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象牙質の虫歯C2は自覚症状なく急速に進行!
治療はCR・インレーで修復

皆様の健康をトータルサポート。

象牙質まで進行したC2の虫歯は無症状ですが、 要観察歯COのように自然治癒は望めません。

自覚症状が無いので知らぬ間に進行していることが多く、冷たいものや熱いものが凍み始めたら歯髄炎の一歩手前です。

C2の治療にはインレーやコンポジットレジン充填などで処置します。

虫歯になっていることは分かっているが、歯医者で歯を削るのが怖い、削る時の痛みに不安を抱えている方が多いと思います。

でも、このまま放置して歯髄炎を起こしてしまったらもっと大変だ! 迷わず歯科医院を受診しましょう。

目次


自覚症状なく急速に進行する虫歯「C2」

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虫歯の進行

虫歯の進行のイメージ

虫歯の進行の様子をイメージ化したものです。大臼歯の溝が黒くなり初期虫歯(C0)が発生します。溝の部分に沿って虫歯は深く入りエナメル質を突き抜けて象牙質に達します。

象牙質の虫歯は自覚症状が無いので放置しがちです。さらに虫歯が進行すると歯髄に達します。この時点で始めて冷たいものや熱いものなどを食べた時に凍み始めます。

そして、口腔内の悪玉菌は、歯髄の中に入り歯髄炎を発症させます。そして悪玉菌は根管を通して深くまで入り歯根の先端に炎症で出来た膿の袋を作ります。

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象牙質の虫歯 [C2]は無症状

[C2]は自覚症状が無いので放置すると大変なことに!

虫歯の進行度 [C2]は、虫歯がエナメル質を突き破って象牙質まで進んだ状態のことです。象牙質の中には知覚神経が入り込んでいますが、C2の虫歯では痛みなどの自覚症状は起こりません。


ただし、虫歯が象牙質の多くを侵食し歯髄の直前まで進行すると冷たいものに凍み始めます。


この時点で治療を行えば、ほとんどの場合、詰め物で済みますが、このタイミングを逃すと神経を取る治療(根管治療)が必要となります。


知覚過敏で冷たいものに染みている場合があるので虫歯との鑑別が必要です。


象牙質まで虫歯が達すると食物が虫歯の中に残りやすく、プラークがその中で増殖します。また、象牙質はエナメル質に比べ柔らかく虫歯の進行が速いのが特徴です。


虫歯の進行度合いC2の模式図
虫歯の進行度合い「C2」の模式図
虫歯「C2」の進行の特徴

虫歯菌が大臼歯の溝に沿って侵入し、象牙質に入ると虫歯の範囲を横に大きく広げていきます。

口の外から見た時、大臼歯の溝は黒く変色しているものの、小さな穴があるだけの初期虫歯に見えても、実際、虫歯を削ってみると象牙質の中で横に大きくなっている場合が多いのがC2の特徴です。

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虫歯[C2]から歯髄炎[C3]に進行するまでの期間

象牙質の虫歯の進行は急速

[C2]から歯髄炎[C3]に進行するまでの期間は様々な要件が関与していため決まった期間はありませんが、エナメル質の虫歯に比べると遥かに速いのが特徴です。


虫歯による穴に食物が残りやすく、歯垢(プラーク)の増殖が起こりやすいのも要因の一つです。


また、象牙質の虫歯の進行スピードが速いのは、象牙質の組織的な特徴によるものが大きいと考えられます。象牙質の組成は70%が無機質(ハイドロキシアパタイト)、20%が有機物(コラーゲン繊維)、10%が水分で出来ています。


エナメル質(97%はハイドロキシアパタイトというリン酸カルシウムの無機質)と比べるとはるかに柔らかい組織です。そのため、酸に溶かされやすく虫歯の進行は急激に進みます。


象牙質の虫歯[C2]から歯髄炎[C3]に進行するまでの期間
象牙質の虫歯[C2]から歯髄炎[C3]に進行するまでの期間

学術的統計を取ったわけではありませんが、一部の虫歯の進行の早いケースでは約半年で歯髄に達するという印象があります。

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[C2]の虫歯を削る治療は痛みが起こる

[C2]の虫歯を削る時、麻酔が必要である

象牙質の虫歯[C2]の治療では麻酔が必要

象牙質には知覚神経が入っているのでタービンなどの切削器具で虫歯を削ると痛みが起こります。そのため、歯科麻酔が必要です。

部位により浸潤麻酔、伝達麻酔などが選択されます。歯科麻酔をできるだけ痛みを与えないようにする方法がありますので参照してください。

虫歯[C2]の治療

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コンポジットレジン(CR)充填

前歯の虫歯はコンポジットレジンで充填

コンポジットレジンは頭文字をとってCR(シーアール)と呼ばれています。

コンポジットレジンは粘性があり歯の形に成形出来ます。最終的に光で固めるので光重合レジンとも呼ばれます。


コンポジットレジンは色調が数種類用意されているので、修復する歯の色に最も近いものを選び使用します。


健康保険と自費の材質では物性や審美性違いがあります。


近年では材質が強化され大臼歯の咬合面(力が加わる場所)での使用も出来るようになっています。

象牙質の虫歯[C2]を削ってコンポジットレジン(CR)で修復
象牙質の虫歯[C2]を削ってコンポジットレジンで修復

左の写真は上顎2番の歯の間の虫歯を途中まで削った所です。完全に虫歯を削り取ったら右写真の様にコンポジットレジン(光重合レジン)で充填します。

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メタルインレー充填

奥歯の虫歯[C2]はメタルインレーで充填

健康保険で行う奥歯の虫歯 C2はメタルインレー(部分的な銀歯)で修復するのが一般的です。メタルインレーの材質は、金パラを使います。金属で行う修復なので強度が取れるのが長所です。


一方で、金属色が見えるといった審美的問題があり、コンポジットレジン充填で処置することもあります。ただし、コンポジットレジン充填が出来るのは虫歯の範囲が狭いこと、歯と歯の間に虫歯がかかっていないことなどが条件となります。


歯と歯の間にかかった虫歯の場合、自費治療となりますが天然歯と同じ色のセラミックインレーで修復することも可能です。

象牙質の虫歯[C2]を削ってメタルインレーで修復
象牙質の虫歯[C2]を削ってメタルインレーで修復

タービンやエンジンを使い、C2の虫歯部分を除去します。印象(型どり)を取って技工士にメタルインレーの制作を依頼します。口腔内でメタルインレーの高さを調整し、接着性セメントでセットします。

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治療の回数と期間

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コンポジットレジン(CR)を詰める

[C2]の虫歯を削ってコンポジットレジンを詰める

コンポジットレジン(CR)の治療回数と期間

イラストは小臼歯と大臼歯の隣接面に出来たC1~C2です。虫歯を削ってコンポジットレジン(CR)を充填します。

イラストのように二本の虫歯であっても1日の治療で終了します。

複数本の虫歯がある場合には2日以上に分けて治療を行うこともあります。

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メタルインレーで修復

[C2]の虫歯を削ってメタルインレーで修復

メタルインレーの治療回数と期間

写真は小臼歯と大臼歯の隣接面に出来たC2をメタルインレーで修復した症例です。

メタルインレーの治療回数は虫歯を削って型を取るのに1回、約1週間後にメタルインレーのセットで1回の計2回です。

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コンポジットレジン充填、メタルインレーの費用

コンポジットレジン充填、メタルインレー修復は保険適用

下記費用は3割負担の場合です。下記の金額以外にも初診料、再診料、レントゲン撮影料、各種指導料などが適宜加算されます。

※ 保険点数の変更が頻繁に行われるため、一部負担金はおおよその金額を示したものです。

種類 金額(税込み) ※単位:円
コンポジットレジン充填 複雑 : 930円、 単純:720円
※ 複雑とは歯と歯の間にある虫歯の充填が該当します。
メタルインレー修復 小臼歯
複雑 : 2,400円、 単純:1,700円

大臼歯
複雑 : 2,600円、 単純:1,900円
※ 複雑とは歯と歯の間にある虫歯の修復が該当します。

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ふかさわ歯科クリニック院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

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