- 1. 「歯は削るほど寿命が短くなる」ことをご存じですか?
- 2. あなたの虫歯、本当に削る必要がありますか?
- 2.1. 削らずに治療できる可能性がある虫歯
- 2.2. 削る必要がある虫歯
- 3. 歯を削ると何が起こる?
- 4. 当院が歯を削らないために行っていること
- 4.1. ダイアグノデント
- 4.2. う蝕検知液
- 4.3. 拡大視野での精密治療
- 4.4. コンポジットレジン修復
- 4.5. MTAセメント
- 5. 削らずに治せる虫歯とは?
- 5.1. 適応となることが多いケース
- 5.2. 削る必要があるケース
- 6. 歯を削らない治療法一覧
- 7. 神経を抜かないためにできること
- 8. 削らない審美治療
- 8.1. ICON(アイコン)
- 8.2. 接着ブリッジ
- 8.3. ヒューマンブリッジ
- 8.4. ラミネートベニア
- 9. 子どもの虫歯こそ削らないことが大切
- 10. 削らないためには「早期発見」が何より重要
- 11. 歯を削らないために今日からできること
- 12. このような方は歯を削らない治療がおすすめです
- 13. よくある質問
- 13.1. 本当に削らずに治せますか?
- 13.2. 他院で削ると言われましたが相談できますか?
- 13.3. MTA治療は保険適用ですか?
- 13.4. 削らない治療でも痛みはありますか?
- 14. 歯を削る前に、一度「本当に削る必要があるのか」を診断しませんか?
- 14.1. 当院の特徴
- 15. 【🎞️3分12秒】低侵襲治療(ミニマルインターベンション)
- 16. 筆者・院長
- 16.1. 深沢 一
- 16.1.1. メッセージ
「歯は削るほど寿命が短くなる」ことをご存じですか?

「虫歯だから削るしかない」と思っていませんか。
実は、歯は一度削ると元の状態には戻りません。
削った部分は詰め物や被せ物で修復できますが、天然歯とまったく同じ強度や機能を取り戻せるわけではありません。
さらに、詰め物や被せ物も永久にもつものではなく、年月とともに再治療が必要になることがあります。
そのたびに歯はさらに削られ、やがて神経の治療や抜歯へ進んでしまうケースも少なくありません。
そのため現在の歯科医療では、「できるだけ歯を削らない」「できるだけ神経を残す」という**MI(Minimal Intervention:ミニマルインターベンション)**という考え方が重視されています。
当院でも、この考え方を基本とし、できる限り天然歯を残す治療を心がけています。
あなたの虫歯、本当に削る必要がありますか?

虫歯だからといって、すべて削る必要があるわけではありません。
虫歯の進行度によって治療方法は異なります。
削らずに治療できる可能性がある虫歯
- 白く濁った初期虫歯(ホワイトスポット)
- エナメル質内にとどまる初期虫歯
- ごく浅い虫歯
- 再石灰化が期待できる虫歯
削る必要がある虫歯
- 象牙質まで進行した虫歯
- 神経に近い虫歯
- 大きく欠けた虫歯
- 歯が割れているケース
重要なのは、「削るかどうか」ではなく、本当に削る必要があるかを正確に診断することです。
歯を削ると何が起こる?

歯は一度削ると、その後の人生で何度も治療を繰り返す可能性があります。
小さな詰め物
↓
再発
↓
さらに大きな詰め物
↓
被せ物
↓
神経の治療
↓
抜歯
もちろん、すべての歯がこの経過をたどるわけではありません。
しかし、削る量が増えるほど歯への負担は大きくなります。
だからこそ、最初の治療でできるだけ歯を残すことが大切です。
当院が歯を削らないために行っていること

ダイアグノデント
レーザーで虫歯の進行度を数値化し、削る必要があるかを客観的に判断します。
う蝕検知液
虫歯だけを染め出し、健康な歯を削り過ぎないようにします。
拡大視野での精密治療
拡大鏡を用いて細部まで確認しながら治療を行い、必要最小限の切削に努めます。
コンポジットレジン修復
小さな虫歯は白い樹脂で修復し、歯をできるだけ削らずに治療します。
MTAセメント
神経に近い虫歯でも、神経を保存できる可能性を高める治療です。
削らずに治せる虫歯とは?

削らずに治療できる可能性があるのは、比較的早期に発見された虫歯です。
適応となることが多いケース
- ホワイトスポット
- 初期虫歯(CO〜C1)
- エナメル質内の虫歯
- 再石灰化が期待できる虫歯
削る必要があるケース
- 象牙質まで進行した虫歯(C2)
- 神経に近い虫歯(C3)
- 神経が感染した虫歯(C4)
- 大きく欠けた歯
- 歯根まで割れている歯
虫歯は早く見つけるほど、歯を削らずに済む可能性が高くなります。
歯を削らない治療法一覧
| 治療法 | 削らない度 | 保険 |
|---|---|---|
| 再石灰化 | ★★★★★ | ○ |
| フッ素塗布 | ★★★★★ | ○ |
| シーラント | ★★★★★ | ○ |
| コンポジットレジン充填 | ★★★★☆ | ○ |
| MTAセメント | ★★★☆☆ | 自費 |
| ICON(アイコン) | ★★★★★ | 自費 |
| 接着ブリッジ | ★★★★☆ | 条件により保険適用 |
| ヒューマンブリッジ | ★★★★☆ | 自費 |
患者さまのお口の状態によって適した治療法は異なります。
神経を抜かないためにできること

歯の神経には、歯へ栄養や水分を届ける重要な役割があります。
神経を抜くと、
- 歯の寿命が短くなる
- 歯がもろくなる
- 黒く変色しやすい
- 割れやすくなる
などのリスクがあります。
そこで当院では、神経を残せる可能性がある場合にはMTAセメントを使用した神経保存治療をご提案しています。
MTAは封鎖性・殺菌性・生体親和性に優れ、神経を保護しながら治癒を促す材料です。
削らない審美治療

歯を美しくしたい場合も、必ずしも大きく削る必要はありません。
ICON(アイコン)
ホワイトスポットや初期虫歯を削らずに改善する治療です。
接着ブリッジ
歯をほとんど削らず人工歯を固定します。
ヒューマンブリッジ
接着ブリッジより高い強度が期待でき、歯への負担も少ない治療です。
ラミネートベニア
歯の表面をわずかに整えて自然な美しさを回復します。
子どもの虫歯こそ削らないことが大切

乳歯や生えたばかりの永久歯は、大人の歯より弱くデリケートです。
そのため、
- フッ素塗布
- シーラント
- 定期検診
- 早期発見
によって虫歯を小さいうちに見つけることが、お子さまの将来の歯を守ることにつながります。
削らないためには「早期発見」が何より重要

虫歯は小さいうちはほとんど痛みがありません。
しかし放置すると、
小さな虫歯
↓
削らずに済む可能性
↓
進行
↓
削るしかない
という流れになってしまいます。
つまり、早く見つけるほど歯を削らずに済む可能性が高くなります。
歯を削らないために今日からできること

毎日の習慣が将来の歯を守ります。
- フッ素入り歯磨き剤を使う
- 丁寧な歯磨きを行う
- 間食を減らす
- キシリトールを活用する
- 定期検診を受ける
- エアフローによるクリーニング
- PMTCによる専門的クリーニング
毎日の積み重ねが、大切な歯を守ります。
このような方は歯を削らない治療がおすすめです

次のような方は、一度ご相談ください。
- 自分の歯をできるだけ残したい
- 神経を抜きたくない
- 他院で削ると言われた
- 痛い治療が苦手
- 小さな虫歯と言われた
- セカンドオピニオンを受けたい
- お子さまの虫歯をできるだけ削りたくない
よくある質問
本当に削らずに治せますか?
初期虫歯であれば、削らずに経過観察や再石灰化を目指せる場合があります。
他院で削ると言われましたが相談できますか?
はい。セカンドオピニオンとしてのご相談にも対応しています。
MTA治療は保険適用ですか?
MTAセメントを使用した神経保存治療は自費診療となります。
削らない治療でも痛みはありますか?
初期虫歯では麻酔を必要としないことも多く、身体への負担を抑えられる場合があります。
歯を削る前に、一度「本当に削る必要があるのか」を診断しませんか?

削ってしまった歯は、二度と元には戻りません。
「本当に削る必要があるのか」
「神経を残せる可能性はあるのか」
当院ではダイアグノデントなどを用いた精密診断を行い、できるだけ天然歯を残す治療をご提案しています。
小さな虫歯や初期虫歯、他院で治療を勧められた方、神経を抜きたくない方もお気軽にご相談ください。
当院の特徴
- ダイアグノデントによる精密な虫歯診断
- 健康な歯質をできるだけ残すMI(低侵襲)治療
- MTAセメントによる神経保存治療
- コンポジットレジンによる最小限の修復
- セカンドオピニオンにも対応
天然歯は一生の財産です。
「できるだけ削らない」「できるだけ神経を残す」という考え方で、将来までご自身の歯で食事や会話を楽しめるようサポートいたします。談ください。
【🎞️3分12秒】低侵襲治療(ミニマルインターベンション)
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


