

伝えたい! 歯の疑問:インプラント
インプラントのリスクやデメリット
インプラント術中術後の痛みや腫れ
皆様の健康をトータルサポート。
インプラントは歯の無い所に人工的に歯を作る方法です。 手術のリスクは神経や血管の損傷です。欠点は歯磨きを怠るとインプラント周囲炎になりやすいことや老後の認知症の問題などです。
骨が不足している場合にはサイナスリフトやGBR(骨造成)を行います。歯科インプラントなら江戸川区篠崎駅前の歯医者で。
都営新宿線「篠崎」駅徒歩1分。
03−3676−1058東京都江戸川区篠崎町7-27-23-千葉銀行3F
伝えたい! 歯の疑問:インプラント
皆様の健康をトータルサポート。
インプラントは歯の無い所に人工的に歯を作る方法です。 手術のリスクは神経や血管の損傷です。欠点は歯磨きを怠るとインプラント周囲炎になりやすいことや老後の認知症の問題などです。
骨が不足している場合にはサイナスリフトやGBR(骨造成)を行います。歯科インプラントなら江戸川区篠崎駅前の歯医者で。
歯のインプラント治療とは 歯を失った部分にチタン製などの人工歯根を手術により埋入して、その上に被せ物を作る方法です。
通常、保険適用とはならず費用は高額になりやすい傾向があります。
浸潤麻酔をかけて歯茎を切開し骨面を露出させます。
細いドリルから順番に太いドリルに変更して、所定の深さと太さの穴を掘ります。
この時、太い神経や血管を傷つけないように細心の注意を払いながら行います。
インプラント本体を骨の中に回転させながら埋入します。
インプラントの本体が骨と結合したらアバットメントを装着します。
型取りを行いアバットメントに上部構造(被せ物)を装着します。
下顎奥歯の3本が抜けてしまって、歯茎だけの状態になっています。
これでは硬いものが噛めないのでインプラント治療で人工の歯を作ります。
浸潤麻酔をかけ歯茎を切開剥離して骨面を露出させます。
ドリルで骨に穴を開けインプラントを埋入します。左側はインプラントがすでに埋入された状態です。右側はインプラントを埋入するための穴が開けられた状態です。
奥歯に2本のインプラントが埋入され上部構造(被せ物)が装着されたレントゲン画像です。
やらなきゃよかったと後悔しないためにインプラントのリスクを事前に知っておきましょう。
下顎のインプラントのリスクには、手術時の神経損傷や血管損傷などがあります。神経を損傷すると下歯槽神経麻痺やオトガイ神経麻痺などが起こります。動脈を損傷すると大量出血に伴う呼吸困難による死亡などの重篤なリスクもあります。
上顎のインプラントの手術の場合、大臼歯・小臼歯であれば上顎洞の穿孔や迷入と言ったリスクがあります。また前歯では鼻腔の穿孔(貫通)といったリスクがあります。
また、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症などの全身疾患を有している患者のインプラント手術は、術前の十分な診査と術中の注意が必要になります。
インプラントの手術では下歯槽神経やオトガイ神経の出口であるオトガイ孔を傷つけないようにドリリングする必要があります。
そのため、インプラント体の先端部と下歯槽神経やオトガイ孔までの距離を最低3mm以上開ける必要があります。
小臼歯から大臼歯にかけて、副鼻腔の一つである上顎洞の底部までの距離が十分にない症例があります。このような場合、インプラントの手術を行うと、上顎洞に穴を開けてしまったり、インプラント体が上顎洞の中に落ち込んでしまうリスクがあります。
また、前歯のインプラント手術の場合、鼻腔に対して同様のリスクがあります。
高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、シェーグレン症候群などの免疫疾患など全身的な病気を持っている患者では、手術後の治癒が遅れたり、 術後感染のリスクが高いこと、骨との結合が十分に行われないなどのリスクがあります。
喫煙者では全身的な疾患を持っている患者と同様のリスクがあります。インプラントの手術を行う場合、禁煙を少なくとも術前と術後に2週間づつ設けることが必須です。
口腔の清掃状態が悪かったり重度歯周病ではインプラント周囲炎になるリスクが高まります。 また夜のブラキシズムがあったり、 日中のTCH(歯牙接触癖)があると上部構造(被せ物)が割れ易いリスクがあります。
インプラントは手術をして骨の中に人工歯根を埋入するため、前述したような解剖学的なリスクや全身的なリスクがあることがデメリットとなります。
インプラントは天然歯以上に歯周病になりやすいと言われています。特にインプラント周囲の炎症をインプラント周囲炎と呼んでいます。レントゲン写真の矢印部分はインプラン周囲炎により人工歯根の周りの骨が溶かされた状態を示しています。
適切な歯磨きが行われないとこのようなインプラント周囲炎になるリスクが高まります。 インプラント周囲炎を防ぐためには歯科医院でのメインテナンスも必要となります。
強い歯ぎしりがあると咬合力に耐えられずにインプラント体周囲の骨が破壊されることがあります。同時にセラミックによる上部構造( 被せ物)は壊れやすくなります。
認知症が進むと適切なブラッシングが出来なくなるためインプラント周囲の歯茎の炎症が強まり、腫れたり痛みが出たりすることがあります。このような時にはインプラントの撤去が必要となりますが、認知症のため治療が困難となることもあります。
イラストのようにブリッジを制作する場合には天然歯を削る必要がありますが、インプラントでは人工歯根を歯のない部分に植立するため、大切な自分の歯を削る必要はありません。
写真は下顎の奥歯左右それぞれ2本を失った所にインプラントによる治療を完了したところです。
歯のない部分に新たに歯が出来上がることで歯を失った喪失感から解放されるというメリットがあります。
インプラントが直接骨と結合するため咬合力はほぼ天然歯に匹敵します。つまり固いものでも難なく噛めるということがメリットになります。
サイナスリフトは上顎奥歯のインプラントをする際に、上顎洞までの距離が短く、 インプラントを埋入するための十分な骨がない時に行う骨造成の手術方法です。
サイナスリフトの最初のステップは歯茎を切開剥離して上顎洞側壁の骨を露出させます。次に特殊な器具を使って上顎洞側壁の骨を削除します。
窓を開けるような手術のため開窓(かいそう)と呼ばれています。
上顎洞側壁の骨を外したら、上顎洞底部のシュナイダー膜を持ち上げ、人工骨と CGF を混ぜたものを填入し骨造成を促します。
この手術の並行してインプラントを埋入します。
切開剥離した歯茎を縫合してサイナスリフトの手術終了です。
骨が出来てインプラントと骨が十分に結合するまでの4ヶ月~6ヶ月の期間、この状態で治癒を待ちます。
必要ならば仮歯を入れます。
サイナスリフトによりインプラントを埋入した周辺の骨が出来上がり結合するまでの期間は約4ヶ月~6ヶ月です。
白丸で囲んだところに骨が出来て、インプラントと結合しています。2次手術で歯茎を切開し、インプラント体を露出させたらアバットメントを装着して型取りを行います。
上部構造(被せ物)をスクリューで留めるかセメントで合着して治療が終了します。
一本の手術時間はは、歯茎を切開し 所定の深さと太さにドリリングし、インプラント体( フィクスチャー)を埋入して縫合するまでの1次手術での時間は一本あたり約30分です。 一本増えるごとに約20分の追加時間が必要です。
※ 麻酔がかかるまでの時間は含まれていません。
インプラントと骨が結合したら2次手術を行います。2次手術は切開してインプラント体を露出しアバットメントを装着します。ここまでの時間は約20分です。さらに型取りを含めると更に20分必要となります。
※ 麻酔がかかるまでの時間は含まれていません。
上顎洞前壁を開窓して上顎洞底部を挙上するサイナスリフトにかかる時間は約30分です。
※ 麻酔がかかるまでの時間は含まれていません。
インプラントを埋入してスクリュー部分が露出してしまう場合には骨造成が必要になります。 骨造成(GBR)や骨移植(ボーングラフト)にかかる時間は約30分です。
※ 麻酔がかかるまでの時間は含まれていません。
麻酔をかけて歯茎を切開剥離し、骨にドリリングをして穴を開けます。
インプラント体を埋入します。
ヒーリングキャップを装着して歯茎を縫合して手術終了です。ヒーリングキャップの高さは歯茎の高さとほぼ同じです。
骨と結合するまでの期間(上顎では4ヶ月~6ヶ月、下顎では2ヶ月~3ヶ月) を待ってヒーリングキャップを外し、アバットメントを装着して型取りを行い、人工歯冠(被せ物)を装着します。
手術が一回で終わるため患者の負担が少なく、費用も安く抑えられるメリットがあります。
ヒーリングキャップが口腔内に露出するため、細菌感染のリスクが上がります。 ヒーリングキャップ周辺の歯磨きが上手くできないとインプラント周囲炎を発症させます。
浸潤麻酔をかけて歯茎を切開剥離し、歯槽骨をドリリングをして所定の深さと太さの穴を掘ります。
インプラント体を埋入します。ここまでは1回法と同じです。
高さの低いヒーリングアバットメントを装着して歯茎を縫合して手術終了です。インプラント体は完全に歯茎の中に埋まった状態にします。ここが1回法との大きな違いです。
骨と結合するまでの期間(上顎では4ヶ月~6ヶ月、下顎では2ヶ月~3ヶ月) を待って、浸潤麻酔をかけて歯茎を切開しインプラント体を露出させます。
ヒーリングアバットメントを外しアバットメントに付け替えます。この状態で型取りを行います。
人工歯冠(被せ物) をネジ止めするかセメンティングします。
歯茎の中にインプラント体が完全に埋まった状態にするので、口腔内細菌の感染を完全に防ぐことができます。そのためインプラント体と骨との結合がスムーズに行われます。
2回手術を行う必要があるため、1回法に比べ外科的侵襲が高まります。 1回法よりも治療費が割高になります。
インプラントの手術が一本だけの場合は、 麻酔が切れてから痛み止めを1錠飲むだけで、その後痛みが出ないことが多いですが、外科的侵襲が強くなるほど痛みや腫れの強度は増します。一般的に手術後二日目がピークになり徐々に低下し一週間ほどで消失します。
外科的侵襲が強い手術としてサイナスリフトや骨造成などが挙げられます。このような手術を行った場合には10日間ほど痛みや腫れが続く場合もあります。
インプラント手術後に処方される痛み止めは一般的にボルタレンまたはロキソニンです。 それぞれの痛み止めの効きは個人差があるため、効きが悪い場合には変更することがあります。
痛み止めは増量することが可能ですが、一回量や1日量に上限があります。また痛み止めを飲む間隔も決められた時間を守る必要があります。 処方通りに服用してください。
インプラント手術後、24時間を超えてから冷えピタ(湿布薬)や水で濡らしたタオルで冷やすと血液循環を阻害し、治癒を遅らせるするリスクがあるため行わないでください。
インプラントを埋入する際、歯槽骨の幅や高さが十分にないためインプラントのスクリュー部分が露出してしまうことがあります。
スクリュー部分が完全に骨に覆われていないと感染のリスクが高まりインプラントの予後に悪影響を及ぼします。そこで露出したスクリュー部分に人工的に骨を作る術式のことをGBR(骨造成)と言います。
下顎第一小臼歯相当部分にインプラントを埋入した写真です。 矢印で示したスクリュー部分が骨から露出しています。
スクリュー部分は骨と結合させるために粗造に作られているため、このままでは細菌感染を受けやすくインプラント周囲炎を起こしてしまいます。
CGF(患者さんから採血した血液で作るタンパク質の接着剤)と人工骨を混ぜたものを骨が足らない部分に填入します。
その上から人工メンブレンで覆い、CGFと人工骨を固定します。
歯茎を縫合して骨が出来るまでの期間4~6ヶ月程度安静にします。
歯を抜歯したところの骨はどんどん痩せて幅が狭くなっていきます。 そのような場所にインプラントを埋入することはできないため、骨の幅を増やすためにボーングラフト(骨移植)を行います。
イラストの様に抜歯後、骨の幅が狭くなってインプラントを埋入できない部位は、 上下の前歯や下顎の奥歯に見られます。
狭くなった骨にボーングラフト(骨移植)を行いスクリューで固定しているイラストです。
① オトガイ部(下顎骨の前歯の下の部分)
② 下顎枝(下顎骨の親知らずの奥の部分)
③ 腸骨(おへその斜め下にある出っ張った腰骨の部分):大量に骨が必要な場合には全身麻酔下において行います。
④ 脛骨(足の骨)
執筆者 院長 深沢一
東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
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