診療メニュー:子供の歯並び・小児矯正関連

新生児の授乳ラッチオンのコツ
赤ちゃんは母乳で綺麗な歯並びに

皆様の健康をトータルサポート。

赤ちゃんの授乳をスムーズに行うラッチオンとは?

新生児が正しく母乳を飲むためのラッチオンのコツは舌の動きや唇の開きがポイント。

2年間母乳育児を続けると舌の動きや口輪筋、顎が正常に発達し、子供の歯並びは綺麗になります。子供の歯並び・小児矯正なら江戸川区篠崎駅前の歯医者で。

「母乳保育」で育った赤ちゃんは綺麗な歯並びになることをご存知でしょうか。

授乳の鍵は新生児が乳首を正しくしっかり咥えるラッチオンです。

目次


  • Instagram
  • 友だち追加

授乳のラッチオンとは

1

ラッチオンのコツは唇の開きと舌の動きが重要

ラッチオンで赤ちゃんの哺乳とママの授乳がスムーズに

「ラッチオン」とは、赤ちゃんが乳首に吸いつこうとする動作に合わせて、ママが上手に乳首を赤ちゃんの口にふくませ吸着させることです。ラッチオンがうまくいかないと赤ちゃんが上手に母乳を飲めなかったり、ママの授乳がスムーズに行われません。

ラッチオンが上手に行われると、舌の動きが正常になり歯並びが綺麗になります。



ラッチオンのコツ

赤ちゃんの唇に刺激を与えると反射によって乳首をくわえようとします。舌の上に乳首を乗せ、 赤ちゃんの唇が外に向かって大きく開き、朝顔のような形状になることを確認したら、お母さんの乳輪部全体を含ませるようにします 。

浅くくわえてしまうと乳首に痛みが出るなどのトラブルの原因になると言われています。


参照:「ピジョン にっこり授乳期研究会の動画を参照してください。」

2

母乳保育で哺乳力を鍛え、正しい舌の動きを習得

母乳育児で綺麗な歯並びに

母乳保育による舌と唇の発達が歯並びに好影響

赤ちゃんは母乳をしごき出す動作で舌が発達します。哺乳力の向上とともに哺乳時の舌を中心とした口の周りの筋肉や顎の発達が歯並びに影響を与えると考えられています。

歯を綺麗に並べる為には、あごの骨の成長は欠かせません。正しい舌の動きを習得して、母乳を正しく飲むことが出来れば、顎の骨を横に押し広げる力が自然と身に付き、綺麗な歯並びとなっていきます。

母乳を与える期間が短く、簡単にミルクが飲める人工ニプルを使った哺乳瓶で育った子供は、舌の発達が十分に行われず、顎の骨が開ききらないまま歯が生えてしまうことが考えられます。

子供の歯並びが悪くなった原因が母乳保育が出来なかったことかもしれないのです。

3

赤ちゃんの口や舌は効率よく母乳を吸える構造

母乳を吸うために陰圧を作りやすい構造

赤ちゃんの口の中は母乳を吸いやすくするための様々な組織で成り立っています。傍歯槽堤(ぼうしそうてい)、吸啜窩(きゅうせつか)、ビシャの脂肪床などがそうです。

これらの大人の口の中にはない組織は、母乳を吸うときの口の容積を小さくし、陰圧をかけやすくするためのものです。

舌の蠕動(ぜんどう)運動と舌を上あごに押し当てる動作

赤ちゃんは乳首を引き寄せ上あごと舌ですっぽりと包みます。そして、舌は前後に波のようにうねりポンプの様な役割を果たします。

この舌の蠕動運動は、原始反射で、生後1ヶ月間続きます。2ヶ月を過ぎると次第に自分の意思で舌を動かす随意運動になり、満腹になるまで飲み続けます。

舌を上あごに押し当てる動作によって舌の筋肉が鍛えられます。このトレーニングが後に、舌の正しい使い方の基礎となっていきます。

子供の歯並びは、授乳のやり方や離乳食の進め方によっても影響を受けます。 そして、5歳頃をピークに起こるアデノイドが肥大することで口呼吸になることで出っ歯・いわゆるアデノイド顔貌になることもあります。 歯並びを悪くする指しゃぶりや口呼吸の治し方。悪い歯並びを自宅で治すプレオルソ、舌や唇のトレーニング法のMFTなどについて 、こちらの記事に分かりやすくまとめています♪

赤ちゃんは母乳保育で綺麗な歯並びに

1

母乳保育時の授乳のやり方

母乳保育時の授乳のやり方・抱き方・姿勢

授乳は抱き方・姿勢が重要

赤ちゃんを抱っこする時には、赤ちゃんの背骨がC 型(胎児姿勢)に湾曲することが重要です。赤ちゃんの手足を体の真ん中にすると背中が丸くなり、C 型姿勢になります。眉間、首、おへそを結んだラインが真直ぐになるように抱っこする事が重要です。

授乳する時も、赤ちゃんの手が前にあると飲みやすく、片手が落ちていると飲みにくくなります。

赤ちゃんの抱き方・母乳の飲ませ方などの不具合が、乳幼児の口腔周囲筋のバランスを崩す原因になり、歯列不正の原因にもなります。

2

2年は続けよう母乳育児

2-1

母乳育児の期間が二ヶ月以下だと歯並びが悪くなる危険が4倍に

フィンランド トゥルク大学 ユハ・エーリック・バレラ教授の研究

母乳育児の期間が2ヶ月以下の赤ちゃんは、9ヶ月以上母乳で育った赤ちゃんと比べると、上顎前突・八重歯・下の前歯の乱杭歯などになるリスクが4倍も高いことを指摘しています。一方、15ヶ月以上母乳で育った赤ちゃんは、こういった歯列不正が発現しにくいと報告しています。

私も所の統計では、2年以上母乳育児をした赤ちゃんでも稀に歯列不正が発現していることがあります。

3

母乳が出ない時、哺乳瓶で使用するニプルは要注意

咀嚼型ニプルを使おう

母乳が出ず「母乳保育」が困難な場合には咀嚼型ニプルの使用が重要です。

スポンサーリンク

子供の歯並びのご相談は江戸川区篠崎駅の歯医者
ふかさわ歯科クリニック篠崎

ふかさわ歯科クリニック篠崎院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

お気軽にご相談下さい。
相談・カウンセリング受付中
電話:03-3676-1058

東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
都営新宿線篠崎駅から徒歩1分のふかさわ歯科クリニック篠崎

診療時間

月〜金曜日 土曜日 日曜日
9:00〜19:30 8:00〜18:00 8:00〜17:30

赤ちゃん・子供の歯並び育成 関連コンテンツ

母乳が出ない母親必見!咀嚼型ニプルで赤ちゃんの歯並びが綺麗に?

母乳が出ない母親必見!咀嚼型ニプルで赤ちゃんの歯並びが綺麗に?

母乳が出ない母親にとって哺乳瓶に付けるニプル選びは重要です。赤ちゃんが飲みやすいニプルを使うと、舌や顎の成長が損なわれ歯並びはガタガタになることも!そこで咀嚼型ニプル(ビーンスタークニプル、NUK (ヌーク)ニプル)の使用をおすすめします。

断乳から自然卒乳へ!授乳は愛情ホルモンが増え母性愛を育む

断乳から自然卒乳へ!授乳は愛情ホルモンが増え母性愛を育む

授乳で愛情ホルモンのプロラクチンとオキシトシンが増加し赤ちゃんを慈しむ母性愛が深まります。授乳終了は断乳から自然卒乳が理想。歯医者の視点では、早めの断乳は悪い歯並びになり易いこと、虫歯予防法が確立しているなどを考慮し2年間の母乳保育が望まれます。

診療メニュー

ふかさわ歯科
クリニック篠崎のご案内

患者様の
「こうしてほしい」を実現します。
ふかさわ歯科クリニック篠崎では、納得いくまでのカウンセリング、安心してお子様を預けられるキッズスペースと保育士、
可能な限り痛くない無痛治療、拡大鏡・セファロ・血液の遠心分離機・拡大鏡・レーザー・ポイックウォーター・画像解析システムなどの
最新機器を利用した総合治療を実施しております。
また、診療室は個室・半個室・防音個室があり、ベビーカーや車いすでも入って頂けるスペースを確保しています。
地域に密着した歯科医院をこれからも目指して行きます。

診療についてのご相談

お電話またはフォームにてご連絡ください。

03−3676−1058
オンライン予約
診療時間
9:00~13:00    
14:30~19:30    
8:00~13:00          
14:00~18:00
14:00~17:30            

※祝祭日も同じ時間で診療。最終受付時間は診療終了時間の30分前。

ブログを見る