素・過酸化尿素入りのホームホワイトニングジェルをネット通販で購入する場合には、海外からの個人輸入となりすべて自己責任です。

偽物も出回っているようなので、業者の選定は細心の注意が必要かもしれませんね。

購入の際、未承認医薬品であることの了解、20才以上であることなどの確認が必要です。

ネット通販ではホームホワイトニングジェルを入れるマウスピースは販売されていないので、自分で調達する必要があります。

ホームホワイトニングジェルがマウスピースからこぼれ出さないような精度の高いマウスピースは、やはり歯医者で作成しなければ不可能です。

従って、歯医者でマウスピースを作ってからホワイトニングジェルをできるだけ安く追加購入したいと考えている人には良いかもしれませんね。

当院では、ホワイトニングジェルの追加購入が出来ます。

※ただし、当院でホームホワイトニング治療を行った方に限ります。


注意

 商品の内容量

ホームホワイトニングジェルの値段を”1本いくら”として考えがちですが、それぞれの商品で1本の内容量に大きな違いがあります。

1本の値段が安いからといって、必ずしも格安とは限りません。


注意

 無カタラーゼ症

過酸化水素を分解する酵素のタラーゼが先天欠損している無カタラーゼ症に注意が必要です。

ネット通販でトラブル続発

ジェル濃度35%を買おう

近年ではネット通販でホームホワイトニングジェルを購入することが出来るようになっています。(メーカーは一般人への販売を禁じていますが)そのため、高濃度のものを購入しがちで、知覚過敏が強く発生するなどトラブルが続発しているようです。

ホワイトニングジェル選びで失敗する理由とその対策

知覚過敏

失敗

通販で購入したホワイトニングジェルを使い、トラブルを起こしたケースをよく耳にします。ホームホワイトニングの最中に欧米人ではあまり起きない知覚過敏が、日本人では頻発します。

これは、歯の表面を覆うエナメル質の厚みが日本人の方が薄いからだと考えられています。

日本人にはジェル濃度10%を推奨

point

一般の方でも楽天やアマゾンなどの通販で手に入るホームホワイトニングジェルには過酸化尿素の濃度が10%、15%、20%、35%、45%など様々あります。

当院の臨床データではジェル濃度20%を使用した時に約70%の患者さんが知覚過敏を訴えました。勿論、日本人に20%以上の高濃度ジェルを使っても不快症状が出ない方もいます。

そのため、10%から順次濃度を上げていき、不快症状が出た段階でその前の濃度に戻すというやり方が理想的と考えられます。しかし、来院回数が増え、ジェルが無駄になることでコストアップの要因となり経済的ではありません。

臨床的にはジェル濃度10%であってもしっかり使えば、十分な効果が期待できることが分かっています。

ただし、ジェル濃度10%であっても数パーセントに知覚過敏が発生することを留意しなければなりません。

ジェル濃度10%では白さに限界?

疑問

10%の低濃度ホワイトニングジェルであっても B1、A1シェードの様な真っ白い歯にすることは出来ます。高濃度のホワイトニングジェルよりも期間や時間が長くかかるだけです。

つまり、低濃度ジェルであっても高濃度ジェルと白さの限界は同じと言うことができます。

初心者向け!ジェルの適量・塗布方法

ホームホワイトニングジェルを正しく使用することで、ムラなく均一に白くすることができます。初心者でも失敗しない適量の目安塗布方法を解説します。

✅ ジェルの適量

  • 1回の使用量1歯あたり米粒大(約0.5mmの薄い層)
  • マウスピース全体の使用量片顎で0.5mL(シリンジの約1/4)

💡 多すぎると…

  • 余分なジェルが歯茎に付着し、炎症や知覚過敏の原因に!
  • 無駄に消費し、コストがかかる

✅ ジェルの塗布方法

  1. マウスピースにジェルを少量ずつ置く(歯の表側に均等に)
  2. 装着前に軽く指でならす(ジェルが均等に広がるように)
  3. マウスピースを装着し、余分なジェルを拭き取る
    • 余ったジェルはティッシュで拭く(飲み込まない)

✅ ホワイトニングと相性の良いケア

ケア方法理由・効果
ホワイトニング専用歯磨き粉を使用研磨剤なしで優しく汚れを落とす
フッ素コーティング(歯科でのフッ素塗布)歯を強化し、再着色を防ぐ
水をこまめに飲む口内の酸性度を下げ、着色しにくくする
ストローを使う(コーヒー・紅茶)色素の付着を防ぐ

避けるべきこと

ホワイトニング後24時間は、色の濃い飲食物(コーヒー・カレー・赤ワイン)を避ける
喫煙はNG!(ニコチン・タールが沈着)

ジェルの保存方法と使用期限

ホワイトニングジェルの成分は温度や光に敏感なため、正しく保管しないと効果が低下してしまいます。

✅ 適切な保存方法

  • 冷蔵庫(2~8℃)で保管
    • 高温や直射日光は避ける(ジェルが劣化しやすい)
    • 冷蔵保存で約6か月~1年の品質維持が可能
  • 開封後は出来るだけ速やかに使い切るのが理想
    • 特に高濃度ジェルは酸化しやすいため、開封後は早めに使用

✅ 使用期限の目安

ジェルの種類未開封の使用期限開封後の使用期限
過酸化水素ジェル6か月~1年出来るだけ速やかに使い切る
過酸化尿素ジェル1~2年2週間以内

💡 劣化したジェルの見分け方

ジェルが変色(黄色っぽくなる) → 効果が低下
粘度が変わっている → 均一に塗れない
酸っぱい臭いがする → 酸化が進んでいる

まとめ

ジェルは米粒大を薄く塗る!(多すぎるとムダ&刺激の原因)
高濃度ジェルは短期間、低濃度ジェルは長期間が基本
ホワイトニング後の飲食に注意!(24時間は着色しやすい)
ジェルは冷蔵保存&開封後は早めに使い切る!

正しい使い方を守ることで、ムラなく効果的に歯を白くすることができます!

しみる・痛い場合の対処法

ホームホワイトニング中に「歯がしみる」「痛みを感じる」といったトラブルはよくあります。原因と対処法を知っておけば、安心してホワイトニングを続けられます。

✅ しみる・痛みの主な原因

  1. 知覚過敏の影響
    • ホワイトニング成分がエナメル質を通過し、象牙質の神経を刺激する
  2. ジェルの濃度が高すぎる
    • 高濃度(過酸化水素 20%以上)のジェルは特に刺激が強い
  3. マウスピースの装着時間が長すぎる
    • 推奨時間を超えると、歯が過敏になる
  4. 歯茎にジェルが付着している
    • 歯茎に炎症が起こることがある

✅ 痛みを抑える対策

  • 知覚過敏用の歯磨き粉を使う
    • 硝酸カリウムやフッ素入りの歯磨き粉が効果的
  • ジェルの濃度を下げる
    • 10%の過酸化尿素ジェルに変更
  • ホワイトニングの頻度を減らす
    • 2~3日に1回に調整する
  • 使用時間を短縮する
    • 30分~1時間以内にする
  • 歯茎保護ジェルを塗る
    • バリアを作り、刺激を軽減する

💡 痛みが続く場合は、一度使用を中止し、歯科医に相談しましょう。

妊娠中・授乳中でも使えるジェルはある?

妊娠中や授乳中の方がホワイトニングをする際は、安全性が最優先です。

✅ 妊娠中・授乳中のホワイトニングのリスク

  • 過酸化水素や過酸化尿素の影響
    • 体内への吸収はほぼないとされているが、安全性は十分に研究されていない
  • 知覚過敏や歯茎の炎症リスク
    • ホルモンバランスの変化で歯茎が敏感になりやすい
  • 誤って飲み込む可能性
    • 少量なら問題ないが、不安がある場合は控えるのがベター

✅ 妊娠・授乳中に使える代替ホワイトニング

  • PAPホワイトニングジェル(過酸化物不使用)
    • 過酸化水素なしで歯にやさしい
  • ホワイトニング歯磨き粉(研磨剤なし)
    • 毎日のケアで徐々にトーンアップ
  • ポリリン酸ホワイトニング
    • 歯の表面の汚れを浮かせて除去

💡 妊娠中や授乳中は、「安全性が確立されていないため、過酸化水素を含むホワイトニングジェルの使用は控える」**のが推奨されています。

歯の健康に悪影響はある?副作用のリスク

ホームホワイトニングジェルは、正しく使用すれば安全ですが、副作用が出ることもあります。

✅ ホワイトニングの主な副作用

副作用原因対策
知覚過敏過酸化水素が神経に影響濃度を下げる、使用頻度を減らす
歯茎の炎症ジェルの付着ワセリンで保護、余分なジェルを拭き取る
歯の脱水状態長時間の使用装着時間を短縮、保湿を心がける
一時的な白濁ミネラルが一時的に失われる24時間後に元に戻るので心配不要

💡 適切な頻度・濃度で使用すれば、歯の健康に問題はありません。
心配な場合は、歯科医に相談しながら進めましょう。

まとめ

しみる・痛い場合は、知覚過敏ケア+使用頻度を調整
効果が感じられない場合は、ジェルの濃度や継続期間を見直す
妊娠・授乳中は過酸化水素不使用のPAPジェルや歯磨き粉でケア
副作用を防ぐために、正しい頻度と方法で使用することが重要!

ホームホワイトニングジェルを安全かつ効果的に活用し、理想の白い歯を目指しましょう!

ホームホワイトニングジェルを効果的に使うためには、正しい方法で継続的にケアすることが大切です。ただ使うだけでは十分な効果を得られないこともあるため、ホワイトニングの効果を最大化するためのチェックリストと、白さを維持するメンテナンス方法を紹介します。

効果を最大化するためのチェックリスト

ホワイトニングの効果を高めるには、以下のポイントを意識することが重要です。

✅ ホームホワイトニングを始める前の準備

歯科検診を受けて、虫歯や歯石を除去する
適切なホワイトニングジェルを選ぶ(濃度・成分・ブランド)
自分の歯の色を確認し、シェードガイドで効果を測定する

✅ 正しいホワイトニングの手順

ジェルの量は「米粒大」にする(つけすぎは逆効果)
マウスピースをしっかりフィットさせ、ジェルが均等に行き渡るようにする
推奨時間を守る(短すぎると効果なし、長すぎると知覚過敏のリスク)

✅ ホワイトニング中・後の注意点

使用後24時間は着色しやすいため、カレー・コーヒー・ワインなどを避ける
ホワイトニング直後はフッ素入り歯磨き粉を使わず、低研磨タイプの歯磨き粉を使用する
しみる場合は、ホワイトニングの頻度を調整し、知覚過敏用の歯磨き粉を使う

💡 ポイント
「やればやるほど白くなる」というわけではないため、適切な頻度と方法を守ることが大切!

継続的なケアとメンテナンス方法

ホームホワイトニングは、一度白くなったら終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。せっかく白くした歯も、放っておくと着色してしまうため、以下のポイントを実践して長持ちさせましょう。

✅ ホワイトニング後の維持ケア

項目ポイント
歯磨き習慣低研磨のホワイトニング歯磨き粉を使用
フロス・マウスウォッシュ着色汚れが溜まりにくくなる
食事の工夫コーヒー・紅茶はストローで飲む、色の薄い食品を選ぶ
定期的なメンテナンス1〜2か月ごとにホームホワイトニングを追加
歯科でのクリーニング3〜6か月に1回、歯石・着色汚れを除去

✅ ホームホワイトニングの追加使用の目安

ホワイトニング方法追加メンテナンスの頻度
歯科処方の高濃度ジェル(10〜35%)6か月に1回、1週間程度実施
デュアルホワイトニング(オフィス+ホーム)3〜6か月ごとにオフィスホワイトニング+1週間のホームケア

✅ ホワイトニング効果を持続させる生活習慣

  • 「着色しやすい食品」を減らす
    • NG:コーヒー、紅茶、ワイン、カレー、チョコレート
    • OK:水、牛乳、チーズ、白米、ヨーグルト
  • ホワイトニング直後は酸性の飲食物を避ける
    • 酸性の食品(炭酸飲料・レモン・酢)は歯の表面を傷める可能性あり
  • 喫煙を控える
    • ニコチン・タールは歯に色素沈着を起こしやすい

💡 ポイント
「ホワイトニングは1回やれば終わり」ではなく、定期的なメンテナンスが必要!
白さをキープするためには、歯のクリーニング+ホームケアの両方を続けることが重要です。

まとめ

効果を最大化するために、適切な方法でホワイトニングを行うことが重要!
ホワイトニング後は食生活や歯磨き習慣を意識し、白さを長持ちさせる!
メンテナンスを継続することで、理想の白い歯をキープできる!

正しい使い方と習慣で、理想の白い歯を手に入れましょう!

江戸川区篠崎でホームホワイトニングにより自宅で簡単に白い歯を手に入れませんか?

当院では、ご自宅で手軽に歯を白くできる「ホームホワイトニング」をご提供しています。歯科医院専用の高品質ジェルを使用し、専用マウスピースと併用することで短期間で効果を実感できます。

🔹 ホームホワイトニングのメリット
通院不要!お好きな時間にホワイトニング可能
自然な白さをキープ!徐々にトーンアップ
知覚過敏対策をした低刺激ジェルをご用意

江戸川区篠崎で確実に白くしたい方は、ぜひ当院へご相談ください!患者様一人ひとりに合ったホワイトニングプランをご提案いたします。

📞 ご予約・お問い合わせはお電話またはWEBから!

【動画】ホームホワイトニングの効果的なやり方

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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