

伝えたい! 歯の疑問:矯正歯科
受け口・しゃくれ・反対咬合の治し方
チンキャップと上顎前方牽引装置
皆様の健康をトータルサポート。
受け口・しゃくれの分類には、下顎骨が突出している下顎前突症、上下の前歯の角度が悪い歯槽性の反対咬合、上顎の劣成長が原因の反対咬合などがあります。
歯列矯正にはワイヤー矯正とチンキャップや上顎前方牽引装置の併用などの方法があります。受け口・しゃくれ・反対咬合を治すなら江戸川区篠崎駅前の矯正歯科医院で。
都営新宿線「篠崎」駅徒歩1分。
03−3676−1058東京都江戸川区篠崎町7-27-23-千葉銀行3F
伝えたい! 歯の疑問:矯正歯科
皆様の健康をトータルサポート。
受け口・しゃくれの分類には、下顎骨が突出している下顎前突症、上下の前歯の角度が悪い歯槽性の反対咬合、上顎の劣成長が原因の反対咬合などがあります。
歯列矯正にはワイヤー矯正とチンキャップや上顎前方牽引装置の併用などの方法があります。受け口・しゃくれ・反対咬合を治すなら江戸川区篠崎駅前の矯正歯科医院で。
受け口・しゃくれは、頭の骨を基準にしてタイプⅠ、タイプⅡ、タイプⅢの三つのタイプに分かれます。セファロレントゲン分析によってある程度タイプの診断は可能です。
それぞれのタイプごとに、また、その重症度により治療法が異なります。
小学校高学年から中学生にかけて身長が伸びる時期に下顎の成長が予想以上に起こることがあり、治療法の変更を余儀なくされることもあります。(思春期の成長スパートは女子では15歳、男子では18歳頃まで)
また、年齢(成長の過程にあるかどうか)によっても選択される治療法が異なります。
上顎、下顎共に頭の骨に対して前後的位置が正常であるにもかかわらず反対咬合になっている場合は、上下の前歯の角度に問題があります。
この場合を歯槽性の反対咬合と呼んでいます。治療は比較的簡単で、治療後の後戻りも少なく、大人になっても治療は難しくありません。
1) リンガルアーチ
2) プレオルソ(子供のみ)
3) ワイヤー矯正など
頭の骨に対して上顎骨は前後的に正常なのに対して、下顎骨が前方に突出している場合を骨格性の反対咬合(下顎前突)と呼びます。
反対咬合で最も難しいタイプです。
1) チンキャップ
成長の過程(子供の時)でチンキャップを使って下顎骨の成長を抑える。
2) 外科手術+ワイヤー矯正
成長しきった後(大人になってから)、下顎骨を外科手術で切断してワイヤー矯正で治す。
step1 術前ワイヤー矯正(1年~2年間)
step2 外科手術 入院(1週間~4週間)
step3 術後ワイヤー矯正 (6ヶ月~1年間)
下顎の前後的位置は正常であるにもかかわらず、上顎が劣成長のため反対咬合になることがあります。
このタイプは日本人に多く、上顎骨の成長を前方に促す装置を使います。
1) 上顎前方牽引装置(プロトラクター)
上顎骨を前方にゴムで引っ張る装置でフェイシャルマスクとも呼ばれています。
2) ワイヤー矯正
下顎骨の成長を抑える装置で、下顎前突による反対咬合(受け口)の症例に使います。
下顎骨の成長は上顎骨の成長が終わってもまだ続きます。そのためチンキャップの使用期間が4年~5年と長いのが欠点です。
下顎骨が大きく成長する中学生頃の期間にチンキャップの使用をやめるとすぐに後戻りしてしまいます。
受け口でも前歯の噛み合わせが深い場合にはチンキャップは有効ですが、浅い場合にチンキャップを使うと、前歯をオープンバイト(開咬)にさせてしまう傾向があります。
従って、チンキャップの使用には十分な配慮が必要です。
下顎の骨の前方への成長を抑制する効果があります。
下顎の成長が最も急速に起こるのは11歳半から13歳半にかけての2年間です。チンキャップはこの年齢の子供に使うと、最も効果が期待出来ます。
チンキャップの目的は下顎の前方への成長を抑えることなので、大人になって下顎の成長が止まった場合の使用は全く効果がないと言えます。
矯正歯科ではセファロレントゲンで骨格の診断を行い、治療計画を立案します。出っ歯・口ゴボ、受け口・しゃくれ、八重歯・乱杭歯などの矯正は、年齢により方法が異なります。成長の過程であれば非抜歯矯正の可能性が高まることなどについて、こちらの記事に分かりやすくまとめています♪
チンキャップを装着したほうが良いですか?
12歳の娘は受け口で4年前に矯正治療を行って一端治ったのですが、ここ1~2年で下顎の成長が著しく後戻りしました。
噛み合わせもさる事ながら、横顔のラインが気になります。 チンキャップを扱っている所にすれば良かったのでは?と少し後悔もしています。
今からでもチンキャップの装着で多少なりとも顔の印象の改善が、みられるのであれば試してみたいと思っているのですが・・。
最近の考え方として、チンキャップを使う事は顎関節にあまり好ましくないとの事で、使用しなくなりつつあります。
また、チンキャップの欠点として、長期間(出来れば成長が止まるまで、女の子では15歳頃まで)の使用が必要です。
受け口の場合、骨格的に問題がある方は、女性だと小学校高学年から急速に下顎骨の成長が起こり、身長の伸びが止まると同時に下顎骨の成長も止まります。
12才では、まだ成長しているでしょうからチンキャップの使用によりある程度下顎の前方への成長を抑える効果が期待出来ます。成長が止まるまでチンキャップを使用して下顎前突がどの程度残るかがポイントになります。従って、チンキャップを使用しても、満足を得られる結果が出ない事もありえます。その後の治療は外科的に下顎骨を切断し、マルチブラケット装置を使用するなどが必要になることも考えられます。
下顎の成長は個人差が大きく、完全に予測することは不可能です。従って、それぞれのケースで最良の選択肢を歯医者さんとよく相談して決めて下さい。
上顎の成長を前方に促進する装置で、下顎前突/反対咬合(受け口)の症例に使います。
上顎歯列を固定した装置からフェイシャルマスクのフックにゴムを引っかけ、上顎骨全体を前方に牽引します。
主に上顎が成長する時期(7歳~13歳ごろ)に使用します。
日本人の多くの受け口症例は下顎骨の骨格的な問題ではなく、上顎骨の成長不足が原因であることがほとんどです。
そこで、上顎骨を前方方向に力を与えて成長させるように促す装置が上顎前方牽引装置(プロトラクター)です。フェイシャルマスクとも呼ばれています。
執筆者 院長 深沢一
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