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狭窄歯列弓を広げる矯正装置に
クワドヘリックス・急速拡大装置・拡大床

皆様の健康をトータルサポート。

歯列弓が狭いと出っ歯や八重歯、ガタガタの歯並びになり易いため、狭窄歯列弓を広げる矯正装置を用います。

拡大装置には固定式のクワドヘリックスや急速拡大装置、取り外し式の拡大床などがあります。歯列矯正なら江戸川区篠崎駅前の歯医者ふかさわ歯科。

目次


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狭窄歯列弓

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歯列弓が狭いと出っ歯や八重歯に!

狭窄歯列弓とは

歯列弓が狭いことを狭窄歯列弓(きょうさくしれつきゅう)と呼びます。歯列弓が狭いと歯が並ぶスペースが不足するため上顎前突(出っ歯)、八重歯、乱杭歯(叢生)など悪い歯並びになってしまいます。

綺麗な歯並びの歯列弓は横に広い
綺麗な歯並びの歯列弓は横に広い

正常な歯列弓は、綺麗な馬蹄形をしています。

これは歯列弓が横にしっかりと成長した結果です。

狭窄歯列弓
狭窄歯列弓

写真のように大臼歯や小臼歯の幅径が狭い歯列弓を狭窄歯列弓と言います。

歯列弓が狭くV字型になると歯が並ぶスペースが不足し、出っ歯や乱杭歯、八重歯の原因となります。

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歯列弓が狭くなる原因

歯列弓が狭い狭窄歯列弓になる原因は、赤ちゃんの時から始まります。まず、母乳保育が出来ないこと、離乳食が上手くいかないアデノイド肥大や鼻炎などによる口呼吸指しゃぶりがいつまでも続くなどです。


これらの問題をその都度解決していれば、歯列弓が狭くなるという問題は防げるかもしれません。

狭窄歯列弓を広げる矯正装置

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狭窄歯列弓を広げるポイント

狭窄歯列弓を広げるポイント

写真の様に歯列弓が狭く、V字型になっているケースでは上顎歯列を側方に拡大することは有効な治療法になります。

拡大装置には歯科医が歯にセメントで取り付け、患者自身では取り外し出来ないタイプと取り外し出来るタイプの2種類があります。

歯列弓を側方に拡大することで歯が並ぶための十分なスペースが獲得でき、非抜歯(通常第1小臼歯を抜歯)で治療が出来る可能性が高まります。

しかし、拡大装置はどんな症例でも有効に作用するわけではなく、顔の骨格が顎が小さく、後ろに引っ込んでいるドリコフェイシャル傾向が強いと前歯がオープンバイト(開咬)になってしまう危険性があることを考慮に入れなければなりません。

拡大装置の多くは上顎に使います。また、歯の萌出状態により装置を使い分けします。

拡大が完了した後は、マルチブラケット装置によるワイヤー矯正を主体とし、その他、補助的な装置を併用しながら矯正治療を進めることがほとんどです。

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急速拡大装置

急速拡大装置の使用時期と期間

急速拡大装置(スケルトンタイプ)の基本設計として、上顎第1大臼歯と第1小臼歯の4本にバンドを掛け、太い針金で左右4本の歯を結びます。中心部にネジがあり患者さん自身で回します。


原理は上顎骨の中心部に正中口蓋縫合という骨の結合部が前後に走っています。その結合を強引に離します。従って左右の口蓋骨が完全に癒合する前の柔らかい状態の骨である成長期の子供(10歳~12歳から治療が出来て18歳くらいまで可能)であることが条件です。従って、正中口蓋縫合が完全に結合してしまった大人には適用しないのが一般的です。

上顎急速拡大装置 スケルトンタイプ
上顎急速拡大装置 スケルトンタイプ

スクリューで上顎正中口蓋縫合を1か月で約6mm拡大します。

この装置が使えるのは、正中口蓋縫合が癒合していない症例で小児・子供~思春期までです。

上顎急速拡大装置のスクリューを回す
上顎急速拡大装置のスクリューを回す

細い針金をスクリュー部の小さな穴に挿入して回転します。難しい場合には、ご両親にやってもらいます。

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急速拡大装置のメリット・デメリット

メリット

この装置の利点は、大臼歯や小臼歯が側方に傾斜することなく歯列全体を拡大出来ることです。

開くスピードはスクリューを1日1/4分回転させ0.2mmの拡大を行っていきます。約1ヶ月間行うと6mmの拡大が出来ることになります。つまり1ヶ月ほどの短期間で目標の拡大量に到達するわけです。


デメリット

① 違和感が強く滑舌が悪くなる

急速拡大装置により開いた部分に新しい骨が作られるのに約6ヶ月かかります。そのため、この装置を6ヶ月間固定のためにスクリューを回さないで使用しますが、急速拡大装置は違和感が強く滑舌が悪くなる欠点のある装置なので下記のクワドヘリックスという装置に変更するなどして、骨の完成を待ちます。


② 急速拡大装置の痛み

矯正装置すべてに言えることですが、矯正装置に力を加えると数日間は痛みが出ることがあります。その後は、次第に治まりますが、違和感が残ることがあります。これは骨の改造が進んでいることを意味します。強い痛みに備えて念のため痛み止めを処方します。

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クワドヘリックス

クワドヘリックスとは

クワドヘリックスはV字状に狭くなった上顎歯列を4つの輪の弾性力で上顎第1大臼歯と上顎側方歯群(犬歯・小臼歯)を徐々に拡大する装置です。上顎第1大臼歯に巻かれたバンドをセメントで固定するので患者さん自身では取り外しが出来ません。


クワドとは四つを、ヘリックスは螺旋状のものという意味からこの名前がつきました。

通常クワドヘリックスは月に1回力を加えて調整します。5 mm 前後の拡大を目標とします。一般的に使用期間は約6ヶ月です。


下顎歯列にはクワドヘリックスと同じような効果を持ったバイヘリックスが使われます。



クワドヘリックスの原理

クワドヘリックスの原理は、装着する前にクワドヘリックスを約1cm左右に広げ、同時にバンド部分を回転させた状態で強引に上顎大臼歯にセメントで装着します。


すると、次第に上顎大臼歯は左右に拡大され、大臼歯の回転も加わってアームが側方歯群(小臼歯・犬歯)順次当たってきます。このメカニズムにより、歯列全体が拡大されることになります。

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クワドヘリックスのメリット・デメリット

上顎拡大装置 クワドヘリックス
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メリット

大臼歯や側方歯群が側方に傾斜するリスクはあまりなく、術者によって口腔内に装着されるため患者自身で取り外すことができません。そのため1日24時間使うことが可能です。 矯正装置は出来る限り長時間使うことで効果が上がるからです。

急速拡大装置に比べ使用期間は長くなりますが、違和感が少ないのがメリットです。


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デメリット

装置が粘膜に触れて口内炎ができることがあります。 この問題は調整で解決することができます。

また、装置と歯の間に食べかすが詰まっても歯ブラシで取るのが難しい欠点があります。

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拡大床

拡大床の安易な使用はトラブルの元

拡大床は、取り外しの出来る装置で、自分で中央部に設置されたネジを回すことで歯列が拡大されます。


”歯列が拡大される”と書きましたが、実際には歯が外側に倒れるだけで、顎骨までは広がっていません。


装置を外すとすぐにまた元に戻ってしまったといったトラブルを耳にします。 つまり拡大床は、もともと内側に倒れてしまった歯を起こすには最適と言えますが、症例がかなり限定されるということになります。


拡大床は歯列の型を取るだけで簡単に作る事が出来るため、矯正経験の浅い歯医者の安易な使用でトラブルが多発しているようです。

上顎拡大床
上顎拡大床

取り外し可能な上顎拡大装置です。1回転/3日 一日の使用時間;12時間~24時間、 拡大期間3ヶ月 → 固定期間3ヶ月

下顎拡大装置 シュワルツ装置
下顎拡大装置 シュワルツ装置

取り外し可能な下顎拡大装置です。1回転/3日、一日の使用時間;12時間~24時間、 拡大期間3ヶ月 → 固定期間3ヶ月



矯正歯科ではセファロレントゲンで骨格の診断を行い、治療計画を立案します。出っ歯・口ゴボ、受け口・しゃくれ、八重歯・乱杭歯などの矯正は、年齢により方法が異なります。成長の過程であれば非抜歯矯正の可能性が高まることなどについて、こちらの記事に分かりやすくまとめています♪

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狭い歯列弓のご相談は江戸川区篠崎駅の歯医者
ふかさわ歯科クリニック篠崎

ふかさわ歯科クリニック篠崎院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

日本矯正歯科学会認定医の堀内洋輔が担当

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