

伝えたい! 歯の疑問:口腔外科
口腔外科なら江戸川区篠崎駅前の歯医者
ふかさわ歯科クリニック篠崎
皆様の健康をトータルサポート。
口腔外科とは親知らずの抜歯や歯根嚢胞の摘出など歯が原因となるものから口内炎や粘液嚢胞など良性の粘膜疾患、口腔癌のような悪性腫瘍に至るまで多岐にわたる疾患が対象となります。
更に外傷による歯の脱臼、顎関節症なども治療範囲です。口腔外科なら江戸川区篠崎町の歯科医院。
伝えたい! 歯の疑問:口腔外科
皆様の健康をトータルサポート。
口腔外科とは親知らずの抜歯や歯根嚢胞の摘出など歯が原因となるものから口内炎や粘液嚢胞など良性の粘膜疾患、口腔癌のような悪性腫瘍に至るまで多岐にわたる疾患が対象となります。
更に外傷による歯の脱臼、顎関節症なども治療範囲です。口腔外科なら江戸川区篠崎町の歯科医院。
下の奥歯に浸潤麻酔がかかりにくい理由は骨の構造に原因があります。下の奥歯の骨の周りにある皮質骨が厚いだけでなく、骨に開いた骨穴と呼ばれる穴が極めて少ないため、麻酔薬が骨の中心部分まで届きづらいためです。
浸潤麻酔が効かない時は歯根膜に細い針を使って直接麻酔薬を打ち込む方法があります。
ただし、歯根膜注射を初めからやると激痛が起こるため、浸潤麻酔で歯根膜周辺を事前に麻酔してから行う必要があります。
下顎孔伝達麻酔は下顎神経の根元に麻酔薬を注入する方法です。
下顎神経は三叉神経の内のひとつで下顎骨に分布しているため、下顎孔伝達麻酔を行うと下顎の半分が麻酔されます。
下顎神経の損傷リスクがあるため最後の手段として用います。
ホ表面麻酔は麻酔成分が入ったジェルを浸潤麻酔の針を打つ場所に塗る方法です。
歯茎に塗ってに2分から3分待つと効いてきますが、 針を刺す時のチクッとした痛みは軽減できますが、薬液を注入する時の痛みはあまり取れません。
表面麻酔の薬液の到達範囲は約1mmから2mmと浅いためです。
シリジェットは針のない麻酔器で、薬液が出る部分に小さな穴が開いていて、そこから機械的に麻酔薬をジェット状に噴出させる仕組みになっています。
そのため麻酔薬は表面麻酔よりも遥かに深くまで到達します。
薬液を入れる時にはポンと音がして、 わずかな痛みがありますが、表面麻酔を塗ってあるのでその痛みもほとんどありません。
シリジェットを行ってから約30秒後に浸潤麻酔を行います。すると針を挿入する時のチクッとした痛みはもちろん、 麻酔薬を注入する時の痛みもほぼ起こりません。
口内炎の決定的な特徴は出来てから最長でも2週間以内で治ります。
口内炎は接触痛があり、治っても再発を繰り返すことがあります。見た目は直径2ミリから10ミリほどの白っぽい潰瘍を作り、境界が赤くなることが多い。
稀に小さなしこりを作ることがありますが、口内炎の治癒とともに自然消失します。
この写真は舌の側面にできた不整形の潰瘍状のできものです。白と赤の混在が認められ、 部分的に陥没したようにも見えます。 周囲にしこりがあれば舌癌の可能性が高まります。
舌癌の見た目はかなり変化に富みます。写真のように潰瘍型のものもあれば、白板症のように白っぽく変化していることもあります。 また膨隆して凸凹に見える肉芽型もあります。また、 舌粘膜が一部欠損し、下部組織が赤く見えるびらん型などが代表的なものです。
舌癌のできる場所はほとんどが舌の側面です。
初期舌癌では痛みはほとんどなく、あっても舌を動かした時の違和感程度です。
また、周囲にしこりを作ることが多く、 塗り薬をつけても自然治癒はしません。
舌癌が一旦できるとその進行スピードは極めて速いのが特徴です。
口腔潜在的悪性疾患を前癌病変と言います。現時点では癌化していないものの将来的に癌になる可能性がある疾患を指します。代表的なものに紅板症、白板症、扁平苔癬が挙げられます。
紅板症…約40%
白板症…約約6~9%
扁平苔癬…約1%~2%
形は不整型ですが境界が明瞭です。 角化が進めば進むほどより白く見えます。
網目状に白い筋が見えるのが特徴です。原因がはっきりとはわからない為、難治性の疾患と言えます。
対象者は江戸川区内に住む40歳以上の方で、2年に1回行うことができます。通年実施しています。
健診係(03-5661-2463)へ電話申し込み後、郵送される受診券をもとにふかさわ歯科クリニック篠崎(03−3676−1058)に電話予約を行い健康保険証も持ってお越しください。
口腔がん検診の方法は視診と触診です。口腔癌についての説明を含めても約30分以内で終わります。
異常所見がみられたら、高次医療機関へ紹介することもあります。
子供の下唇の裏側にできた粘液嚢胞です。
粘液嚢胞は通常直径2㎜~5㎜程で、半球状に膨らみます。まれに1cmを超えることもあります。 透明で水ぶくれの様に見えます。
粘液嚢胞は触っても痛みはないし、自発痛も起こりません。
下唇、上唇、頬粘膜、舌の順に発生します。
特に子供に多く発症しますが、大人でも稀に起こります。
口腔内に沢山分布する小唾液腺の排泄管を誤って損傷したことで、 排出管が詰まるり起こります。 したがって中身は唾液ということになります。
問題となっている小唾液腺を一塊として摘出します。 縫合して手術は終了します。約1週間後、抜糸します。摘出手術を行うことで再発のリスクはほぼありません。
保険点数は1020点です。
過剰歯は上顎1番の間に発生することが多いです。これを特別に正中過剰歯と呼んでいます。
正中過剰歯が起こると 正中離開の原因となるため、子供のうちに抜歯をしておく必要があります。
上下反対側の向きに埋伏しているものを逆性正中過剰歯と呼んでいます。
この症例では正中離開が起こっていないのでこのまま放置しても問題が起こらない可能性がありますが、 逆性正中過剰歯の場合には鼻の近くまで移動してしまうこともあり、その時は抜歯が極めて困難になることがあります。
逆性正中過剰歯が原因で正中離開が起こっている症例です。
比較的高い位置に存在しているため抜歯は比較的容易に行えます。
骨の中に完全に埋伏している正中過剰歯の抜歯は約1時間かかります。
上顎中切歯の歯根が完成する7歳頃が抜歯の適応年齢です。
骨性完全埋伏過剰歯の抜歯の保険点数は1080点です。
7歳くらいの子供では、1時間以上かかる抜歯に対して恐怖心の強い場合があり、大学病院などの口腔外科で全身麻酔下で手術することがあります。入院期間は2泊3日が多いようです。
歯根の先端に膿の袋ができています。
C3以上の虫歯になった時に細菌が歯髄の中に入り込み、さらに増殖して歯根の外まで出て行った時に起こります。
また根管治療を行った時にうまくいかずに根管内に細菌が残った場合にも起こります。
日本における根管治療の成功率(失敗率)は下顎の前歯が最も高くて約50%、 奥歯になるほど低くて、30%ほどに下がります。
下顎中切歯の2本が原因歯になっています。
このような拇指頭大の大きさの歯根嚢胞は、根管治療だけでは成功しないことがあります。 その際、外科的な歯根嚢胞摘出術や歯根端切除術を行います。
このぐらい歯根嚢胞が小さい場合には痛みなどの自覚症状は出ないことが多いです。
慢性的に経過し徐々に歯根嚢胞は大きくなっていきます。その際、再根管治療が必要となりますが、成功率は1回目の根管治療に比べ下がります。
再根管治療は冠を外し、根管治療の薬剤( ガッタパーチャー)を外して行います。
虫歯を削ってコンポジットレジンを充填後に起こっています。
X 線透過像がかなり薄くなっています。このことは歯根嚢胞で空洞になっていた部分が骨に置き換わっている証拠です。
時間の経過とともに、さらに X 線透過像は薄くなるものと思われます。
根管治療だけでは治癒できないほど大きくなった歯根嚢胞を治す治療法が歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術です。
また、根管治療がうまくできない場合にも行います。
麻酔下で歯茎を切開し歯根嚢胞部分を露出させます。歯根嚢胞を掻把し摘出します。
歯根の先端部を僅かに切除します。これを歯根端切除術と呼びます。
出血を止め、唾液の防湿を行った上で歯根を切除した部分を封鎖します。これを逆根充と言います。これにより再度の細菌感染を防ぐことができます。
空洞になった骨の部分に人工骨とCGF を混ぜたものを填入します。 そして歯茎を縫合して外科手術は終了します。
人工骨とCGFによる処置で、より骨の出来が良くなります。ただし、この処置は保険適用外となります。全て保険適用でやるには、空洞になった骨の部分はそのままにして歯茎を縫合します。
歯を打撲したことにより変色した上顎の中切歯。
大人で永久歯の場合、 歯を打撲してから数ヶ月~数年後に歯が茶色に変色します。このような場合には神経が死んでいるので根管治療が必要です。
子供で乳歯の場合、ぶつけた直後からピンク色~赤黒く変色することがあります。これは一時的な変色で、 歯髄が充血したり内出血することが原因です。
乳歯の歯髄活性は強いので元の正常な色に戻っていくことが考えられますが、強くぶつけた場合で神経が死んでしまった時には数週間後~数ヶ月後に茶褐色に変色します。
完全脱臼した歯は水道水できれいに洗って、牛乳か、専用の保存液・ティースキーパーネオに漬けて保管します。
脱臼歯を洗う時には歯根部分を持たないようにすることがポイントです。
牛乳も保存液・ティースキーパーネオ も手元にない場合には 脱臼した歯をよく洗い、口の中で保管し30分以内に歯医者を受診することが重要です。
口腔カンジダ菌は誰の口の中にも存在する細菌です。 唾液の分泌が低下するとともに口腔カンジダ菌は増殖します。
口腔カンジダ症の症状として口の粘膜にポツポツと小さな口内炎の様な赤い斑点が出来ます。また、舌痛症、口角炎、口唇炎などによる痛みが出ます。
カンジダ症の治療により口腔内からカンジダ菌がいなくなっても舌痛症を訴える患者さんがいます。これはカンジダ関連舌痛という神経性の舌痛症です。
口腔カンジダ症の治療には抗真菌薬のファンギゾンシロップやフロリードゲルなどを使います。 口腔カンジダ菌が減少してきたら重曹によるうがいが有効です。
神経性の舌痛症(カンジダ関連舌痛)の治療にはメイラックス錠を処方します。
口腔カンジダ症を発症するドライマウスの治療も行う必要があります。 ドライマウスは様々な原因があるため診査診断が欠かせません。
シェーグレン症候群はドライマウス、ドライアイを主症状とし全身の腺組織に障害が起こります。気管・気管支(鼻の乾燥・気管支炎)、消化管・膵臓(胃液や膵液の分泌低下)、膣分泌腺感染など自己免疫疾患です。
糖尿病により唾液腺に障害が起こりドライマウスになります。また、血糖値上昇によりグルコーススパイクが起こり唾液腺の動脈が傷害を受けて唾液分泌が低下するとも考えられています。
口腔がんで最も多い舌癌の治療では放射線を照射することがあります。その際、術野に近い大唾液腺(耳下腺、舌下腺、顎下腺)などが障害を受け唾液分泌低下を招きます。
唾液腺は自律神経(交感神経と副交感神経)の二重支配を受けています。ストレスにより交感神経が優位となり、唾液分泌が抑制されます。
ストレス性(神経性)のドライマウスは口が乾くと訴える患者の約30%で、ドライマウス患者で最も多いのが特徴です。
女性ホルモンは唾液腺の機能に深く関与しています。40代くらいから女性ホルモンが減少し更年期障害が起こると口腔乾燥を訴える女性が増えるのはこの為です。
向神経薬、降圧剤・抗不整脈薬、抗アレルギー薬、消化性潰瘍治療薬、気管支拡張剤など様々な薬が唾液分泌を抑制します。
加齢とともに口輪筋、咬筋、頬筋などの咀嚼筋群の筋力が低下するオーラルフレイル状態になる人が増えてきます。
咀嚼筋群の筋力の低下は唾液分泌にも抑制的に働きます。これを老人性ドライマウスと呼びます。
人工透析は、体内から大量の水分を抜き取る結果になります。そのためドライマウス症状が出現します。
薬局や通販などで市販されていません。歯科医院からの処方箋が必要です。
執筆者 院長 深沢一
東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
都営新宿線篠崎駅から徒歩1分のふかさわ歯科クリニック篠崎
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ふかさわ歯科クリニック篠崎では、納得いくまでのカウンセリング、安心してお子様を預けられるキッズスペースと保育士、
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