
お口の中にも「善玉菌」と「悪玉菌」が存在することをご存じですか?
近年、注目されている乳酸菌LS1は、歯周病や虫歯の原因となる悪玉菌を抑え、善玉菌をサポートしてくれる口腔内の健康を整えるプロバイオティクスです。
ヒトの口から発見されたこの乳酸菌は、タブレットで手軽に摂取でき、毎日のケアに取り入れることで歯ぐきの健康や口臭対策にもつながると注目されています。
🧃乳酸菌LS1タブレットの効果と特徴を専門的に解説
🦠 乳酸菌LS1とは?(TI2711株)
乳酸菌LS1は、東海大学医学部の研究によりヒト口腔内から分離されたプロバイオティクス菌で、歯周病関連菌に対する抑制作用が報告されています。特に、歯周病の主要因菌である
**Porphyromonas gingivalis(ジンジバリス菌)**の増殖抑制が確認されています。
🔄 口腔内フローラの改善メカニズム
・口腔内には約800種以上の細菌が常在
・歯周病関連菌は約20種程度
・LS1は菌数を減らすのではなく、細菌叢のバランスを善玉優位へシフトさせる
➡️「除菌」ではなく**“菌の置換(リプレイスメント)”**という考え方が特徴です。
🧪 プロバイオティクスとしての意義

・善玉菌の定着により口腔内環境を安定化
・抗菌薬と異なり耐性菌リスクを生まない
・長期的な歯周病管理に適したアプローチ
※抗生物質は善玉菌も同時に破壊し、菌交代現象を引き起こす点が課題です。
🧬 臨床エビデンス
LS1を含むタブレット(キシリトール・ハイドロキシアパタイト配合)によるヒト試験では
・約80%でジンジバリス菌が有意に減少
・4週間で菌数が約1/20に低下
・約2/3で口臭の改善が確認
➡️日本歯周病学会にて評価された実績があります。
🟢 乳酸菌LS1タブレットの特徴

・ヒト由来菌(TI2711株)を使用し安全性が高い
・1粒あたり約2億〜2.8億個の生菌を配合
・クリーンミント味で継続しやすい
🍬 摂取方法
・1日3粒を目安に口腔内で徐々に溶解
・歯周治療中は1〜3ヶ月の継続が推奨
⚠️ 過剰摂取でソルビトール由来の軟便が起こる可能性あり
🦷 虫歯リスクへの影響
LS1は乳酸を産生しますが、以下の特徴があります。
・乳酸濃度上昇により自己崩壊する性質
・口腔内pHを過度に低下させない
・う蝕原因菌の活性を抑制
➡️う蝕リスクを高めにくい乳酸菌とされています。
🛡️ 虫歯菌への作用
・**Streptococcus mutans(ミュータンス菌)**の周囲に干渉し増殖抑制
・不溶性グルカン産生を抑制
→ プラーク形成を阻害
🧪 他の虫歯予防成分との併用
より効果的な予防には以下の併用が有効です。
・🍬キシリトール:酸産生抑制・唾液促進
・🪥フッ化物:再石灰化促進・耐酸性向上
・🐄CPP-ACP(リカルデント):ミネラル補給
💡 臨床的な位置づけ
乳酸菌LS1は
✔ 歯周治療後の再発予防
✔ 口臭対策
✔ バイオフィルムコントロール補助
といった**メイン治療を補完する“補助療法”**として有用です。
🟢江戸川区篠崎で歯ぐきの健康や口臭が気になる方へ

当院では、歯周病や虫歯の予防に役立つ“乳酸菌LS1”を取り入れたケアをご案内しています。
乳酸菌LS1は、ヒト由来の安心な善玉菌で、歯周病菌を抑え、口腔内の菌バランスを整える働きがあると注目されています。
「これ以上歯ぐきを悪くしたくない」「お口のニオイが気になる」そんな方は、ぜひ当院でお気軽にご相談ください。
江戸川区篠崎のかかりつけ歯科医院として、皆さまのお口の健康をサポートいたします。
【動画】歯周病の手遅れの症状
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


