唾液分泌を促進するおすすめの食品とその効果
【動画 29秒】口のネバネバを解消する効果的な方法と注意点
口のネバネバを改善する飲食物
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酸味のある食べ物や飲み物
梅干や酢などの酸味のあるものは唾液分泌を促進します。ただし、重度のドライマウスの場合には痛みを伴う可能性があるので注意して下さい。
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ガム
ガムを噛む咀嚼運動により、唾液が増える可能性があります。虫歯予防の観点からキシリトールガム100%がお薦めです。
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おしゃぶり昆布
おしゃぶり昆布など固めの噛み応えのあるおつまみは、昆布自体の刺激だけで無く咀嚼回数が増えることで唾液の分泌が促進されることがあります。
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要注意なアルコールや香辛料
お酒やビールなどアルコール成分の入った飲み物は口腔乾燥がさらに進むので控えるようにして下さい。また、香辛料などの刺激物は乾いた口腔に刺激を与えるので要注意です。
口腔ケア
Oral care
口腔の保湿
お茶や水などのペットボトルを常時持ち歩くようにし、全身の水分を補給する様心がけてください。保湿ジェルや保湿スプレーなどを常備するのも良いと思います。
Oral care
歯磨き粉とマウスウォッシュ
ドライマウスは虫歯や歯周病、口臭の原因になります。従って適切なブラッシングが必要ですが、その際アルコール成分の入っていない歯磨き粉を使用して下さい。
当歯科医院では次亜塩素酸水を使ったマウスウォッシュと歯磨きを推奨しています。
副交感神経優位に
Method
適度な運動や歌を歌う
唾液腺は、自律神経(副交感神経と交換神経)の二重支配を受けています。精神的緊張は交感神経を刺激して唾液の分泌が抑制されます。
適度な運動や歌を歌うことなどにより副交感神経を刺激してリラックスすると唾液分泌が促進します。
唾液減少が引き起こす5つの健康リスク
唾液減少によるトラブル
Trouble
感染症による痛み
唾液分泌が少ななくなるドライマウス(口腔乾燥症)では、虫歯・歯周病・口臭などになりやすく、カンジダ菌が増殖するため、舌痛症や口角炎・ 口唇炎などの日和見感染症が増えてきます。舌や唇がひび割れて痛みが出ることもあります。
Trouble
認知症
唾液中に含まれる成長因子の NGF(神経成長因子)やEGF(上皮成長因子)などが減少することで認知症のリスクが高まります。
Trouble
食事
食べ物が食べにくく飲みにくくなります。そのため、誤嚥性肺炎が起こるリスクが増します。また、味覚がおかしくなり、食事がまずくなります。
Trouble
会話
口が乾いて会話がしにくくなります。
Trouble
口臭
口臭の最も大きな原因は舌苔です。唾液の分泌低下により舌苔は洗い流されず口臭が起こり易い口腔環境になります。
また、殺菌作用低下により、口臭の原因菌である嫌気性菌の発生が増加します。
江戸川区篠崎で口のネバネバ改善を保険診療でご検討の方へ
ふかさわ歯科クリニック篠崎では、歯科治療は保険診療を主体に診療を行っております。江戸川区篠崎にて、口のネバネバ改善を保険診療でご検討の方は当院までお気軽にご相談下さい。
保険証の期限切れにご注意ください。保険証の確認が取れない場合は保険診療として取り扱うことができません。
また、マイナンバーカードによるマイナ保険証での受診にも対応しています。
【動画】なかなか取れない舌苔の完全除去方法
筆者・院長
深沢 一
Hajime FULASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。