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エナメル質の虫歯(C1)は削って詰める
or削らず自然治癒を待つ?

皆様の健康をトータルサポート。

エナメル質に限局した虫歯をC1と呼びます。エナメル質には知覚神経が通っていないため、自覚症状は起こらず、虫歯を削る時の痛みもありません。

C1の虫歯が進行しC2になるまでの期間は様々な要件が関与し個人差があるため一概には言えません。 C1の治療回数は概ね1回です。

歯の表面に茶色や黒色に変色した部分が出来て、すぐに治療すべきかどうか悩んでいる方は多いと思います。

エナメル質表層の虫歯(CO )であれば、様々な方法を使い自然治癒が可能です。 一方、象牙質近くまで進行した虫歯(C1)では削って詰める治療が必要です。

虫歯の進行度合いを自分で判断するのは難しいでしょう。歯に変色があれば、速やかに歯医者の受診をお薦めします。

目次


奥歯の溝、歯の間、歯頚部が茶色から黒にC1の虫歯

1

エナメル質の虫歯 [C1]

[C1]の虫歯の範囲

C1は、虫歯が歯の表層の組織・エナメル質にとどまっている状態です。



好発部位と色の特徴

通常、虫歯は歯の表面(エナメル質)から発生します。その中でも特に起こりやすい部位は以下の3ヶ所です。


① 奥歯のかみ合わせの溝の部分のが茶色から黒い。


② 歯と歯の間が茶色から黒い。


③ 歯の付け根の部分が茶色から黒い。

虫歯の進行度合いC1の模式図
虫歯の進行度合いC1の模式図

奥歯の溝の部分から虫歯が発生し、エナメル質内にとどまっています。

虫歯の進行度合いC1の症例
虫歯の進行度合いC1の症例

歯の間や歯頚部(歯の付け根)に茶色に変色した C1が見られます。黄色に変色した所はCOです。

2

[C1]の虫歯では自覚症状は出ない

[C1]の虫歯では自覚症状は出ない

C1の虫歯では、痛みは起こりません

エナメル質には知覚神経が入って来ていません。そのため、 C1の虫歯では自覚症状が起こりません。

逆に、”痛みが起こらない”ということは知らぬ間に虫歯が進行してしまうことを意味します。

3

[C1]から[C2]に虫歯が進行するまでの期間

虫歯の進行するスピードは様々な要件が関与

[C1]から[C2]に進行するまでの期間は様々な要件が関与しています。従って、何ヶ月あるいは何年という決められた期間はありません。


エナメル質に出来た虫歯の進行は、象牙質まで進行した虫歯に比べると緩やかで、しっかりとした歯磨きによって進行をゆっくりとさせることも可能です。


[C2]は象牙質に達する虫歯です。

[C1]から[C2]に虫歯が進行するまでの期間
[C1]から[C2]に虫歯が進行するまでの期間

エナメル質の虫歯が象牙質に達するまでの期間は個人差が極めて大きいのが特徴です。

虫歯が進行するスピードに関わる様々な要件

フッ素使用の有無

一つ例を上げます。赤ちゃんの頃から低濃度のフッ素を使うことで第1大臼歯(6歳臼歯)の石灰化が進むことがわかっています。

フッ素を使わなかった6歳臼歯の多くは十分に石灰化されない状態で萌出します。そのため、特に咬合面の溝に急激な虫歯の進行が見られることがあります。

また、6歳臼歯の溝の虫歯を起こさないためにシーラントという方法があります。

ミュータンス菌の感染

ミュータンス菌の感染の有無で虫歯の進行スピードは異なります。

プラークコントロール

歯磨きがしっかり出来ているかどうか、つまり歯垢(プラーク)の除去が確実に行われているかで虫歯の進行スピードに違いが出てきます。

上記以外の要件

ラクトバチラス菌の感染、唾液の性状(量と質)、食事の回数、キシリトールの使用の有無など様々な要因が関与しています。

4

[C1]の虫歯を削って詰める治療が必要か?

虫歯がエナメル質の表層に留まる場合(CO)

(CO)の虫歯は要観察歯と呼ばれ、必ずしも削って詰める治療は必要はありません。

様々な方法で再石灰化が起こり自然治癒するからです。

虫歯が象牙質近くまで侵入した場合

象牙質近くまで進行した C1のケースでは虫歯を削って詰める治療が望ましいでしょう。

一般的に歯と同じ白色のコンポジットレジンで充填します。

5

[C1]の虫歯を削る時の痛みはあるのか?

[C1]の虫歯を削る時、麻酔の必要は無し

[C1]の虫歯を削る時、麻酔の必要は無し

エナメル質には知覚神経が入っていません。そのため、 C1の虫歯を削っても痛みは起こりません。従って、麻酔の必要もありません。

6

治療の回数と期間

[C1]の虫歯を削ってコンポジットレジンを詰める

コンポジットレジンを詰める

イラストは小臼歯と大臼歯の隣接面に出来たC1です。虫歯を削ってコンポジットレジンを充填します。

回数と期間

イラストのように二本の虫歯であっても1日の治療で終了します。

複数本の虫歯がある場合には2日以上に分けて治療を行うこともあります。

7

[C1]の虫歯を再石灰化し、進行を防ぐ方法

虫歯の再石灰化を促進するもの

1) フッ素…フッ素入り歯磨き粉やフッ素の洗口剤。


2) キシリトール…ミュータンス菌の活動を抑制し、再石灰化を促す。


3)リカルデント…酸性を中和する働きがあり、再石灰化を促進。


殺菌消毒

1) 次亜塩素酸水…虫歯菌のバイオフィルムを破壊し殺菌。

フッ素の使用

フッ素の使用

キシリトールの使用

キシリトールの使用

リカルデントの使用

リカルデントの使用

次亜塩素酸水の使用

次亜塩素酸水の使用

8

コンポジットレジン充填の費用

コンポジットレジン充填は保険適用

C1の治療は一般的にコンポジットレジン(光重合型レジン)で行われます。下記費用は3割負担の場合です。下記の金額以外にも初診料、再診料、レントゲン撮影料、各種指導料などが適宜加算されます。

種類 金額(税込み) ※単位:円
コンポジットレジン充填 複雑 : 930円、 単純:720円
※ 複雑とは歯と歯の間にある虫歯の充填が該当します。

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ふかさわ歯科クリニック院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

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