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赤ちゃんの綺麗な歯並びには母乳保育を!
哺乳力と授乳の鍵・ラッチオンとは?
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赤ちゃんの哺乳とママの授乳をスムーズに行うためのラッチオンとは?
赤ちゃんが正しく母乳を吸うことで舌や口の周りの筋肉が発達し、2年間母乳育児を続けると子供の歯並びは綺麗になります。
授乳のやり方は抱き方や姿勢が重要です。
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赤ちゃんの哺乳とママの授乳をスムーズに行うためのラッチオンとは?
赤ちゃんが正しく母乳を吸うことで舌や口の周りの筋肉が発達し、2年間母乳育児を続けると子供の歯並びは綺麗になります。
授乳のやり方は抱き方や姿勢が重要です。
「母乳保育」で育った子供は綺麗な歯並びになることをご存知でしょうか。
授乳の鍵は赤ちゃんが乳首を正しくしっかり咥えるラッチオンです。
赤ちゃんは母乳をしごき出す動作で舌が発達します。哺乳時の舌を中心とした口の周りの筋肉の発達が歯並びに影響を与えると考えられています。
歯を綺麗に並べる為には、あごの骨の成長は欠かせません。舌の正しい使い方を習得して初めて顎の骨を押し広げることが出来るからです。
母乳を与える期間が短く、簡単にミルクが飲める人工ニプルを使った哺乳瓶で育った子供は、舌の発達が十分に行われず、あごの骨が開ききらないまま歯が生えてしまうことが考えられます。
子供の歯並びが悪くなった原因が母乳保育が出来なかったことかもしれないのです。
「ラッチオン」とは、赤ちゃんが乳首に吸いつこうとする動作に合わせて、ママが上手に乳首を赤ちゃんの口にふくませ吸着させることです。ラッチオンがうまくいかないと赤ちゃんの哺乳とママの授乳がスムーズに行われません。
赤ちゃんの口の中は母乳を吸いやすくするための様々な組織で成り立っています。傍歯槽堤(ぼうしそうてい)、吸啜窩(きゅうせつか)、ビシャの脂肪床などがそうです。
これらの大人の口の中にはない組織は、母乳を吸うときの口の容積を小さくし、陰圧をかけやすくするためのものです。
赤ちゃんは乳首を引き寄せ上あごと舌ですっぽりと包みます。そして、舌は前後に波のようにうねりポンプの様な役割を果たします。
この舌の蠕動運動は、原始反射で、生後1ヶ月間続きます。2ヶ月を過ぎると次第に自分の意思で舌を動かす随意運動になり、満腹になるまで飲み続けます。
舌を上あごに押し当てる動作によって舌の筋肉が鍛えられます。このトレーニングが後に、舌の正しい使い方の基礎となっていきます。
赤ちゃんを抱っこする時には、赤ちゃんの背骨がC 型(胎児姿勢)に湾曲することが重要です。赤ちゃんの手足を体の真ん中にすると背中が丸くなり、C 型姿勢になります。眉間、首、おへそを結んだラインが真直ぐになるように抱っこする事が重要です。
授乳する時も、赤ちゃんの手が前にあると飲みやすく、片手が落ちていると飲みにくくなります。
赤ちゃんの抱き方・母乳の飲ませ方などの不具合が、乳幼児の口腔周囲筋のバランスを崩す原因になり、歯列不正の原因にもなります。
母乳育児の期間が2ヶ月以下の赤ちゃんは、9ヶ月以上母乳で育った赤ちゃんと比べると、上顎前突・八重歯・下の前歯の乱杭歯などになるリスクが4倍も高いことを指摘しています。一方、15ヶ月以上母乳で育った赤ちゃんは、こういった歯列不正が発現しにくいと報告しています。
私も所の統計では、2年以上母乳育児をした赤ちゃんでも稀に歯列不正が発現していることがあります。
執筆者 院長 深沢一
東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
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母乳が出ない母親にとって哺乳瓶に付けるニプル選びは重要です。赤ちゃんが飲みやすいニプルを使うと、舌や顎の成長が損なわれ歯並びはガタガタになることも!そこで咀嚼型ニプル(ビーンスタークニプル、NUK (ヌーク)ニプル)の使用をおすすめします。
授乳で愛情ホルモンのプロラクチンとオキシトシンが増加し赤ちゃんを慈しむ母性愛が深まります。授乳終了は断乳から自然卒乳が理想。歯医者の視点では、早めの断乳は悪い歯並びになり易いこと、虫歯予防法が確立しているなどを考慮し2年間の母乳保育が望まれます。
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