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インプラントの手術時間や術中の痛み
インプラントの1回法、2回法の流れ

皆様の健康をトータルサポート。

インプラントの手術時間は1本に付き30分が目安です。サイナスリフト、骨造成(GBR)やボーングラフトなどの処置はプラス30分くらいです。

手術中の痛みは麻酔によりほぼありません。インプラント手術には1回法との2回法(一次手術、二次手術)があります。

インプラントなら江戸川区篠崎駅前の歯科医院で。

インプラントの手術時間

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手術時間

インプラントの手術時間
Time

1本のインプラント埋入時間は約30分

インプラントを1本埋めるのにかかる時間は約30分です。

ただし、術前に麻酔をかける時間や術後の歯茎を縫う時間などを合わせるので1時間のアポイントをお取りします。

実際、患者さんが口を開けている時間は10分~20分です。

骨量が足らない場合に行うサイナスリフト骨造成(GBR)や骨移植(ボーングラフト)などの処置が必要な症例ではプラス30分くらいを目安にしてください。

本数が増えると1本当たり20分加算と考えてください。

インプラントの手術の痛み

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インプラント手術中と術後の痛み

プラトンインプラント
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インプラントの手術中の痛み

インプラント手術を行う前に浸潤麻酔を行いますが、浸潤麻酔の痛みを軽減するために表面麻酔や針の無い麻酔器(シリジェット)を使います。

また、インプラント手術中において麻酔が効かないことはほぼありません。仮に、麻酔が効かない時でも追加の麻酔で効果が出ます。従って、インプラント手術中の痛みはないと言っても良いでしょう。

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インプラントの手術後の痛み

麻酔が切れる術後3時間以降に痛みが出る場合がありますが、痛み止めを飲んでもらいます。

術後の痛みについては、専用ページを用意しています。また、手術中や術後の痛み、注意点などは親知らずの抜歯に準じるので、そちらを参照してください。

インプラントの手術の流れ

インプラント手術には1回法と2回法

インプラントとは人工歯根を歯槽骨に埋入して人工の歯を作ることです。


手術は1回法と2回法があります。それぞれには長所欠点があり、症例に合わせて選択します。当院では殆どが2回法で行われています。


ワンピースタイプとツーピースタイプ

インプラントにはインプラント体とアバットメント(歯冠を支える土台)が一体になったワンピースタイプとそれぞれが別々のツーピースタイプがあります。


1回法では、ワンピースタイプとツーピースタイプが適宜使われます。しかし、近年ではワンピースタイプの骨結合の成功率がやや低いため、ツーピースタイプが主流になりつつあります。

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インプラント手術2回法のメリット・デメリット

2回法のメリット

1)インプラントを埋入してから2カ月~6カ月の期間、可能な限りインプラントに外力を与えないことで、骨とインプラント本体が結合(オステオインテグレーション)しやすく、1回法よりも僅かに成功率が上がります。


2)完全にインプラント体を歯茎の中に閉じ込めてしまうため、常在菌による感染リスクを最小限にとどめることが出来ます。


3)アバットメント(土台)の高さを選べるので審美性が要求される前歯に向いています。



2回法のデメリット

2回の手術が必要なので体に負担がかかること、通院する手間がかかること、費用が増すことなどです。

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2回法の一次手術の流れ

歯茎を切開しドリルで骨に穴を掘る
歯茎を切開しドリルで骨に穴を掘る

歯茎に浸潤麻酔をかけ、切開して骨を露出させます。細いドリルで細い穴を開け、順次太いドリルに変えて所定の太さの穴を掘ります。

インプラントを埋入し歯茎を縫合
インプラントを埋入し歯茎を縫合

インプラント体(フィクスチャー)を骨の中に埋入し、ヒーリングキャップを装着して歯肉の中に埋没させた状態で切開剥離した歯茎を縫合します。

インプラント本体が骨と結合をするまでの期間(2ヶ月~6ヶ月)待ちます。

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2回法の二次手術の流れ

歯茎を切開しインプラントを露出
歯茎を切開しインプラントを露出

浸潤麻酔をかけて歯茎を切開し、インプラント体を露出させ、ヒーリングキャップを取り外します。

インプラントにアバットメントを装着
インプラントにアバットメントを装着

インプラントに土台となるアバットメントを装着します。

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被せ物の型取りと装着

型取り
型取り

被せ物を作るための型取りをし、咬合採得(上下の咬み合わせの決定)を行います。

被せ物を装着
被せ物を装着

メタルボンド、ジルコニアクラウン、金属冠などの被せ物を装着します。

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インプラント治療が完了までの期間

インプラント治療が完了までの期間の早見表
インプラント治療完了までの早見表
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インプラント手術1回法のメリット・デメリット

1回法のメリット

一回の手術で終わるため患者さんにとっての負担(治療費や外科的侵襲)が軽くて済みます。



1回法のデメリット

一回法はフィクスチャー(インプラント本体)とアバットメント(土台)が一体になっているタイプのものは、2回法に比べ骨と結合する成功率がやや落ちるようです。


また、1回法でツーピースタイプのものでもヒーリングキャップ(暫間的に入れるキャップ)が歯肉から僅かに露出するため、ヒーリングキャップと歯茎の隙間から口腔内細菌がインプラント体まで侵入し感染するリスクがあり、成功率が僅かに下がります。


また、インプラントが骨に結合した後、アバットメント上部が歯肉の上に出てしまうことがあります。


そのため、審美性要求度の低い大臼歯部に使用することが多く、前歯部ではアバットメントの高さを選べる二回手術法が主に選択されます。 

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1回法の手術の流れ

1回法の動画
1回法の手術手順の概要

1)局所麻酔をして歯肉を切開剥離し、歯槽骨を露出させます。

2)ドリルでインプラントを埋入する穴を所定の深さと太さまで掘ります。

3)インプラントをねじ込むように埋入します。

4)インプラント本体(フィクスチャー)にヒーリングキャップを装着し、剥離した歯肉を縫合します。ヒーリングキャップはインプラント周囲の歯肉の治癒を促すためのもので、歯肉表面すれすれに頭出しをしておきます。

5)インプラントが骨に結合するのに必要な期間、上顎で(4ヵ月~6ヵ月)、下顎では(2ヵ月~3ヵ月)待ちます。

6)インプラントが骨に結合したことを確認した後、ヒーリングキャップを取り外し、アバットメント(土台)を装着します。

7)印象(型どり)を採り、咬合採得(上下の咬み合わせの決定)を行って、ジルコニアクラウンなどの素材で人工歯冠を製作し、アバットメント(土台)に装着して治療完了です。



インプラントとは歯の無い部位の骨に人工歯根を入れて人工歯を作る方法です。 手術のリスクは神経や血管などの損傷です。欠点は歯磨きを怠るとインプラント周囲炎になりやすいことや老後の認知症の問題などです。骨が不足している場合にはサイナスリフトやGBR(骨造成)を行うことなどについて、こちらの記事に分かりやすくまとめています♪

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執筆者 院長 深沢一

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