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歯根嚢胞の日帰り摘出手術と
歯根端切除術の保険適用の費用

皆様の健康をトータルサポート。

歯根の先端に膿の袋が出来る病気を歯根嚢胞と言います。小さな歯根嚢胞は根管治療で治せますが、大きな歯根嚢胞は歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術を同時に日帰り手術で行います。

手術費用は保険適用です。ちなみに歯根嚢胞は抜歯すれば治ります。歯根嚢胞なら江戸川区篠崎駅前の口腔外科で。

■ 数年前、奥歯の根管治療をしました。数ヶ月後、柔らかいものでもかめない日が1週間ほど続き、その後症状が消えました。この様な事を数ヶ月に一度繰り返しています。今回は歯茎が大きく腫れて強い痛みが起こっています。これを放置すると抜歯になりますか?

■ 歯根嚢胞を摘出した後に骨を再生させる薬の使用を歯医者に勧められたのですが、保険適用外で高額であるため悩んでいます…

虫歯によって神経を抜く治療を受けると、高い確率で歯根嚢胞が出来てしまいます。

歯の根っこに膿が溜まる歯根嚢胞は、根管治療が難しい大臼歯に起きやすいこと。急性症状が出た場合には応急処置として切開して膿を出し抗生物質を使うこと。抜歯をせずに歯を残す手術として歯茎を切開して行う歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術などの治療法があることなどを解説します。

余談ですが、歯を抜歯すれば歯根嚢胞の摘出は容易です。つまり抜歯窩から鋭匙を使って歯根嚢胞を掻き出してしまえば良いわけです。 従って抜歯をすれば歯根嚢胞は治りますが、一本歯を失うことになります。

目次


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歯根嚢胞

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歯根嚢胞とは歯根の根元に膿が溜まる病気

歯根嚢胞とは歯の根っこに膿が溜まる病気
歯の根っこに膿が溜まった歯根嚢胞

歯の神経が細菌感染を起こし、歯根の根元に膿が溜まった病気を歯根嚢胞と言います。つまり骨に膿の袋が出来た状態です。


フィステルから膿の臭い

歯茎にフィステルが形成されると、そこから膿が出て臭いがします。

歯根嚢胞は放置しても自然治癒しない

虫歯が進行し、歯の神経が死んでしまった場合に抜髄(根管治療)を行います。根管治療を受けても歯根の中に細菌が残留し、それが歯槽骨の中まで波及し膿の袋を形成するものを歯根嚢胞と言います。

顎骨に発生する嚢胞では歯根嚢胞が最も頻度が高く、根管治療が難しい大臼歯に多く発生します。

歯根嚢胞は慢性疾患で自覚症状なく何年もかけて大きくなります。痛みが起きにくいのは、歯根嚢胞内の膿がフィステルの形成によって歯茎の外にジワジワと出ることで内圧が下がるためです。従って、放置しても自然治癒することはありません。


歯根嚢胞による急性症状の再発

大きさは米粒大から親指の大きさを超える大きなものまで様々です。卵の大きさを超えるほどの大きな歯根嚢胞になると当該歯の抜歯も必要になることもあります。

歯根嚢胞の症状は、あったとしても噛む時の違和感や歯を軽く叩くと少し響く程度です。そのため発見が遅れ、他の疾患で歯医者を受診した時にレントゲン写真で発見される事が多いです。

ストレスや疲労なので体調が急変した時などに急性症状が起こり、歯根嚢胞が再発して強い痛みが起こることがあります。

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歯根嚢胞のレントゲン写真と術後のレントゲン写真

大きい歯根嚢胞のレントゲン写真と術後のレントゲン写真
上顎1番を原因歯とする大きな歯根嚢胞 ⇒⇒

拇指頭大の歯根嚢胞があります。このくらいの大きさになると根管治療では治療しないため歯根端切除術と同時に嚢胞摘出術を行いました。

矢印部分に歯根嚢胞があります。レントゲン的には黒く映ります。

これをX線透過像といいます。

歯根嚢胞摘出術と歯根端切除術実施後のレントゲン写真
歯根嚢胞摘出術と歯根端切除術実施後のレントゲン写真

歯根嚢胞摘出術と歯根端切除術実施後約6か月経過した時のレントゲン写真です。根管内に残った細菌が根尖外に出て再感染するのを防ぐために逆根充を行っています。X線透過像が薄くなり骨ができているのが分かります。

ただし、歯根端切除術を行っているので歯根がわずかに短くなっているのも確認できます。また向かって右側の歯は根管治療を行っています。


逆根管充填(逆根充)

逆根管充填(逆根充)とは歯根端切除術を行った後、根管を封鎖する処置のことを言います。ただし全てのケースで行うわけではなく、防湿が十分に行われているケースのみ可能です。

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歯根嚢胞の治療前と治療後

上顎1番を原因歯とする大きな歯根嚢胞
上顎1番を原因歯とする大きな歯根嚢胞 ⇒⇒

上記レントゲン写真の口腔内写真です。 歯根嚢胞は上顎1番が原因でしたが、向かって右側の2番も歯髄が死んでいるため根管治療が必要となりました。

神経の死んだ歯は写真のように黒く変色します。

オールセラミック治療
オールセラミック治療

変色した2本の歯をオールセラミックで治療を行いました。

審美的に非常に満足できる治療結果となっています。

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大臼歯に歯根嚢胞が出来やすい理由

湾曲している根管のレントゲン、根管治療は難しい
湾曲根管の根管治療は難しい

大臼歯の根管が湾曲しているとファイルが途中でぶつかって歯根の根元まで入らないことがあります。


急性期の歯根嚢胞はレントゲン写真に写らないことも

歯根嚢胞が成長し大きくなるとレントゲン写真では透過像として黒く写ります。しかし、急性期の歯根嚢胞ではレントゲンに写らないことがあります。

大臼歯の根管治療が難しい解剖学的理由

① 湾曲根管

根管が湾曲しているとファイルが途中でぶつかってしまい根尖まで到達しません。根管治療の成功は根尖までファイルが届いて、感染している歯質を完全に除去出来るかにかかっています。

② 根管が細い

根管が細すぎて最も細いファイルさえも入らないことがあります。

③ 根管数が4本

大臼歯の根管数は3本~4本です。すべての根管の治療が適切に行われないと歯根嚢胞が出来ることがあります。

④ 側枝がある

主要な根管以外に側枝と言って木の枝の様な細い根管が無数に存在しています。側枝にはファイルが入らないため薬によって殺菌します。

⑤ ファイルが入りづらい

奥歯になるほどファイルが挿入しづらくなります。特に、奥側からファイルを挿入しなければならない近心根(口に近い側の根っこ)などは対合歯が邪魔になって挿入を難しくさせています。

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急性症状には歯茎を切開して膿を出す+抗生物質

歯根嚢胞が急性化したら切開排膿+抗生物質の投与
歯根嚢胞の急性化

切開排膿+抗生物質

虫歯で歯の神経が感染し、歯根嚢胞が出来て歯茎に膿が溜まり大きく腫れる急性症状が起きたら、局所麻酔をかけて歯茎を切開し排膿します。

膨らんだ歯茎を切開し、膿を出すことで強い痛みは引いてきます。同時に痛み止めや抗生物質などの薬を投与します。

切開排膿は、あくまでも一時的な応急処置なので、症状が安定したら根管治療や歯根嚢胞摘出手術、歯根端切除術など歯根嚢胞を治す治療が必要となります。

歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術

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小さな歯根嚢胞は根管治療で治す

歯根嚢胞は根管治療で治す
根管治療の流れ

根管治療のステップ

ステップ 1
感染した根管壁をファイルという器具で徐々に掻き出していきます。ファイルは最初細いものから使い次第に太いサイズへとステップアップさせます。

根管内を水酸化カルシウム製剤などの薬剤で殺菌し蓋をします。

1週間に1回くらいの間隔で、根管から膿の臭いが無くなるまで根管治療を続けます。治療期間は長いケースだと6ヶ月に及び、治療回数は20回を超えることもあります。

イラストの様に歯根嚢胞からフィステルが形成されていれば、通常は痛みは起こりません。しかし、膿が常時排出されているために臭いが気になるかもしれません。

ステップ 2

根管内が無菌的状態になったらガッタパーチャーなどの薬剤で根管を密閉する根管充填を行います。根管充填がうまくいけば数ヶ月後にレントゲンを撮ると歯根嚢胞が消えていることを確認出来ます。

大臼歯の再根管治療は難しい

一度根管治療を受けた歯の再根管治療は、大臼歯において困難なことが多くはあります。特に湾曲根管では前医によって根管にステップ(段差)が形成されてしまって、ファイルの挿入を困難にしている場合があるからです。

根管が細すぎてファイルが入らず治療されていない根管も同様です。

従って、再根管治療しても治らずに再発してしまうケースが見られます。

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歯根嚢胞摘出手術+歯根端切除術

大きい歯根嚢胞や再根管治療が不可能な症例に適用

下記レントゲン写真では、赤矢印で示した上顎2番(側切歯)の歯の根元に母指頭大の黒い影が認められます。かなり大きな歯根嚢胞のため、根管治療を再度やっても治らない可能性が考えられます。
※ 小さな歯根嚢胞なら根管治療のみで治療可能です。


また、太く長い金属ポスト(土台)を歯根を傷付けずに除去するのが難しいと考えられたケースです。


局所麻酔での手術時間は約1時間の日帰り手術です。術後の痛みや腫れを防ぐために痛み止めと、抗生物質などの薬を処方します。


手術後の再発は10%以下です。予後不良のケースは歯根自体が虫歯で腐っている場合や歯根に亀裂、破折が起こっている場合などです。


※ 手術の内容は厳密には歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術に分かれますが、手術は両者を同時に行うので深く意識する必要はありません。


手術後の注意点

内出血

手術した歯の近くの頬や唇に赤紫や黄色のあざが出来ることがあります。これは内出血です。1~2週間で自然治癒するので心配ありません。


しびれ感などの違和感

手術部位周辺の歯茎に麻酔にかかったようなしびれ感や違和感が残ることがありますが、徐々に回復します。


歯磨き

手術当日の歯磨きは控えて下さい。翌日から歯磨きをしても構いませんが、手術部位には触れないようにして下さい。1週間後に抜糸をします。その後は通常に歯磨きをして問題ありません。


食事

局所麻酔が切れるのが4~5時間後です。その後食事をしても構いませんが、最初の内は流動食や柔らかいものを食べて下さい。腫れや痛みなどがなければ徐々に普通の食事に戻して下さい。

上顎前歯が原因の大きい歯根嚢胞のレントゲン写真
上顎前歯(2番)が原因の大きい歯根嚢胞

上のレントゲン写真では、親指大のX線透過像(黒く見える)が見られます。これは上顎前歯・2番を原因とする歯根嚢胞です。

現在、フィステルが出来て痛みはありませんが、歯根嚢胞が急性化し炎症が拡大すれば当該歯周辺の歯肉全体が盛り上がるように腫れ上がります。

この歯には人工歯がセットされ、金属製の長い土台が入っているため、根管治療が不可能と判断し、歯根嚢胞摘出手術+歯根端切除術を行ったものです。


歯根嚢胞摘出術+歯根端切除術の術中の写真
歯根嚢胞摘出術の術式

局所麻酔をかけて歯茎を切開剥離して、歯根嚢胞部の骨を露出させます。

歯根嚢胞を鋭匙などで完全に摘出します。


歯根端切除術の術式

感染源である歯根先端部を切除します。切断した歯根先端部から再感染を起こさないように、スーパーボンドで逆根管充填します。

空洞になった骨の部分に人工骨を入れることもあります。

急性症状が出て歯肉全体が大きく腫れて痛みが強い場合には、歯根端切除術前に歯茎を切開して膿を出し、抗生物質や痛み止めの投与を行い症状の安定化を先に行うこともあります。

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一旦抜歯する意図的再植術

抜歯して歯根嚢胞を摘出

意図的再植術とは歯根嚢胞が出来た歯を一旦抜歯(人工的に完全脱臼させる)して、抜歯窩(抜歯した穴)から器具を挿入し歯根嚢胞を摘出します。歯を抜歯することで、歯根嚢胞の摘出が容易になります。

口腔外で抜歯した歯根の先端部を切除(歯根端切除術)し、切除部をスーパーボンドで封鎖して再植します。

骨の骨折の時に当て木をする様に再植した歯も両隣の歯に暫間固定します。

歯根膜を可能な限り傷付けないようにして抜歯する必要があるため、大臼歯など複数根の歯や1本の歯根であっても曲がっている場合には不向きです。

仮に一旦抜歯し植え戻した歯が生着しなくても、歯根嚢胞は治ります。

※ 意図的再植術は保険適用にはなりません。

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大臼歯では手術不可能な場合もあり

上顎大臼歯の舌側根に歯根嚢胞がある場合
上顎大臼歯の舌側根に歯根嚢胞がある場合

このイラストは上顎大臼歯の舌側根に歯根嚢胞がある場合を示しています。上顎大臼歯の歯根は、ほとんどは3根(頬側に2根、 舌側に1根)です。

歯根嚢胞摘出手術は頬側から行うため、このように舌側に出来た歯根嚢胞は摘出できません。

下顎大臼歯の歯根の本数
下顎大臼歯の歯根の本数

下顎大臼歯の歯根の本数は左の写真のように3根の場合がほとんどですが、右写真のように4根の場合は約25%あります。

下顎大臼歯の場合、上顎大臼歯同様に歯根嚢胞摘出手術は頬側から行うため、舌側の歯根嚢胞は骨が邪魔をして摘出できません。

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CGF、人工骨の歯根嚢胞摘出手術+歯根端切除術への応用例

上顎2番の歯根嚢胞を認めるパノラマレントゲン写真
歯肉剥離
歯肉剥離
  • ・十分な視野を得る為に、中切歯から犬歯にかけて歯肉を剥離します。
歯根嚢胞の摘出
歯根嚢胞の摘出
  • ・歯根嚢胞相当分に穴を開け、嚢胞を摘出します。根尖部は切断します。
歯根嚢胞摘出部にCGF+人工骨の混合を填入
CGF+人工骨の混合を填入
  • ・歯根嚢胞摘出部にCGFと人工骨を混合したものを填入します。

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歯根嚢胞摘出手術+歯根端切除術後の再発

歯根端切除術後の根尖部に再発したX線透過像のあるデンタルレントゲン写真

歯根嚢胞摘出手術+歯根端切除術後レントゲン写真では予後不良のため根尖部にX線透過像を認めます。

歯根嚢胞が再発してフィステルが形成され排膿も認められます。

フィステルからガッタパーチャーポイントを挿入したデンタルレントゲン写真

フィステルからガッタパーチャーポイントを挿入し、撮ったレントゲン写真です。

CGFと人工骨を混合したものを填入し、縫合

歯肉剥離後、骨を開窓して不良肉芽を除去し、CGFと人工骨を混合したものを填入し、縫合します。

根尖部は骨様の構造物に変化したデンタルレントゲン写真

6ヶ月後のレントゲン写真。フィステルは消失し、再発した歯根嚢胞は完全に無くなり症状は安定しました。根尖部は骨様の構造物に変化しています。

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費用-保険適用

保険適用

内容 保険点数
歯根嚢胞摘出手術 歯冠大
拇指頭大
鶏卵大
800点
1,350点
2,040点
歯根端切除術 逆根充などの歯根端閉鎖の費用を含む 1,350点
歯茎の切開排膿 歯茎が腫れた時の応急処置として
局所麻酔を行い歯茎を切開して、膿を出します。
230点

※ 歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術は同時に行うので、従たる手術は50%となります。例えば鶏卵大の歯根嚢胞摘出術を行った場合、保険点数は2,040点+歯根端切除術1,350/2点で合計2,715点。従って、3割負担の場合の費用は8,145円となります。

※ 麻酔費用は含まれます。一部負担金は、保険点数の10倍×3円です。

さらに、初診料、再診料、処方箋料、レントゲン撮影料、必要な場合には歯周病の治療、各種指導料、各種検査料などがかかります。

大学病院などに入院期間2泊3日で全身麻酔下での手術費用は、3割負担の一部負担金は8万円ほどになると思われます。 全身麻酔で親知らず4本を同日に一括抜歯する費用を参照して下さい。

※ CGFや人工骨を使った場合には二つの手術共に保険適用にはなりません。

生命保険の手術給付金

歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術を受けた場合、保険会社によって手術給付金が出るところと出ないところがあるようです。

10万円以上が出るような会社もあるようなので自分の加入している保険会社に問い合わせてみてください。

口腔外科とは親知らずの抜歯や歯根嚢胞の摘出など歯が原因となるものから口内炎や粘液嚢胞など良性の粘膜疾患、口腔癌のような悪性腫瘍、外傷による歯の脱臼に至るまで多岐にわたる疾患が対象です。口腔外科についてこちらの記事に分かりやすくまとめています♪

歯根嚢胞摘出術、歯根端切除術は江戸川区篠崎駅の歯医者
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ふかさわ歯科クリニック篠崎院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

日本口腔インプラント学会専門医・指導医の山崎裕が担当

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