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歯列弓が狭いと出っ歯や八重歯に!
狭窄歯列弓には急速拡大装置、拡大床、クワドヘリックス。

皆様の健康をトータルサポート。

拡大装置にはセメントで固定するタイプと患者さん自身が取り外して使用するタイプの二通りがあります。

固定タイプには急速拡大装置とクワドヘリックスがあり、歯が傾斜することはなく顎骨自体が拡大します。

一方、拡大床では歯が倒れてしまい後戻りのリスクがあります。

歯列弓が狭いと出っ歯や八重歯に

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歯列弓が狭いとどうなる?

狭窄歯列弓(きょうさくしれつきゅう)とは

歯列弓が狭いことを狭窄歯列弓と呼びます。歯列弓が狭いと歯が並ぶスペースが不足するため上顎前突、八重歯、乱杭歯(叢生)など悪い歯並びになってしまいます。

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歯列弓が狭くなる原因

歯列弓が狭くなる原因は、赤ちゃんの時から始まります。まず、母乳保育が出来ないこと、離乳食が上手くいかないアデノイド肥大や鼻炎などによる口呼吸指しゃぶりがいつまでも続くなどです。


これらの問題をその都度解決していれば、歯列弓が狭くなるという問題は防げるかもしれません。

綺麗な歯並びの歯列弓は横に広い
綺麗な歯並びの歯列弓は横に広い

正常な歯列弓は、綺麗な馬蹄形をしています。

これは歯列弓が横にしっかりと成長したことによって起こります。

歯列弓が狭くV字型になると出っ歯や八重歯になる
歯列弓が狭いと出っ歯や八重歯の原因に

歯列弓が狭くV字型になると歯が並ぶスペースが不足し、出っ歯や乱杭歯、八重歯の原因となります。

狭い歯列弓の拡大装置

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狭窄歯列弓を拡大矯正するポイント

狭窄歯列弓の症例

写真の様に歯列弓が狭く、V字型になっているケースでは上顎歯列を側方に拡大することは有効な治療法になります。

拡大装置には歯科医が歯ににセメントで取り付け、患者自身では取り外し出来ないタイプと取り外し出来るタイプの2種類があります。

歯列弓を側方に拡大することで歯が並ぶための十分なスペースが獲得出来き、非抜歯(通常第1小臼歯を抜歯)で治療が出来る可能性が高まります。

しかし、拡大装置はどんなケースにでも有効に作用するわけではなく、顔の骨格が顎が小さく、後ろに引っ込んでいるドリコフェイシャル傾向が強いと前歯がオープンバイト(開咬)になってしまう危険性があることを考慮に入れなければなりません。

拡大装置の多くは上顎に使います。また、歯の萌出状態により装置を使い分けします。

拡大が完了した後は、マルチブラケット装置によるワイヤー矯正を主体とし、その他、補助的な装置を併用しながら矯正治療を進めることがほとんどです。

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急速拡大装置(スケルトンタイプ)とは

急速拡大装置の使用時期と期間

基本設計としては上顎第1大臼歯と第1小臼歯の4本にバンドをかけ太い針金で4本の歯を結びます。中心部にネジを設置されて患者さん自身で回転します。


原理は上顎骨の中心部に正中口蓋縫合と骨の結合部があり、それを強引に離します。従って左右の口蓋骨が完全に癒合する前の柔らかい状態の骨である成長期の子供(10~12歳から治療が出来て18歳くらいまで可能)であることが条件です。従って、正中口蓋縫合が完全に結合してしまった大人には適用しないのが一般的です。


この装置の特徴は、歯が傾斜することなく拡大出来ることです。

開くスピードはスクリューを1日1/4分回転させ0.2mmの拡大を行っていきます。約1ヶ月行うと6mmの拡大が出来ることになります。


開いた部分に新しい骨が作られるのに約6ヶ月かかります。そのため、この装置を6ヶ月間固定のためにスクリューは回さないで使用するか、急速拡大装置は違和感が強く滑舌が悪くなる装置なのでクワドヘリックスという装置に変更するなどして、骨の完成を待ちます。


急速拡大装置の痛み

矯正装置すべてに言えることですが、矯正装置に力を加えると数日間は痛みが出ることがあります。その後は、次第に収まりますが、違和感が残ることがあります。これは骨の改造が進んでいることを意味します。強い痛みに備えて念のため痛み止めを処方します。

上顎急速拡大装置 スケルトンタイプ
上顎急速拡大装置 スケルトンタイプ

スクリューで上顎正中口蓋縫合を1か月で約6mm拡大します。

この装置が使えるのは、正中口蓋縫合が癒合していない症例で小児・子供~思春期までです。

上顎急速拡大装置のスクリューを回す
上顎急速拡大装置のスクリューを回す

細い針金をスクリュー部の小さな穴に挿入して回転させます。難しい場合には、ご両親にやってもらいます。

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クワドヘリックス

■ クワドヘリックスで上顎歯列の拡大

上顎第1大臼歯に巻かれたバンドをセメントで固定するので患者さん自身では取り外しが出来ません。

クワドヘリックスの原理は、装着する前にクワドヘリックスを左右に広げ、同時にバンド部分を回転させた状態で強引に上顎大臼歯にセメントで装着します。

すると、次第に上顎大臼歯は左右に拡大され、大臼歯の回転も加わってアームが側方歯群に当たってきます。このメカニズムにより、歯列全体が拡大されることになります。

上顎拡大装置 クワドヘリックス
クワドヘリックス

V字状になって狭い上顎歯列を4つの輪の弾力で上顎第1大臼歯と上顎側方歯群を徐々に拡大する装置です。(月に1回調整、約6ヶ月間使用)

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拡大床の安易な使用はトラブルの元

拡大床とは

拡大床は、取り外しの出来る装置で、自分で中央部に設置されたネジを回すことで歯列が拡大されます。


”歯列が拡大される”と書きましたが、実際には歯が外側に倒れるだけで、顎骨までは広がっていません。


装置を外すとすぐにまた元に戻ってしまったといったトラブルを耳にします。 つまり拡大床は、もともと内側に倒れてしまった歯を起こすには最適と言えますが、症例がかなり限定されるということになります。


拡大床は歯列の型を取るだけで簡単に作る事が出来るため、矯正経験の浅い歯医者の安易な使用でトラブルが多発しているようです。

上顎拡大床
上顎拡大床

取り外し可能な上顎拡大装置です。1回転/3日 一日の使用時間;12時間~24時間、 拡大期間3ヶ月 → 固定期間3ヶ月

下顎拡大装置 シュワルツ装置
下顎拡大装置 シュワルツ装置

取り外し可能な下顎拡大装置です。1回転/3日、一日の使用時間;12時間~24時間、 拡大期間3ヶ月 → 固定期間3ヶ月

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ふかさわ歯科クリニック院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

日本矯正歯科学会認定医の堀内洋輔が担当

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