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大人でも確実に歯が動くマルチブラケット装置で
歯列のワイヤー矯正

皆様の健康をトータルサポート。

ワイヤー矯正はブラケットを各歯に接着し、ワイヤーの弾力性を使って歯を動かすシステムです。大人でも着実に歯を動かすことが出来る汎用性の高い方法です。

ブラケットやワイヤーは白色のものや金属製のものがあります。

動的治療期間は約2年で保定期間が約その半分の1年です。

目次


マルチブラケット装置でワイヤー矯正

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マルチブラケット装置とは

マルチブラケットの注意点

■ 基本的に治療には長い期間がかかります。がんばってせっかく良い歯並びになっても、その歯が虫歯になってはもったいない話です。ご自身のブラッシングが何より大切です。特に、ブラケットや針金の装置の場合は、食べカスや歯垢がたまりやすくなっていますから、よりていねいに磨いて下さい。


■ 食事の際には、硬いものや、フランスパン、リンゴをかじるときなどは注意しましょう。硬めの食べ物は、小さくして食べると良いでしょう。装置が外れたり、壊れている期間が長いと治療が長引いてしまいます。餅などの粘っこい食べ物や、繊維の多い野菜類は、くっつきやすいので、食後のブラッシングを十分に行って下さい。外出中もがんばってください。チューインガムは、特にくっつきやすいのでよくありません。


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歯の細かな移動を確実に行うマルチブラケットワイヤー矯正

マルチブラケット装置
マルチブラケット装置

歯の大きな移動や小さな移動まで様々な事が行える装置です。ワイヤーの弾性力を使って歯を動かしたり、ゴムの力を使ったりもします。

ブラケットは金属製のものからセラミック製、樹脂製など色々とあります。

乳歯列には使用しません。

マルチブラケットの歯が動く仕組みの動画

マルチブラケット装置によるワイヤー矯正は、第1大臼歯にバンドをかけ、各歯にブラケットと呼ばれる小さな器具を接着剤で固定し、それにワイヤーをかけた装置です。

矯正と言えばマルチブラケットのワイヤー矯正を想像する様にとてもポピュラーな治療法です。最近ではできるだけ目立たない工夫や逆にカラフルになったりしています。

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審美的なクリアブラケットとメタルブラケット

クリアブラケット
クリアブラケット

装置が目立たないように歯と同じ色で作られた審美的なブラケットです。

透明なプラスチックやセラミックなどで作られています。

ワイヤーの滑りが良くなるようにワイヤーが入るスロットの部分だけが金属になっている製品が多くなっています。

その分コストがかかるのが欠点です。

メタルブラケット
メタルブラケット

金属で作られたブラケットです。

装置が目立つので心理的に拒む患者さんもいます。

ワイヤーが滑りやすく矯正治療が早く進みます。価格が安いのも利点です。

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ワイヤーの種類

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目立たない白いホワイトワイヤー

白いホワイトワイヤーで矯正治療中

ホワイトワイヤーは金属のワイヤーの表面に白色の塗装をしたものです。

目立ちにくいという利点があるものの、ワイヤーとブラケットの滑りが悪いため、術者の意図した歯の動きが制限されり、塗装が剥がれてくるなどの欠点があります。

そのため、ディーテイルにあまりこだわる必要のない矯正治療の初期段階に使われます。

写真のケースでは目立ちにくいクリアブラケットが使用されています。

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マルチブラケットの適用年齢と治療期間

乱杭歯の治療期間は?

適用年齢は10歳~12歳以上

マルチブラケット装置で治療が出来るのは、永久歯が完全に萌出する10歳~12歳くらいからです。

年齢の上限はなく、理論上は老人であっても可能です。

動的治療期間は約2~3年間

写真の乱杭歯の症例では上下4本の第1小臼歯を抜歯して治療していますが、その動的治療期間は約2~3年です。成人になると治療期間が延びるのが一般的です。

動的治療とはワイヤーをブラケットに挿入して歯を動かしている期間です。

保定期間は動的期間の約1/2

動的治療が終了し、マルチブラケット装置を外しても保定期間が必要です。保定とは、動かした歯が元に戻らないように固定することです。

保定装置には取り外し式の装置もあれば固定式装置もあります。

保定期間は動的治療期間の約二分の1の期間が必要です。

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パワーチェーン

パワーチェーン

パワーチェーンは輪が連続するチェーン状のものです。ゴム製なので伸縮性があり、その力で歯の隙間を閉じことを目的に使用します。

パワーチェーンの各輪をブラケットに順次付けていき、左右の第1大臼歯~第1大臼歯間すべての歯をパワーチェーンで連結し、矯正力を働かせます。

各歯にはそれぞれが接触しようとする力が働くため、歯と歯の間に少しの隙間がある時や前歯全体を後方に引く時に使用します。

マルチブラケット装置で行うワイヤー矯正ならではの道具と言えます。

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矯正治療中の痛み

ワイヤー矯正の治療中の痛み

装置の凸凹による痛み

ブラケットは歯から少し突出した状態で付けられています。それが頬の粘膜に当たって痛みが起こることがあります。その時にはブラケット部分をワックスで覆って滑らかにする様にします。ワックスは、取り外しが出来るので患者さん自身が行ってください。

歯を動かす時の痛み

1ヶ月に一度、ワイヤーを変形させて歯に力を加え、歯を動かす処置を行います。それをアクチベートと呼んでいます。

アクチベートしてから3~4時間で僅かな痛みが起こります。

そして、この痛みは3日間~1週間ほど続きます。痛みの程度は個人差があり、痛み止めを飲まなければいけないほどの場合もあります。

この痛みが起こる原因は、歯に力が加わると、歯根の表面にある歯根膜が圧迫され骨が溶ける時に起きます。この反応によって歯は動くのです。

ほとんどのケースで耐えられないほどの痛みではないので、この痛みが原因で治療を中断する患者さんはいません。

装置が外れることによる痛み

ブラケットやワイヤーが外れたりすると粘膜を傷付けます。この時の痛みはすぐに来院することで解決します。

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バンドの装着

第1大臼歯にバンドを装着

第1大臼歯はワイヤー矯正の要になる歯です。そのため、最も強い力がかかるのでブラケットをバンドに溶接して使用します。バンドは歯にセメントで固定します。

バンドセパレーター
バンドセパレーター
  • ・バンドは薄い金属で出来ているので、そのままでは第1大臼歯にバンドを装着することができません。そこで、歯の間を広げるバンドセパレーターを第1大臼歯の前後に入れます。
バンドセパレーターを歯の間に装着
バンドセパレーターの装着
  • ・バンドセパレーターはゴムで出来ているので、容易に歯の間に装着することが出来ます。一日経過すると歯と歯の間に僅かな隙間が出来ます。この隙間を使ってバンドを装着します。
バンドを第1大臼歯に装着
バンドを第1大臼歯に装着
  • ・金属製のブラケットが溶接されたバンドを第1大臼歯にセメントで固定します。


マルチブラケット装置での歯列のワイヤー矯正のご相談は

ふかさわ歯科クリニック院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

日本矯正歯科学会認定医の堀内洋輔が担当

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