

伝えたい! 歯の疑問:小児歯科
小児歯科なら江戸川区篠崎駅前の歯医者
ふかさわ歯科クリニック篠崎
皆様の健康をトータルサポート。
子供の虫歯は小さいうちに発見し進行を止める事が重要です。 その為に歯科医院ではフッ素塗布、サホライド塗布、シーラントなどを行います。
自宅ではフッ素入り歯磨き粉などの予防グッズを使用します。
赤ちゃんへの母子感染を防ぐには妊娠前から家族全員でキシリトールガムを噛むことです。
伝えたい! 歯の疑問:小児歯科
皆様の健康をトータルサポート。
子供の虫歯は小さいうちに発見し進行を止める事が重要です。 その為に歯科医院ではフッ素塗布、サホライド塗布、シーラントなどを行います。
自宅ではフッ素入り歯磨き粉などの予防グッズを使用します。
赤ちゃんへの母子感染を防ぐには妊娠前から家族全員でキシリトールガムを噛むことです。
画像は第2乳臼歯に出来た初期虫歯による溝の僅かな変色です。
少し茶色っぽく変色していますね。このくらいの初期虫歯なら削って詰める必要はなく、フッ素やキシリトール、Miペーストなどで自然治癒させることが可能です。
虫歯を小さなうちに発見することでショックを受けずにすみますね。
子供の虫歯は、仕上げ磨きの時に歯の白濁、黒色、茶色の変化、小さな穴が開いていないかなどで初期虫歯を見分けられます。虫歯がひどくなる前に見つけてください。
この画像は子供の乳歯臼歯のインレーの隙間から2次カリエスが起こり、歯の内部で虫歯が大きくなってしまったものです。
インレーを除去すると歯の間の部分の虫歯が深くなっていて神経まで到達しています。麻酔をかけて神経を抜く必要が出てきました。
乳歯は虫歯になりやすく進行スピードが速いのが特徴です
乳歯に虫歯が出来て痛みが起こっても4歳くらいまではなかなか治療をさせてもらえません。
特にタービンなどの切削器具を使っての治療はほぼ無理と言っても良いでしょう。
そこで乳歯の治療の目標は、虫歯の進行を止め沈静化させることに専念します。
具体的にはサホライドを使って虫歯部分を石灰化させ、スプーンエキスカベーターのような手指用の器具で徐々に虫歯を取って行きます。
この方法なら、子供も怖がらず協力してくれます。
フッ素には歯の再石灰化作用、虫歯菌に対する抗菌作用などがあります。
定期的に使うにはフッ素入り歯磨き粉が向いています。子供用で使いやすいのは泡状歯磨きのチェックアップフォームです。
ぶくぶくうがいが出来ない4歳くらいまでの子供に適しています。
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キシリトールには虫歯菌の代表であるミュータンス菌を減らす効果があります。
また、歯の再石灰化作用もあり小さな虫歯なら自然治癒させることも可能です。
1日、100%のキシリトールガムなら5粒を噛めば十分な効果が期待できます。
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サホライドは歯科の治療を怖がってできない子供の虫歯の進行を止める薬です。
サホライドを虫歯に塗ると、その部分が真っ黒になるのが欠点です。
従って近年では前歯の乳歯に使うことはほとんどありません。
サホライドには歯の再石灰化作用があるため、大きな虫歯でも進行を止めることができます。
最初の一ヶ月は一週間に1回程度の塗布を4回ほど繰り返し、2ヶ月目以降は1ヶ月に1回程度の塗布が理想です。
妊娠が分かったらキシリトールガム100%を家族全員で噛みましょう。
赤ちゃんの虫歯菌の感染は、家族全員の口の中の虫歯菌(ミュータンス菌)の量に影響を受けます。
出産の約1年前から家族全員でキシリトールガム100%を噛んだ場合、赤ちゃんへの虫歯菌感染リスクを極端に低下させることが可能です。
キシリトールガム100%なら1日4~5粒を一粒ずつ時間を空けて噛んでください。 1回の噛む時間は5分から10分で、長いほど効果が高まります。
市販されている50%のキシリトールガムであっても効果はありますが、 100%キシリトールガムと同等の効果を得るには1回二粒を7回に分けて食べる必要があります。つまり、1日約14粒ほど噛まなければなりません。
乳臼歯や6歳臼歯の溝は、十分に石灰化されずに萌出してくることがあります。
そのような場合には深い溝の中に虫歯菌(ミュータンス菌やラクトバチルス菌)が入り込み虫歯の格好の住処となります。
6歳臼歯の溝から虫歯が発生するのはこのような理由からです。
そこで深い溝をプラスチック製のレジンで埋めてしまうのがシーラントです。
シーラントは奥歯の溝を埋めるためのものであり、歯と歯の間にできた虫歯に対する予防は不可能です。
シーラントは半年で取れるような設計になっています。そのため外れてしまったらもう一度付け直しが必要です。 逆に外れやすいということは、歯の石灰化が進んだ時にわざわざ取る必要がないというメリットと考えることもできます。
シーラントは奥歯の溝の部分だけに詰めるのが理想的です。多すぎるとシーラントとの境目から虫歯が発生するリスクがあります。
フッ素塗布の目的はフッ素を歯に取り組ませ、虫歯にならない強い歯質に変化させることです。 もう一つは初期虫歯になった歯の再石灰化を図り、自然治癒させることにあります。
したがってもうすでに虫歯になってしまった歯に対しては一か月に1回程度の頻度でフッ素塗布をする必要があります。
虫歯がある歯に対してのフッ素塗布は保険診療となります。つまり一本でもむし歯があれば、全体の歯にフッ素塗布を行っても保険適用になるわけです。
虫歯がない場合のフッ素塗布は3ヶ月に1回程度が適当でしょう。
虫歯がないということは虫歯に対するリスクが低いと考えることができるからです。
また、虫歯がない場合のフッ素塗布は保険適用外となります。
虫歯になりやすいのは大臼歯の溝です。フッ素塗布は第二大臼歯が生えてくる12歳(中学校の高学年)頃まで続ければ十分でしょう。
ただし、その後は家庭でフッ素入り歯磨き粉を使ってしっかりとブラッシングすることが重要です。
近年、在宅で寝たきりの高齢者の根面う蝕に対するフッ素塗布が保険適用となっています。
レノビーゴの本来の目的は、低濃度のフッ素が血流を介して体内に入り、顎骨の中で成長している歯胚(歯の元になるもの)に取り込まれ石灰化が進むことです。
これにより、萌出して間もない第一大臼歯であっても酸に対する抵抗性が高まり咬合面の溝は浅くなります。つまり、虫歯になりにくい状態で萌出してくるわけです。
もちろん、乳歯自体にも低濃度のフッ素は取り込まれ、石灰化が進むため虫歯になりにくい状態を保ちます。
フッ素濃度が100ppmのレノビーゴSTEP0は赤ちゃんの時に使い、フッ素濃度が500ppmのレノビーゴSTEP1は2歳になってから使います。
フッ素濃度が100ppmのフッ化物(NaF[フッ化ナトリウム])なので飲み込んでも安全です。
歯が生える生後6ヶ月くらいから2歳くらいまでの期間使用します。
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レノビーゴSTEP1は2歳から4~5歳の子供に使用します。フッ素濃度500ppmと低いので飲み込んでも安心です。
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ミラノール顆粒は4歳くらいの年齢になったら使います。毎日行う方法と週1回行う方法があります。
6歳になったら450ppmで毎日行ってもいいですし、面倒くさがり屋の方は900ppmで一週間に一回行うことでも同じような効果が期待できます。
※ ミラノール顆粒は薬局やインターネットの通販などで市販されていません。歯科医院で処方する形式をとっています。
【毎日法】
4歳~5歳:フッ素濃度250ppmに調整
6歳以上:フッ素濃度450ppmに調整
【週1回法】
6歳以上:フッ素濃度900ppmに調整
黄色の袋に入ったミラノール顆粒11%の1g分包に200mlの水を加えてフッ素濃度250ppmの洗口液を作ります。
これで40日分あります。 1回の使用量は5mlで、毎日1回ブクブクうがいをします。
ピンク色の袋に入ったミラノール顆粒11%の1.8g分包に200mlの水を加えてフッ素濃度450ppmの洗口液を作ります。
7~10mlを使い毎日1回ブクブクうがいをします。一袋で20~28日分の使用量になります。
ピンク色の袋に入ったミラノール顆粒11%の1.8g分包に100mlの水を加えてフッ素濃度900ppmの洗口液を作ります。
7~10mlを使い週1回ブクブクうがいをします。一袋で10~14回分の使用量になります。
450ppm の低濃度で毎日行うか、900ppmで週一回行うかの違いです。両者の 効果はほとんど同じです。
子供の場合、低濃度のフッ素入り歯磨き粉を使う必要があります。子供には低濃度フッ素入り泡状歯磨き粉のチェックアップフォームがおすすめです。
チェックアップフォームのフッ素濃度は950ppmですが、泡状になっているため実質半分の475ppmに相当します。
【生後6ヶ月~3歳】
ゆすぐことは出来てもブクブクうがいができない生後6ヶ月~3歳の子供に適しています。ブクブクうがいが出来るようになったらミラノール顆粒の併用が理想的です。
ブクブクうがいができない4歳未満の子供に適しています。 生後6ヶ月から使用しても構いませんが、ゆすぐことができない場合にはレノビーゴをお勧めします。
4歳以上になっても使用して構いませんが15歳になったら大人用の1450ppmの歯磨き粉を使うことをお勧めします。
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この写真は子供の乳歯にできた癒合歯です。 乳歯のA,Bが合体したもので、ほとんど一本の歯のような見た目になっています。
この写真の様に下顎乳歯の前歯に起こりやすい傾向があります。
この写真は下顎の永久歯が癒合歯となったものです。二本の歯が結合したことが分かる深い溝が刻まれています。
永久歯は乳歯に比べ出現率は1/10程度と低く、永久歯の約0.3%に発現します。
上顎乳歯のA,Bに起きた癒合歯のレントゲン写真です。
顎骨のなかで歯の元になる歯胚が結合し、1本の歯として萌出する歯のことを癒合歯と言います。
癒合歯の原因は明確に解明されたわけではありませんが、 母親の栄養失調、 病気による薬物の服用などが関与していると言われています。また、現代人は顎が小さくなったことで隣接する歯胚同士が接近しやすくなったことが原因とも考えられています。
乳歯の融合歯それ自体に問題はなく、治療の必要性もありません。
しかし、乳歯が脱落した後に萌出するはずの永久歯が一本もなかったり、一本しか萌出してこない場合があります。 このような時、 放置すると永久歯列に悪影響(歯並びが悪くなる)が出る危険性があります。
赤ちゃんの歯ぎしりは、モグモグ期と呼ばれる上下前歯4本が生え始める生後7ヶ月~8ヶ月頃から始まります。モグモグ期では舌と口蓋の歯茎を使って食べ物をつぶしたり、舌で食べ物をまとめて飲み込むことが出来るようになる時期です。
このように食事を通して前歯が気になり出し、上下の前歯同士を擦り合わせる行動が歯ぎしりとなって現れます。これは、顎の位置を決めている行動だとも考えられるため、成長には欠かせない生理的行動と言っても良いのです。従って、赤ちゃんが日中の起きている時もギリギリと音を立てていても心配ありません。
赤ちゃんの歯ぎしりは、カチカチ期/歯食べ期と呼ばれる乳歯20本全部が生えそろう2歳3ヶ月~2歳5ヶ月頃のになると次第になくなるのが普通です。
写真は歯ぎしりのある5歳の子供の口腔内の状態です。 各歯の先端部が咬耗しているのが分かります。 特に矢印で示した乳側切歯と乳犬歯が顕著です。
乳歯は永久歯に比べはるかに柔らかいので少しの歯ぎしりでも簡単に削られます。
子供の歯ぎしりの原因は、急速に成長する顎骨に対して筋肉が追いつかずにストレスを感じるためだと考えられています。また、日常生活の中で不安やストレスが原因とも考えられています。
子供に強い歯ぎしりがある場合の問題点として「詰め物が外れやすい」 「歯が欠けやすい」「 歯並びに悪影響が出る」 などがありますが、これらはすべて極めて軽微で問題になるほどではありません。従って、子供の歯ぎしりに対する治療の必要性はないと言えます。
執筆者 院長 深沢一
東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
都営新宿線篠崎駅から徒歩1分のふかさわ歯科クリニック篠崎
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