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朝の歯磨き中に「ん?歯ブラシに血がついてる…」と驚いた経験はありませんか?
実は、歯茎からの出血は“よくある”けれど“見逃してはいけない”症状の一つです。

出血の原因は歯周病だけでなく、ホルモンバランスの変化や薬の副作用、さらには白血病や糖尿病などの全身疾患が関係していることもあります。
「痛みがないから大丈夫」と思って放置していると、歯を失ったり、健康リスクが高まったりすることも。

本記事では、歯茎からの出血に潜む原因・放置のリスク・自分でできる対処法・歯科での検査・治療方法までをわかりやすく解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、大切な歯と体の健康を守るきっかけにしてください。

【🎞️ 31秒】歯茎出血のサインとは?歯周病や全身疾患の可能性も

歯を磨いたときや、うがいをしたときに血が混じっていることはありませんか?
「ちょっと歯ブラシが当たっただけ」と見過ごしがちな歯茎からの出血。しかし実は、こうした出血は体からの重要なサインである可能性があります。

😨 こんな症状、見逃していませんか?

  • 歯を磨くと歯茎から血が出る
  • フロスを使ったら出血した
  • 歯茎が赤く腫れている
  • 口臭が気になる
  • 朝起きたら、口の中に血の味がする

これらは、初期の歯周病(歯肉炎)や歯周炎の代表的な症状です。

⚠ 出血=歯周病とは限らない

確かに歯周病は出血の最も一般的な原因ですが、それだけではありません。
以下のような要因でも、歯茎からの出血が起こることがあります:

  • ホルモンバランスの変化(妊娠・思春期)
  • ビタミンCやKの欠乏
  • 血液の病気(白血病・再生不良性貧血など)
  • 薬の副作用(降圧剤・免疫抑制剤など)
  • 糖尿病などの全身疾患

こうした背景を見逃してしまうと、重篤な病気のサインを見過ごすリスクにつながります。

🦷 放置するとどうなるの?

歯茎からの出血を放置すると、以下のようなリスクが高まります。

  • 歯周病が進行し、歯を支える骨が溶ける
  • 歯のぐらつきや抜歯が必要になる
  • 細菌が血流に入り、心臓病や糖尿病の悪化にもつながる

特に、歯周病と全身疾患の関連は年々注目されており、「歯茎の健康=体の健康」といっても過言ではありません。


気づいたときが早期対応のチャンスです。
些細な出血でも、その背景にはさまざまな要因が隠れていることがあります。まずは正しい情報を知り、適切な対応をとることが、将来の健康を守る第一歩になります。

歯茎からの出血には、さまざまな背景があります。単なる磨きすぎや体調不良によるものから、重大な疾患の兆候まで、その原因を正しく理解することが大切です。ここでは、代表的な原因を5つに分類して解説します。

🦠 歯周病(慢性・急性)

 歯周病(急性)
歯周病(急性)
 歯周病(慢性)
歯周病(慢性)

歯周病は、日本人が歯を失う最大の原因とされる疾患です。初期段階は「歯肉炎」と呼ばれ、歯と歯茎の間にプラーク(歯垢)がたまることで歯茎が炎症を起こします。この段階では、歯磨き時に出血が見られることが多いですが、痛みはほとんどありません。

進行すると「歯周炎」となり、歯茎だけでなく歯を支える骨(歯槽骨)まで破壊されていきます。出血だけでなく、口臭・歯のぐらつきも現れるようになります。

また、ストレスや免疫低下などをきっかけに**急性の炎症(P急発)**が起こることも。歯茎全体が赤く腫れ、強い痛みと出血がみられるのが特徴です。発熱を伴うケースもあり、すぐに歯科を受診する必要があります。

👶 萌出性歯肉炎

萌出性歯肉炎
萌出性歯肉炎

乳歯や永久歯が生えてくる「萌出期」には、一時的に歯の周囲に歯茎がかぶさった状態になります。この部分は清掃しにくく、汚れが溜まりやすいため、炎症や出血を起こすことがあります。とくに6歳臼歯(第一大臼歯)の萌出時期は注意が必要です。

また、噛み合わせの刺激で覆われた歯茎が傷つくことも出血の原因に。ブラッシングは柔らかい歯ブラシで、やさしく丁寧に行うことがポイントです。

👩 妊娠性歯肉炎

 妊娠性歯肉炎
妊娠性歯肉炎

妊娠中は女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の増加により、歯周病菌が活性化しやすくなります。その結果、妊娠性歯肉炎が起こり、歯茎が腫れたり出血したりすることがあります。

さらに、つわりでブラッシングが難しくなることや、栄養バランスの乱れも悪化要因となります。放置すると早産や低体重児のリスクが高まることが報告されているため、妊娠中こそ口腔ケアをしっかり行いましょう。

💊 薬物性歯肉増殖症

薬物性歯肉増殖症
薬物性歯肉増殖症

高血圧の治療薬(カルシウム拮抗薬)、抗けいれん薬、免疫抑制剤などの一部の薬は、歯茎の細胞に作用して歯肉が過剰に増殖することがあります。

この歯茎の腫れによりブラッシングが困難になり、結果として炎症や出血が起こりやすくなります。重度の場合は外科的な歯肉切除が必要になることもあるため、服薬中に歯茎の異変を感じたら早めに歯科へ相談しましょう。

🧬 侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)

侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)
侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)

通常の歯周病とは異なり、10代の若年層に発症する歯周病です。遺伝的要因や免疫異常が関与しているとされており、プラークが少なくても急速に進行します。

特に犬歯や第一大臼歯に限局的な出血や腫れが見られ、歯のぐらつきも早期に起こります。放置すると20代で複数歯を失うこともあるため、家族でのリスク管理も含めた早期診断と専門治療が不可欠です。

歯茎からの出血は、口腔内の問題だけでなく、全身の病気のサインであることもあります。中でも血液や代謝、免疫に関わる疾患は、歯茎の出血として症状が現れることがあります。見逃さず、早期発見につなげることが重要です。

歯茎からの出血は栄養不足や病気のサイン?ビタミン不足や全身疾患の影響を解説
歯茎からの出血は栄養不足や病気のサイン?ビタミン不足や全身疾患の影響を解説

💉 再生不良性貧血・白血病

これらは骨髄の機能障害によって、血液中の血小板が極端に減少する病気です。血小板は出血を止めるために必要不可欠な成分であり、不足するとちょっとした刺激でも出血が止まりにくくなります

特に白血病では、突然大量に出血したり、2〜3日経っても出血が止まらないことがあり、歯茎の出血が最初の症状として現れることもあります。このような出血がある場合は、早急に医科(血液内科)での検査を受ける必要があります。

🧫 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

ITPは自己免疫の異常により、血小板が破壊されてしまう病気です。血小板の数が減ると、歯茎からの出血や皮膚にあざができやすくなります。

特に子どもが風邪やウイルス感染後に発症するケースが多く、一時的に発症して自然治癒することもありますが、出血がひどい場合にはステロイドや免疫療法が必要です。原因不明の出血が続くときは、歯科と連携して医科的検査を進めましょう。

🧬 血友病

血友病は、遺伝性の血液凝固異常で、主に男性に発症します。血が固まりにくいため、歯茎からの出血が長く続きやすい特徴があります。

通常の歯磨きやちょっとした外傷でも出血が止まらず、歯科治療を行う際には、事前に内科医と連携し、止血対策を講じる必要があります。定期的に凝固因子製剤を補充する管理も欠かせません。

🍭 糖尿病

糖尿病は、血糖値のコントロールが不十分になると免疫力が低下し、歯周病の発症・進行リスクが高まります。血行不良によって歯茎の回復力が落ち、出血しやすくなるのも特徴です。

また、歯周病が進行すると血糖コントロールがさらに悪化するという負のスパイラルに陥ることも。糖尿病患者は、歯茎の出血をきっかけに歯科医に相談し、医科歯科連携による管理が求められます。

🥬 ビタミン不足(C・K)

ビタミンCはコラーゲンの合成に不可欠で、歯茎の健康を保つ役割があります。不足すると歯茎が脆くなり、ちょっとした刺激でも出血が起こりやすくなります。

また、ビタミンKは血液凝固に関与しており、止血に必要な成分です。不足すると出血が止まりにくくなるため、栄養バランスを見直すことも歯茎の健康に直結します。極端なダイエットや偏食にも注意が必要です。


これらの疾患が関与している場合、歯茎のケアだけでは出血は改善しません。歯科と医科の連携で、全身状態の把握と根本治療が重要です。気になる症状があれば、早めの受診をおすすめします。

歯茎からの出血は、病気だけでなく突然の外傷によって引き起こされることもあります。転倒や事故による打撲、スポーツ中の衝突など、歯や顎周囲への強い衝撃は、歯茎だけでなく歯そのものにも深刻なダメージを与える可能性があります。

外傷が原因の歯茎出血
外傷が原因の歯茎出血

🚗 交通事故・転倒による外傷性出血

転倒や交通事故で顔面に衝撃を受けた場合、歯茎から拍動するような(脈打つような)出血大量の出血が見られることがあります。これは、単なる裂傷ではなく、顎の骨折や太い血管の損傷が起きているサインである可能性があります。

こうした出血は、口の中が唾液で湿っているため、実際よりも多く見える傾向がありますが、以下のような症状がある場合はただちに医療機関を受診してください:

  • 出血が10分以上止まらない
  • 顔の腫れ・皮下出血(あざ)がある
  • かみ合わせがずれた
  • 顎の動きに違和感や痛みがある

応急処置としては、清潔なガーゼで圧迫止血を行うことが第一歩です。力が弱すぎると止まりませんが、強すぎると組織を傷めるため、しっかりとした圧で優しく押さえることが重要です。

その後は速やかに口腔外科を併設した歯科医院や救急対応病院での診察を受け、骨折や歯の脱臼・破折などの有無を確認する必要があります。

👶 乳歯の外傷と永久歯への影響

乳歯のある小児は、遊んでいる最中や転倒時に歯をぶつけることが多く、その衝撃で歯茎から出血するケースがよく見られます。

問題なのは、見た目に異常がなくても、歯の根や歯胚(まだ生えていない永久歯)にダメージを与えている場合があるという点です。

特に強い衝撃を受けると、後に生えてくる永久歯の表面にホワイトスポット(白い斑点)が現れるなどの「エナメル質形成不全」が起こることがあります。これは外傷が原因でエナメル質の発育が阻害された結果であり、審美面や虫歯リスクにも関わってきます。

また、乳歯が歯茎内で傾いたり、歯根が吸収されたりすることもあるため、外傷後はたとえ目立つ異常がなくても、歯科医院でのレントゲン検査が推奨されます。


歯茎からの出血が「外傷」によるものである場合、その場しのぎでは済まないケースも多くあります。出血の程度や受傷時の状況にかかわらず、早めの歯科受診が、将来のトラブルを未然に防ぐポイントです。

歯茎からの出血を感じたとき、まず大切なのは落ち着いて正しく対応することです。軽度の出血であれば、適切なセルフケアを行うことで改善が期待できます。ただし、出血が長引く場合は、自己判断せず歯科医院を受診しましょう。

🪥 正しいブラッシング方法

「出血したから磨くのをやめよう」と思っていませんか?実はそれは逆効果です。出血の原因の多くは、歯垢(プラーク)による歯茎の炎症。しっかり歯垢を除去することで、数日で出血が治まるケースがほとんどです。

ブラッシングのポイントは以下の通りです:

  • 柔らかめの歯ブラシを使用する
  • 力を入れすぎず、小刻みにやさしく動かす
  • 歯と歯茎の境目を意識して磨く
  • 出血しても中断せず、丁寧に続ける

また、1回のブラッシングにかける時間は最低でも3~5分を目安にしましょう。

🧴 マウスウォッシュと歯間ケア

ブラッシングだけでは取りきれない汚れには、補助的なケア用品の活用がおすすめです。

マウスウォッシュの使い方

抗菌成分(クロルヘキシジン、CPCなど)を含む洗口液は、歯周病菌の活動を抑え、炎症を和らげる効果があります。歯磨き後に使用することで、より高い効果が期待できます。

特に当院では、**次亜塩素酸水を主成分とした「ポイックウォーター」**を推奨しています。強力な除菌力がありながら安全性が高く、歯周病予防に有効です。

歯間ブラシ・フロスのポイント

歯と歯の間のプラークは、通常のブラシでは届きません。以下のように使いましょう:

  • 歯間ブラシは隙間の大きさに合ったサイズを選ぶ
  • 力を入れすぎず、ゆっくりと出し入れする
  • フロスは歯茎のカーブに沿って上下に動かす

「出血=使用してはいけない」と誤解されがちですが、正しく使えば炎症を改善する助けになります

🧪 おすすめのケア用品

毎日のケアに使うアイテム選びも、歯茎の健康に直結します。

おすすめ成分:

  • フッ素:歯を強くし、虫歯予防に有効
  • 抗菌成分(CPC・トラネキサム酸など):炎症・出血の予防
  • 抗炎症成分(グリチルリチン酸など):歯茎の腫れや赤みを緩和

市販品でも効果的なものはありますが、症状に合わせたケア用品を選ぶことが大切です。迷ったら、歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。


セルフケアを正しく行うことで、軽度の歯茎出血は多くの場合改善が見込めます。しかし、1週間以上改善しない、出血量が多い、腫れや痛みを伴うといった場合は、必ず歯科医院での診断と治療が必要です。

歯茎からの出血は、セルフケアだけで改善しないケースもあります。特に歯周病や薬の副作用、全身疾患が背景にある場合は、歯科医院での検査と専門的な治療が不可欠です。ここでは、実際に歯科で受けられる主な処置についてご紹介します。

🧼 スケーリング・ルートプレーニング(SRP)

出血の原因が歯周病や歯石の蓄積によるものであれば、まず行うべきは「スケーリング」と「ルートプレーニング」です。

  • スケーリング:歯の表面や歯茎の縁に付着した歯石(プラークの石灰化物)を取り除く処置。超音波スケーラーや手用スケーラーを使って行います。
  • ルートプレーニング:歯根面に付着した歯石や汚染されたセメント質を除去し、歯周ポケット内を清掃・滑沢化する治療。これにより歯茎の炎症が改善し、出血が抑えられます。

これらの治療により、歯茎の腫れや出血は多くの場合、数日〜数週間で改善が見込めます

🧫 歯周病検査・歯肉炎診断

治療に先立ち、歯科医院ではまず歯周病の進行度を正確に把握する検査が行われます。主な内容は以下の通りです:

  • 歯周ポケット測定:専用の器具を用いて歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)の深さを測定。深さが4mm以上だと歯周病の進行が疑われます。
  • 出血の有無(BOP検査):ポケット測定時に出血があるかを確認し、炎症の程度を評価
  • 歯の動揺度チェック:歯の揺れ具合を確認し、骨の吸収度合いを推定。
  • レントゲン撮影:歯槽骨の吸収の有無を画像で確認。

これらの情報をもとに、個々の患者さんに最適な治療計画を立てていきます。

✂️ 歯肉切除術(薬物性歯肉増殖症など)

特定の薬剤(例:カルシウム拮抗薬、抗けいれん薬、免疫抑制剤)を服用していると、歯茎が異常に肥大し出血しやすくなることがあります。このような場合、歯磨きが難しくなり、炎症が慢性化するため、通常のケアでは改善が難しいことも。

その際に行われるのが**歯肉切除術(歯肉整形術)**です。

  • 目的:肥大した歯肉を外科的に取り除き、清掃しやすくする
  • 手順:局所麻酔をしてから、メスまたはレーザーで肥大した部分を除去
  • 効果:歯茎の形態が整い、ブラッシングがしやすくなることで出血や腫れを抑えられる

処置後は、再発を防ぐために薬剤の見直し(医科連携)や定期的なメンテナンスも重要です。


歯茎の出血は、正しい検査と治療を受けることで多くの場合改善が可能です。セルフケアで改善が見られない場合は、我慢せず歯科での早期相談をおすすめします。

Q:痛みがないのに血が出るのはなぜ?

A:歯茎の出血は、初期の歯周病や歯肉炎によく見られる症状です。この段階では、炎症が歯茎の表面にとどまっており、神経にまで到達していないため、痛みを感じないまま出血だけが起こることがあります。また、慢性的な炎症によって歯茎の感覚が鈍くなっている場合もあります。

Q:歯ブラシで出血=必ず歯周病?

A:いいえ、必ずしも歯周病とは限りません。力を入れすぎたブラッシングや、毛先が硬すぎる歯ブラシの使用でも出血することがあります。ただし、出血が繰り返される・歯茎が腫れている・口臭がある、などの症状を伴う場合は、歯肉炎や歯周病の可能性が高いため、歯科でのチェックをおすすめします。

Q:妊娠中に歯医者に行っていいの?

A:はい、大丈夫です。むしろ妊娠中はホルモンバランスの変化で歯茎が腫れやすくなり、妊娠性歯肉炎が起こるリスクが高まります。そのため、妊婦健診と同様に、定期的な歯科検診やクリーニングはとても大切です。特に安定期(妊娠5〜8ヶ月頃)は治療にも適しており、安全に受診できますので、気になる症状があれば早めにご相談ください。

Q:ケアしてるのに出血が治らないのはなぜ?

A:丁寧にケアしているつもりでも、歯周ポケットの深い部分に歯石が残っていたり、ブラッシングの方法が不適切だったりすることがあります。また、糖尿病やビタミン不足、薬の副作用といった全身の健康状態が原因になっていることもあります。

改善が見られない場合は、一度歯科医院での専門的なチェックと治療を受けてみることをおすすめします。


このように、歯茎からの出血には多くの要因が関係しています。「たかが出血」と放置せず、気になったら早めに歯科医に相談することが大切です。

歯茎からの出血は、体が発している重要なサインです。痛みがなくても、「たまたま出血しただけ」と思って放置していると、歯周病の進行や歯の喪失、さらには全身疾患の悪化につながる可能性があります。

特に、以下のようなケースでは注意が必要です:

  • 出血が1週間以上続いている
  • 腫れや口臭を伴っている
  • 妊娠中・全身疾患がある
  • 子どもや高齢者の歯茎から出血している
  • 市販ケアでは改善しない

これらは、専門的な診断と処置を必要とするサインかもしれません。

出血の原因は、歯周病やブラッシングの圧だけでなく、ホルモン変化・薬の副作用・血液疾患・栄養不足など多岐にわたります。だからこそ、口腔ケアと全身管理の両面からのアプローチが大切です。

📍 江戸川区篠崎で「歯茎から出血」にお悩みの方へ

歯茎からの出血は、「一時的なもの」と軽く見られがちですが、その背景には歯周病をはじめとする慢性疾患や全身の不調が隠れていることもあります。当院では、そうした出血の原因を見極め、一人ひとりに合わせた最適な治療をご提案しています。

地域密着の歯科医院として、江戸川区篠崎エリアの皆さまに安心してご来院いただけるよう、次のような対応を行っています:

  • 🔍 出血の原因を正確に診断(歯周病検査・ポケット測定・レントゲン撮影など)
  • 🧼 歯石除去や歯周基本治療による出血改善
  • 🧬 糖尿病や貧血、妊娠など全身疾患との連携診療
  • 👶 お子さまや妊婦さんのための優しい診療体制
  • 🗓 定期メンテナンス・予防指導による再発防止

特に、妊娠中の歯肉炎や、成長期に見られる萌出性歯肉炎、また服薬が影響する歯肉増殖など、ライフステージに応じたきめ細やかな対応にも力を入れています。

「出血が止まらない」「痛みはないけど気になる」「他の医院では様子見と言われた」――
そんなときこそ、セカンドオピニオンも歓迎しております。

歯茎からの出血が気になる方は、お気軽にご相談ください。あなたのお口の健康と、全身の健康を守るお手伝いをいたします。

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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