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【無料】江戸川区口腔がん検診は
江戸川区篠崎駅前の歯医者ふかさわ歯科

皆様の健康をトータルサポート。

口腔がんは舌癌が頻発し、進行が速いことが特徴です。見分け方は舌や歯茎が白くなったり赤くなったら要注意です。

江戸川区在住の40歳以上の方なら無料で口腔がん検診を受けることが出来ます。

口腔がん検診なら東京都江戸川区篠崎駅前の口腔外科ふかさわ歯科クリニック篠崎で。

■ 掘ちえみさんが口腔癌(左舌扁平上皮癌)と診断されました。口内炎が出来たと思い様々な病院を受診したにもかかわらず、半年も癌と診断されずステージ4まで進行してようやく確定診断がついたそうです。口腔癌の診断は困難なものなのでしょうか?

■ 歯茎におできの様なものが出来て、口腔癌ではないか不安です。近くの歯医者で診断してもらえるのでしょうか?

有名人が口腔がんになったというニュースが流れると「自分ももしかして?」と不安になるものです。

口腔癌の進行は大変早く、早期発見が重要です。また近年、口腔・咽頭がんの患者数は年間2万人を超えるなど増加傾向を示しています。自覚症状がないうちに資格を持った歯医者での受診をお勧め致します。

目次


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【無料】江戸川区の口腔がん検診

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口腔がんの受診方法

受診の手順

ふかさわ歯科クリニックでは40歳以上の江戸川区民を対象に口腔癌検診を無料(検診のみ)で行なっております。


•対象者 : 40歳以上の江戸川区民の方 ※2年に1回受診出来ます。
•実施期間 : 通年実施
•受診方法 : 癌予防・事業係へ電話(03-5661-2463)申込後、当院へ電話予約をお願いします。
•持参物 : 保険証・口腔癌検診受診券
•検査内容 : 触視診

検診を希望される方は、郵送される受診券と保険証を持ち電話予約の上、ご来院下さい。
●江戸川区口腔癌検診のページはこちら

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口腔がんの検査方法

検査のやり方

1)視診による歯肉がんの検査

2)視診と触診による舌がんの検査

3)リンパ節の触診による腫脹の有無の検査


上記の方法で、概ね口腔癌の診断は可能です。ただし疑わしい場合には、約1週間様子を見ることがあります。

口腔がんとは

口の中に出来る癌を総称して口腔癌と呼んでいます。好発部位は舌の脇です。つまり舌癌です。次いで多いのが歯茎に出来る歯肉癌です。

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液状化検体細胞診(LBC)

液状化検体細胞診(LBC)とは

口腔癌の診断に使う液状化検体細胞診(LBC)は、従来の細胞診より格段と診断の精度が向上した方法です。とは言え、正診率は約80%~90%で、間違った診断が下されることもあります。従って、細胞診は組織診による確定診断前のスクリーニングという位置付けが出来ます。

中核病院から距離があり受診するのが困難な患者さんに便利な方法です。


地域中核病院へ紹介

細胞診の要は診断力ということが出来ますが、当医院が医療連携をしている東京歯科大学市川総合病院臨床検査科病理は日本でもトップクラスの正診率を有しています。

当院では、東京歯科大学市川総合病院が近いので、がんの疑いのあるケースは液状化検体細胞診を行わずにダイレクトに紹介しています。

歯間ブラシにて疑わしいがん細胞をそぎ取る
歯間ブラシにて細胞を抽出

癌の疑いのある口腔粘膜細胞を歯間ブラシで強めに10回程擦ります。

やや強めに擦り取ることで、角質層・顆粒細胞、場合によっては有棘細胞まで取れてきます。

 ThinPrep 液状化検体細胞診(LBC)
ThinPrep 液状化検体細胞診(LBC)

歯間ブラシに着いた細胞をThinPrepの容器の中で、十分に攪拌し、溶液に溶かし込みます。

細胞が溶けたこの容器をLSIメディエンスに送ります。そこで処理された画像を東京歯科大学市川総合病院臨床検査科病理の田中陽一教授に診断していただきます。



口腔外科とは親知らずの抜歯や歯根嚢胞の摘出など歯が原因となるものから口内炎や粘液嚢胞など良性の粘膜疾患、口腔癌のような悪性腫瘍、外傷による歯の脱臼に至るまで多岐にわたる疾患が対象です。口腔外科についてこちらの記事に分かりやすくまとめています♪

口腔がんについて詳しく知る

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上皮細胞の癌化

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口腔粘膜の癌化のメカニズム

上皮細胞の分裂と分化

上皮細胞の分裂と分化

上皮細胞は、基底細胞、有棘細胞、顆粒細胞、角質層に分れます。基底細胞で分裂した細胞が順次表層部へ上がって行き、最後は角質層となり剥がれ落ちます。

口腔癌では基底細胞で癌化が始まり、異形成が進んだ細胞が順次表層へと移動して、角質層まで癌化した細胞で満たされると上皮内癌の発生ということになります。

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口腔癌についての日本歯科医師会制作の動画

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口腔癌の治療

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外科的摘出手術

口腔がんの外科的摘出手術

口腔分野においては、一般的に歯肉や顎骨に癌が出来た場合には手術が第1選択と考えられています。日本人で最も多い舌癌の場合、放射線療法が優先されることが多いようです。同時に化学療法も併用され治療成績を上げています。

もちろん治療方針は、全身に起こる癌と同様に細胞診の結果での悪性度の違いやステージの違い、年齢・体力なども当然のことながら考慮されます。

口腔癌の多くは早期に頚部リンパ節に転移が起こると言われています。その場合、頸部郭清術と言って頸部リンパ節を含め筋肉、血管、脂肪組織などをすべて取り除く手術が、原発巣の癌の摘出と共に併用されます。

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放射線治療を受けた後の抜歯時の注意点

口腔がんの放射線治療を受けた時の注意点

放射線が直接照射された部位にある歯に問題があっても、抜歯は禁忌です。当該歯に治療が必要な場合には、放射線の照射前に行っておく必要があります。

放射線照射後、当該歯の抜歯をした場合、顎骨まで炎症が波及する事が多く、顎骨骨髄炎を併発するリスクがあるためです。ただし、自然脱落した場合には、この限りではありません。

抗癌剤を服用中の場合、ヘルペスなどの治療薬・抗ウイルス剤との併用や歯周病の歯周組織再生剤(リグロス)との併用は禁忌です。歯科医に抗癌剤を服用中であることを告げてください。

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放射線治療を受けた後の放射線性う蝕

放射線治療を受けた後の放射線性う蝕

放射線が照射された部位が大唾液腺(耳下腺、顎下腺)などにかかった場合、唾液の分泌低下が起こる可能性があります。大唾液腺が障害を受ければ、唾液の分泌低下により口腔内が乾燥し自浄作用の低下が起こります。そんな場合、短期間に各歯牙に虫歯が発生してしまうことが考えられます。

そんな場合は、保湿剤の使用や徹底した口腔内メンテナンスが必要です。

う蝕予防においてはリカルデントやフッ素、キシリトールが有効です。

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高濃度ビタミンC点滴療法

高濃度ビタミンC点滴療法

口腔癌の基本的な治療法は、外科的摘出及び放射線療法と化学療法ですが、手術後の摂食嚥下障害や構音障害などの後遺症が生活のクオリティを大きく損ねています。また、放射線を口腔内に照射すること唾液腺障害が少なからず起こります。これは唾液の分泌を低下させ、虫歯や歯周病のリスクを増加させるばかりでなく、広汎性口内炎などの副作用も重篤となりがちです。近年、様々な癌に対して高濃度ビタミンC点滴療法が抗癌効果、また上記副作用の低減効果として報告されています。

高濃度ビタミンC点滴療法の主な臨床研究

■ 肺癌 アイオワ大学(アメリカ 2015年)

■ 大腸癌 ジェファーソン大学(アメリカ 2011年)

■ すい臓癌 カンザス大学(アメリカ 2011年)

■ 肝臓癌 ジェファーソン大学(アメリカ 2012年)

■ 乳癌 Cancer Treatments for America(アメリカ 2016年)

■ 卵巣癌 カンザス大学(アメリカ 2005年)

■ 前立腺癌 コペンハーゲン大学(デンマーク 2010年)

■ 悪性リンパ腫 東海大学医学部(日本 2008年)

■ 脳腫瘍(神経膠腫) ネブラスカ大学(アメリカ 2014年)

【動画】口腔がん・舌癌や歯肉癌の初期症状を口内炎などと比較し写真や画像で解説

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口腔がん検診のご相談は江戸川区篠崎駅の歯医者
ふかさわ歯科クリニック篠崎

ふかさわ歯科クリニック篠崎院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

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