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大人同士のキスで虫歯菌・ミュータンス菌
がうつる条件と予防策
皆様の健康をトータルサポート。
虫歯は虫歯菌が人から人へ感染することで起きます。
虫歯菌が効率よく移るには様々な条件が必要で、その中でも大量に虫歯菌を保有した人との濃厚接触が最もリスクが高いと考えられます。
それには同じスプーンを使うことによる母子感染や大人同士のキスなどが該当します。
都営新宿線「篠崎」駅徒歩1分。
03−3676−1058東京都江戸川区篠崎町7-27-23-千葉銀行3F
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虫歯は虫歯菌が人から人へ感染することで起きます。
虫歯菌が効率よく移るには様々な条件が必要で、その中でも大量に虫歯菌を保有した人との濃厚接触が最もリスクが高いと考えられます。
それには同じスプーンを使うことによる母子感染や大人同士のキスなどが該当します。
「虫歯は移るのか?」という疑問に対して答えはYESです。
まず、親子間での母子感染からはじまります。では、大人同士での感染はという疑問が出ますが、キスなどの濃厚接触が頻繁にある場合には起こりえます。
虫歯がうつるには様々な条件があり、虫歯菌感染のメカニズムや虫歯菌を減らす方法をまとめてみました。
虫歯菌(ミュータンス菌)を口の中に大量に持っている人とキス(ディープキス)をした場合、虫歯菌は唾液を介して容易にうつるでしょう。
キスだけではなく、鍋料理や飲料水の回し飲み、食器などで感染する可能性も否定出来ません。
虫歯菌の感染のしやすさは、彼氏・彼女の口の中の虫歯菌の菌量に比例します。
ちなみに、ミュータンス菌を殺菌するには、60度で30分必要です。
逆に、虫歯菌(ミュータンス菌)を持っていない人(10%以下と考えられる)とのキスでは当然うつることはありません。
虫歯菌は「感染の窓」と呼ばれる生後19ヶ月~31ヶ月の期間に接触頻度の高い両親(おもに母親)から感染しやすいと言われています。
様々な条件が整うと、たくさんの虫歯菌が子供の口腔内に感染し、定着していきます。
この様に虫歯菌の感染を受けた子供は、大人になっても虫歯菌はそのままで、下記に記述した様なことをしない限り減ることはありません。
自分が虫歯菌の感染を受けているかどうかの判断は、過去に沢山の虫歯の経験があり、何度も治療を受けたかどうかは参考になります。現在、たくさんの詰め物がある方は虫歯菌を持っていると考えても良いでしょう。
また、正確に診断をしたければ唾液検査(サリバテスト)で虫歯菌の量の判定をすることが出来ます。
彼氏・彼女に虫歯菌を「うつさない」「うつらない」様にするには口の中から虫歯菌を徹底的に排除すれば良いことになります。
では、どうしたら大人になってから口の中から虫歯菌を排除することが出来るのでしょうか?
それは母子感染の遮断の方法等と基本的に同じです。下記に大人になってから虫歯菌を減らす方法を示します。
※ 虫歯菌の感染同様に歯周病菌はキスで感染するのか? という疑問には別ページを参照して下さい。
1).100%キシリトールガムを一日5粒噛む(1年以上の長期摂取が必要)。
2).フッ素を使う…フッ素入り歯磨き粉(濃度1450ppmがお薦め)の使用。
3).磨き残しチェック…歯垢(プラーク)の染め出し液の使用。
4).歯磨きが上手く出来ない方は電動歯ブラシを使用。
5).ポイックウォーター(次亜塩素酸水)の液体歯磨きでブラッシング…バイオフィルムの破壊と除菌。
1).歯医者でPMTCを行う…歯科衛生士による歯垢(プラーク)の機械的除去。
2).歯医者で3DSを行う…グルコン酸クロルヘキシジンによる除菌。
3).歯医者でエアフローを行う…特殊な粉を歯面に吹き付けて口腔バイオフィルムの破壊及び除去。
虫歯菌は、人から人に感染します。特に問題になるのがミュータンス菌です。ミュータンス菌は、一旦口の中に大量に感染するとなかなか排除出来ないのが最大の問題です。
虫歯菌の中にはラクトバチラス菌という細菌もいます。この細菌は徹底的にプラークコントロールすることで、口腔内からほぼ排除出来ます。
赤ちゃんにミュータンス菌が移るのは、前歯が生えそろう生後10ヶ月くらいから乳歯列が完成し硬いものが噛めるようになる生後2歳半くらいまでの期間です。
この2年半を無事に過ごすことが出来れば、善玉菌が口腔内に定着し、虫歯菌が侵入するのをある程度防いでくれます。
可愛い赤ちゃんに虫歯菌(ミュータンス菌)を移すのは、たいてい家族。その一番手が、お母さんです。口移しで食べさせたり、親の箸で食べさせたり、そ「エッ!そんなこと」と思うようなことで移ってしまいます。
虫歯の無い子に育てるために、赤ちゃんに使う箸やスプーンは赤ちゃんだけのものにしましょう。
ミュータンス菌が両親の口腔内に大量に存在すると効率よく赤ちゃんの口腔内に定着していきます。
つまり、赤ちゃんを育てている周囲の大人のお口の中がきれいであることが大事です。赤ちゃんが生まれてからでは遅いのです。誕生前から、両親の口の中の細菌量を減らす努力をしてください。
虫歯が沢山ある両親の子供は虫歯になりやすいと言うのは遺伝ではありません。
ミュータンス菌を大量に保有した両親の子供は容易にミュータンス菌に感染するからです。
赤ちゃんへミュータンス菌を感染させないようにするには出産の1年以上前から家族全員の口腔内のミュータンス菌を少なくすることから始める必要があるのです。
砂糖(ショ糖)の入った食品は、虫歯菌の大好物です。母親でも、赤ちゃんでも砂糖摂取を大量に行うと、親から虫歯菌(ミュータンス菌)が赤ちゃんの口腔内にうつり安くなります。
これは大人同士でも同様です。
乳歯は大人の歯と比較すると、表面のエナメル質も象牙質が薄く弱いものです。甘いものを口にする機会が多く、しかもお腹がすいて食べる機会も多くなりがちです。子供のお口の中は、虫歯になる条件がそろっています
・1回の食べる量を決めて食べましょう。
・甘さがいつまでも残るおやつは注意しましょう。
・あごを使ってよく噛むおやつを食べましょう。(脳の発達を促し、バランスのよいきれいな顔をつくります。)
・歯にくっつきやすい食品はできるだけ避けましょう。
・食べたあとは「歯磨きタイム」を忘れずに!
大人は子供の歯や生活の特徴をよく理解して、子供におやつを与えるときは、時間を決めて与えましょう。もちろん「食べたら磨く」ことも忘れず教えてください。 保育園児に虫歯が少ないと言われますが、それは食事やおやつの時間が規則正しく、しかも食後に歯磨きをしているからです。
執筆者 院長 深沢一
東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
都営新宿線篠崎駅から徒歩1分のふかさわ歯科クリニック
診療時間
月〜金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
9:00〜19:30 | 8:00〜18:00 | 8:00〜17:30 |
ミュータンス菌はどこから来るのでしょうか? 接触頻度の高い保護者、主に母親から赤ちゃんへ移ります。うつりやすい赤ちゃんの年齢は1歳半~2歳半頃です。虫歯菌の感染を防ぐには家族全員でキシリトールガムを噛む、フッ素入り歯磨きを使うなどが有効です。…
食器や歯ブラシなどに付いた虫歯菌(ミュータンス菌)を殺菌消毒することに神経質になり過ぎるのはよくありません。ミュータンス菌の弱点は、キシリトールとフッ素です。両親から子供にミュータンス菌は感染しますが、一旦感染さしてしまうと、口腔内からの完全除去は困難です。…
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