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子供の乳歯の虫歯は
歯の白変、黒変、穴などの変化を見逃すな!

皆様の健康をトータルサポート。

乳歯の虫歯は、赤ちゃん~2歳、3歳~5歳、6歳以上で治療法が異なります。

お母さんは仕上げ磨きの時に歯の表面の白濁(白っぽく変化)、黒~茶色変、小さな穴が開いていないかなど、虫歯の初期症状を入念にチェックし、虫歯がひどくなる前に見つけてください。

2~4歳の子供の乳歯に小さな穴が出来、虫歯にさせてしまったとショックを受ける母さんもおられるかと思います。

4歳までの子供は怖がってなかなか口を開けてくれません。

子供の年齢に合わせた段階的な治療法があるので参考にしてくださいます。

目次


子供の年齢で異なる乳歯の虫歯治療

1

乳歯は虫歯になりやすい特徴が!

乳歯が虫歯になりやすい理由

  • ① 一人で上手に歯磨きができないため、プラークコントロールが不十分になります。
  • ② 乳歯は奥歯の溝や歯の間に食べカスがたまりやすく、しかも子供の好む食べ物には砂糖を含んだ粘着性がある物が多いため、虫歯菌が酸をさかんにつくりだしてしまいます。
2

子供の虫歯は親の責任

子供の歯を虫歯から守るのは親の責任

乳歯は一度虫歯になると痛みが起こりにくいこともあって、あっというまに進行します。受診する頃にはほとんどが、神経の近くまで進行しています。

仕上げ磨きをするときに、乳歯の表面が白っぽく白濁していないか、黒いシミになっていないか、歯の溝が黄色くなっていないか、小さな穴が開いていないかなど観察してください。

このような兆候は虫歯の始まり初期虫歯COですから、この時点で受診されるとあまり削らず治療が簡単です。

正しい歯磨きの仕方を身に付け、必ず仕上げ磨きをしてあげて、歯垢(プラーク)をできるだけためないようにしましょう。

おやつは砂糖を使わないものを選び、就寝前に食べたり飲んだりする癖をつけないようにします。

必ず定期的に受診し、歯とお口のチェックを受けましょう。

また、両親が口移しや同じスプーンを使って虫歯菌をうつすことはNGなのは常識ですよね。

3

子供の乳歯の虫歯治療は燃え上がった炎を鎮火

子供のひどい虫歯の治療は虫歯の炎を鎮火させることから
2~4歳の子供は泣き叫んで治療をさせない

乳歯に小さな穴が開き始めると、歯の中で虫歯が大きく広がり象牙質まで達する虫歯(C2)になっていることも多く、いきなり大きな穴が開いてしまうことがあります。早めの治療が必要でが、2~4歳の子供は口を開けることさえ拒むこともよくあります。


タービンやエンジンなどの虫歯を削る器具を口に近づけだけで泣き叫び、口を固く結んでしまうと治療は益々困難になります。


そこで、幼児期の子供には、虫歯の鎮火を目的とした治療が必要になります。


個人差はありますが、5~6歳になると通常の虫歯治療が出来るようになります。

4

赤ちゃんから2歳の子供の乳歯の虫歯治療

虫歯の進行止めサホライド

虫歯進行止めサホライドの塗布

母親にとって2歳の子供に虫歯が出来てしまったというのはショックな事でしょう。

2歳の子供では虫歯を削って詰めるような治療は不可能です。そこで虫歯の進行を止めるサホライドを塗布します。

サホライドを塗布すると虫歯部分が黒く変色します。見た目が悪いと治療を拒否するお母さんがいらっしゃいます。その場合、効果は低いですが、フッ化ナトリウムを塗布します。

家庭では、初めて乳歯が生える生後6ヶ月の赤ちゃんの時期からフッ素入り液体歯磨きレノビーゴを使用すると虫歯の発生防止に効果的です。

5

3~5歳の子供の乳歯の虫歯治療

5-1

乳歯の虫歯を削り取るスプーンエキスカベーター

スプーンエキスカベーター

耳かきの様な形のスプーンエキスカベーター

ハンドインスツルメントで、虫歯を小さなスプーン状の金属の先端で掻き出します。

大小様々な大きさがあり、虫歯の穴の大きさに合わせて使い分けします。

子供にスプーンエキスカベーターを見せても怖がる子供はほとんどいません。

5-2

乳歯の虫歯はサホライドとスプーンエキスカベーターのタッグで治療

奥歯の乳歯の虫歯にサホライドを塗布し光照射
ステップ.1

奥歯の乳歯の虫歯にサホライドを塗布し光照射

スプーンエキスカベーターを使い出来る範囲で虫歯を取り除き乾燥させた後、小綿球に浸ませてサホライドを塗布します。

写真はサホライドを塗布し、光を照射したところです。虫歯の部分はこのまま何も詰めずにオープン状態にします。食べ物が詰まりやすいのでよく歯磨きが必要です。

サホライドに含まれる硝酸銀の殺菌作用とフッ素の虫歯抑制作用の両方の効果を期大したものですが、銀の沈着によって、虫歯の色を変化させ、歯が黒くなるという副作用があります。そのため、母親の許可が得られない場合には乳幼児の前歯には使いません。

スプーンエキスカベーターで虫歯を除去
ステップ.2

スプーンエキスカベーターで虫歯を除去

写真は、サホライドを塗布した後、スプーンエキスカベーターで虫歯を除去した所です。

虫歯を除去すると虫歯の穴がかなり大きいひどい虫歯であったことが分ります。

通常、サホライドを塗布し、次回来院時には黒くなった虫歯の部分は少し硬くなります。黒く硬くなった虫歯をスプーンエキスカベーターで痛みを与えてない程度に除去します。

再度、サホライドを塗布し、光りを照射して本日の治療は終了です。3回目の来院時にほとんどの虫歯をスプーンエキスカベーターで除去することが出来ます。

虫歯の穴の大きさにもよりますが、サホライドの塗布は2~4回程度が普通です。

コンポジットレジン充填
ステップ.3

コンポジットレジン充填

コンポジットレジンで充填して虫歯の治療は終了します。僅かにサホライドの着色部分が残りますが、ほぼ満足できる治療水準です。

6

もし麻酔と回転式の虫歯を削る器具を使ったら...

上記症例の虫歯に歯科麻酔をかけて回転式の削る器具で虫歯を除去すると、神経まで達していたかもしれません。そうなれば神経(歯髄)を取る治療が必要となり、治療がさらに困難になります。


又、麻酔をかけた場合、少しでも痛みを与えると、その後、治療をさせてくれなくなる子供も多くいます。


よほどのことでない限り麻酔や回転式の切削器具の使用を避けるようにしています。

ダイヤモンドバー用のタービン
ダイヤモンドバー用のタービン
  • ・エナメル質、象牙質共に切削できるダイヤモンドバー専用の高速で回転するタービンです。バーの表面はダイヤモンドが貼り付けられています。
スチールバー用のエンジン
スチールバー用のエンジン
  • ・象牙質の虫歯を切削する為のスチールバー(鉄製)です。エナメル質は固すぎて削れません。低速で回転し、振動が歯に伝わります。
子供に麻酔
局所麻酔
  • ・子供にとって局所麻酔の「チック」とした痛みや麻酔薬を注入する時に圧力をかけることで起こる痛みで拒絶反応が。


7

6歳臼歯が子供のうちに神経に達する虫歯になると

7-1

根未完成歯のレントゲン(左)

根未完成の第一大臼歯の歯髄炎となったレントゲン写真
根未完成の第一大臼歯(6歳臼歯)

7歳児の第一大臼歯の根の先端(赤丸)はまだ閉鎖していません。虫歯が神経まで達した歯髄炎になったため、根管治療を行っている所です。

根の先端が黒くなっているのは膿が溜まっていることを示しています。

正常な成人の第一大臼歯の根のレントゲン写真
正常な成人の第一大臼歯の根

成人の第一大臼歯の根の先端(赤丸)は、閉じています。根未完成の写真と比べるとはっきりと違いが分ります。



根未完成歯が虫歯になると

第一大臼歯が生えるのは6歳頃です。その為、六歳臼歯というニックネームで呼ばれることもあります。そして、歯根は9歳から10歳頃に完成します。

歯根が完成しない時期を根未完成歯と言います。この時期に神経に達する虫歯(C3)になると神経の治療が極めて困難になります。根っこの先端が閉鎖せずラッパ状に開いているからです。

根未完成歯の神経の治療は、乳歯に準じた方法をとり水酸化カルシウム製剤を根管内に満たします。それにより根の先端の閉鎖を期待する分けです。しかし、この方法も完全ではなく、学術的に決定的な治療法が確立している訳ではありません。

運良く根の先端が閉鎖してくれば、その時に改めて大人の根管治療と同様な方法でやり替えます。

最悪の場合、根の先端に出来た膿を治すことが出来ずに抜歯をせざるを得ないケースもあります。

子供の乳歯の虫歯治療のご相談は

ふかさわ歯科クリニック院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

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