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赤ちゃんの乳歯が生える順番と時期、
子供の歯並びはすきっ歯の方がいいの?

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赤ちゃんの乳歯が生える順番と時期。赤ちゃんの時に良い歯並びの子供はガタガタの歯並びになるの?では子供の歯並びは"すきっ歯"の方がいいの?霊長空隙やリーウェイスペースが多い"すきっ歯"の方が綺麗な歯並びを作るのは事実。乳歯に癒合歯が、どうしたらよい?

目次


赤ちゃんの乳歯が生える順番と時期

1

乳歯の特徴

1-1

乳歯は虫歯になりやすい

乳歯が虫歯になりやすい理由

  • ① 一人で上手に歯磨きができないため、プラークコントロールが不十分になります。
  • ② 乳歯は食べカスがたまりやすく、しかも子供の好む食べ物には粘着性があるため、虫歯菌が酸をさかんにつくりだしてしまいます。
  • ③ 乳歯は永久歯に比べ、エナメル質も象牙質も半分の厚さしかありません。また再石灰化の力も弱いです。
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乳歯の虫歯は親ができるだけ早く発見してください

子供の歯を虫歯から守るのは親の責任

乳歯は一度虫歯になると痛みが起こりにくいこともあって、あっというまに進行します。受診する頃にはほとんどが、神経の近くまで進行しています。

仕上げ磨きをするときに、歯の表面が白っぽくなっていないか、黒くシミになっていないか、歯の溝が黄色くなっていないかなど観察してください。このような兆候は虫歯の始まりですから、この時点で受診されるとあまり削らず治療が簡単です。

歯磨きを習慣にし、必ず仕上げ磨きをしてあげて、プラークをできるだけためないようにしましょう。 おやつは砂糖を使わないものを選び、就寝前に食べたり飲んだりする癖をつけないようにします。 必ず定期的に受診し、歯とお口のチェックを受けましょう。

2

乳歯の名前と歯の生える時期

2-1

乳歯は全部生え揃うと20本

乳歯の名前

正面の歯から順番に乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第1乳臼歯、第2乳臼歯。

それぞれの乳歯が脱落して生え変わると大人の歯が生えてきます。後続永久歯として正面から順番に、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯となります。

人間の体には、加齢によって生えてきたり伸びたり無くなったりするものがありますが、すっかり違うものと交換されてしまうのは「歯」だけです。

歯は乳歯から大人の永久歯へと完全な交換が行われます。

どうしてでしょう?不思議だと思いませんか。 これは体の発育に伴いあごの骨が成長し、それまでの小さく弱い乳歯では、用を足さなくなることからだろうと考えられています。やはり大人になったらそれにふさわしい歯が必要なんですね。

2-2

乳歯の生える時期と抜ける時期

早見表

名称 生える時期 抜ける時期
乳中切歯 生後6ヶ月~8ヶ月 6~7歳
乳側切歯 12ヶ月前後 7~8歳
乳犬歯 1歳6ヶ月~1歳7ヶ月 9~12歳
第1乳臼歯 1歳4ヶ月~1歳5ヶ月 9~11歳
第2乳臼歯 2歳3ヶ月~2歳5ヶ月 10~12歳
3

乳歯の生える順番と役割・特徴

3-1

赤ちゃんの口の中に初めて生える乳中切歯

赤ちゃんの歯・乳中切歯の役割
生後6ヶ月~8ヶ月

下の乳中切歯が萌出

生後6ヶ月~8ヶ月頃に下の乳中切歯が生えてきます。そして、生後10ヶ月頃になると上の乳中切歯が生えてきます。

萌出の時期は子供により2ヶ月ほどのばらつきがあります。しかし、2ヶ月以内に萌出したり、1年経っても生えてこなければ歯医者を受診してください。

乳中切歯の役割

それまで無歯顎だった赤ちゃんの口腔内に初めて下あごに可愛らしい乳中切歯が生えてきた時は、驚きと喜びが湧き上がるものです

それまでおっぱいだけで生活していた赤ちゃんが、食物を噛み切る、噛み潰すといった咀嚼機能を獲得するための準備期間に入ったともいえるでしょう。

徐々に乳歯と舌の動きと連動させる事を覚えるようになってきます。

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乳側切歯が生えて乳歯の前歯が8本に

赤ちゃんの歯・乳側切歯の役割
生後1歳前後

乳側切歯が萌出

生後1歳前後になると上下の乳側切歯が生えてきます。

前歯が全部で8本になり噛み切る準備が出来上がりました。

乳側切歯の役割

乳歯の前歯が生えそろう時期と重なるように哺乳から咀嚼へと移行する様になってきます。

前歯だけで食べるのではなく、臼歯部の歯茎が盛り上がって奥歯の歯茎ですり潰すような行動がみられます。

3-3

第1乳臼歯が生えて噛む力が向上

赤ちゃんの歯・第1乳臼歯の役割
1歳4ヶ月~1歳5ヶ月

第1乳臼歯が萌出

乳犬歯が生える前に第1乳臼歯が生えてきます。従って1本分の空隙が存在した状態です。

第1乳臼歯の役割

そろそろ離乳をしてもよい時期です。第1乳臼歯の噛む面は臼状になっていて、すり潰すのに適した形態です。今まで歯茎では潰せなかった野菜を煮たものなども噛めるようになります。

3-4

乳犬歯が生えて噛み切る力が向上

赤ちゃんの歯・乳犬歯の役割
1歳6ヶ月~1歳7ヶ月

乳犬歯が萌出

乳側切歯と第1乳臼歯との隙間に乳犬歯が生えてきます。

乳犬歯の役割

離乳食もすでに始まっている時期です。乳犬歯は先が尖っているので噛み切る力が一気に向上します。

3-5

第2乳臼歯が生えて成人と同じような咀嚼力に

赤ちゃんの歯・第2乳臼歯の役割
2歳3ヶ月~3歳5ヶ月

第2乳臼歯が萌出

下の第2乳臼歯が2歳3ヶ月頃に生え、ついで上の第二乳臼歯が2歳5ヶ月頃に生えてきます。

第2乳臼歯が生えて、上下で20本の乳歯列が完成します。

第2乳臼歯の役割

第二乳臼歯が生えてくると咀嚼筋群と巧みに協調した咀嚼運動が可能になります。

第二乳臼歯が上下噛み合うようになると噛み合わせが安定します。この段階で乳歯列が適正かどうか判断出来るようになります。

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乳歯の生える順番や時期には個人差が大きい

乳歯の一生

歯の始まりは、お母さんのおなかの中からです。妊娠2~3カ月で総ての乳歯の芽(歯胚)ができ、4~6カ月で石灰化し始めます。これが生まれて5~10カ月すると、乳歯として生えてくるのです。


生える順番や時期は表のとおりです。全部で20本ですが、それぞれに時期にはかなりの幅があります。お子さんの成長ペースが順調なら、早い遅いと心配することはありません。


同じ月ごろの歯の生えた子を見て、「うちの子はまだなのに」と不安になるお母さんがいます。赤ちゃんの歯は、6カ月から生え始め、ほぼ2歳ごろまでに生えそろいます。個人差がありますのであまり不安がらず、ゆったり構えて様子を観察しましょう。


赤ちゃんの時に良い歯並びの子供はガタガタの歯並びになる?

1

子供の歯並びは"すきっ歯"の方がいい?

1-1

霊長空隙と発育空隙とは

霊長空隙

しばしば幼児の歯並びにすきっ歯を目にします。

サルや人間などの霊長類には特有の歯並びの隙間があり「霊長空隙」と呼ばれています。上の歯列では乳犬歯と乳側切歯との間に、下の歯列では乳犬歯と第1乳臼歯との間に出来ます。


発育空隙

乳歯よりもずっと大きい永久歯がいずれ交換します。しかし、あごが大きく成長したとしても、永久歯がすべて収まるだけのスペースがありません。

そこで乳歯の歯並びには空隙歯列といって歯と歯の間に隙間があるのが正常です。

霊長空隙以外の隙間の部分を「発育空隙」と呼んでいます。

従って、すきっ歯の方がむしろ好ましいのです。

正常な乳歯列には霊長空隙と発育空隙が現れる
正常な乳歯列には霊長空隙と発育空隙が現れる

6歳の子供の上顎の歯列。乳歯列の最後方に6歳臼歯が生えています。

大きな永久歯を並べるために乳歯の歯並びには空隙が存在します。

2

リーウェイスペース

リーウェイスペース
リーウェイスペース=A-B
リーウェイスペース
上顎 A-B=1mm ※ A>B
下顎 A-B=3mm ※ A>B

A:乳犬歯幅+第1乳臼歯幅+第2乳臼歯幅
B:犬歯幅+第1小臼歯幅+第2小臼歯幅

リーウェイスペースとは

上記の永久歯三本の幅の合計と同部位の乳歯の三本の幅の合計の差をリーウェイスペースと言います。

乳歯三本の合計の方が永久歯のそれよりも上顎で約1mm、下顎で約3mm 大きいのです。

この差を使ってうまく永久歯列が整うような調整機能です。

もし早期に乳臼歯の歯冠部が虫歯で崩壊したり、或いは抜け落ちたりするとこの隙間は、あっという間に消失してしまい、永久歯の歯列不正の原因一つになります。

3

霊長空隙と発育空隙が無い子供の大人の歯並びは?

霊長空隙と発育空隙が不足しているケース

現在、大人の歯は中切歯二本と6歳臼歯二本です。

霊長空隙と発育空隙がないのでリーウェイスペースの6mm(左右で3X2mm)を使っても大人の歯が収まるスペースが僅かに足りません。

このまま大人の歯に交換していくと必ずガタガタの歯並びになるでしょう。

6歳臼歯の位置は矯正治療をしない限りこの場所に留まるか僅かに手前に移動します。

この様な症例に適した治療法は、歯列全体を横方向に拡大していくことです。乳歯列期にもっとも適した治療法はプレオルソです。

霊長空隙と発育空隙が無い子供のねじれた大人の前歯
霊長空隙と発育空隙が無い子供のねじれた大人の前歯


4

乳歯がグラグラしても抜けない時は

乳歯のグラグラが始まるのは下から永久歯が生えてきた証拠

下から永久歯が萌出を開始すると乳歯の歯根が吸収されて脱落しやすくなります。本来なら、乳歯の歯根が完全に吸収されて自然脱落するのですが、稀に歯根の一部が吸収されずに残ってしまい、乳歯がなかなか抜けないことがあります。


そのような時、乳歯がグラグラして痛くて食事が出来ないというなら歯医者で抜いてもらってください。

また、永久歯が乳歯の脇から生え出しても乳歯が脱落しないようなら、やはり歯医者で抜歯してください。


それ以外は自然脱落を待ちましょう。


乳歯の歯の形の異常

1

癒合歯(ゆごうし)

1-1

癒合歯を見つけたらエックス線で永久歯杯の確認を

癒合歯
下の乳中切歯と乳側切歯との癒合歯
癒合歯は下の乳歯の前歯に起きやすい

顎骨の中で、隣同士の歯胚(歯の元になるもの)が結合し、生えてきたものを癒合歯といいます。永久歯に比べ乳歯に多く、特に写真の様に下の前歯に多く見られます。

問題は癒合歯の下にあるはずの永久歯がないかもしれないということです。これはレントゲンを撮ればはっきりします。

永久歯の歯胚が二本分あれば安心ですが、歯の交換期に注意が必要です。癒合歯の歯根は正常に吸収されにくく、癒合歯がその場所にいつまでも残ってしまうことがあるからです。

癒合歯に邪魔されて永久歯が適切に生えて来られないようなら抜歯する必要があります。

1-2

癒合歯の後続永久歯が無い時は

癒合歯が抜け落ちた後の問題

本来なら、癒合歯のあとに続くはずの2本または1本の永久歯が無い場合には、癒合歯が抜け落ちた後とどうするか判断に迫られます。

永久歯がないということは、その部分の歯列に空隙が生じるからです。


治療法

ステップ1.
空隙を取り外し式の入れ歯でキープする。空隙部分を放置すると不揃いなすきっ歯になってしまいます。

ステップ2.
成人になって入れ歯は嫌だという方には空隙部分に取り付けの人工歯・ブリッチを入れることも考えられますし、インプラントを入れる事も選択肢になります。


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