診療メニュー:歯周病関連

歯周病検査で判明!
驚愕の深さ10mmの歯周ポケットを治す治療法とは

皆様の健康をトータルサポート。

歯周病検査における歯周ポケット測定は歯周病の進行度合いを判断する上で最も重要です。

歯周ポケットが10mm以上あっても2mmに改善することは可能です。

また、プロービング時の歯周ポケットからの出血や歯の動揺なども歯周病の診断基準として用います…

歯周病の検査

1

歯周ポケットとは

歯周病で歯茎が腫れペロンとめくれている状態
歯周病で歯茎がペロンとめくれている状態

写真は歯周病のため歯茎が腫れて、指や歯ブラシなどで触るとペロンとめくれる状態になっています。

歯茎は正常の位置より2mmほど腫れているため、その分だけ歯周ポケットは深くなっています。

歯周ポケットって何?

歯周ポケットとは歯と歯茎との間にある歯肉溝という溝のことです。その溝は、歯の全周にわたって存在しています。正常な歯周ポケットは深さが1~2mm です。


歯周ポケット内には細菌の集合体である歯垢(プラーク)や歯石がたまりやすく、適切なブラッシングがなされなければ、歯周ポケット底部が炎症により破壊され、次第に深くなっていき、真正ポケットが作られます。


歯茎が腫れ増殖すると、その分歯周ポケットも深くなります。(歯と歯の間の歯肉はぺろんとめくれたような状態になります。)


仮性ポケットって何?

歯槽骨の破壊が起こっていない歯肉炎の状態で歯茎が腫れて盛り上がると歯肉溝が深くなり、歯周ポケットの深さが3mm以上になる事があります。これを仮性ポケットと呼びます。

歯周病の進行とともに仮性ポケットから真正ポケットへ
正常な歯茎 ➡ 歯肉炎 ➡ 歯周炎(歯周病)
2

歯周ポケットの深さをプローブで検査

2-1

プロービング

プロービング-歯周ポケット測定検査
プロービング(歯周ポケット測定)

歯周ポケットの深さや出血の有無を検査することをプロービングといいます。

この症例では歯周病の治療を行い歯茎の炎症はコントロール出来ていますが、重度歯周病のためかなり歯肉が下がっています。

プローブを歯周ポケットに入れて測定すると部分的に6mmの深い歯周ポケットが残っています。プロービング後に歯周ポケットから僅かの出血が認められます。

深い歯周ポケットは定期的なメンテナンスが必要です。

歯周ポケットのレントゲン写真
同症例のレントゲン写真

レントゲン写真の上からプローブを当てて比較した写真。レントゲンで見ると赤矢印で示した第2小臼歯の手前側から第1大臼歯にかけて骨が著しく溶けているのがわかります。

(骨が溶けているところは黒く見える)

第二小臼歯は青矢印で示した歯根膜腔の拡大も認められ動揺度は2度で、横に動かすと1~2mm動きます。

歯科用プローブ
2-2

歯科用プローブ

プローブは、3ミリ刻みで目盛りがある歯周ポケット(歯肉溝)の深さと出血の有無を測る器具です。

通常は真直ぐなものを使いますが、大臼歯の根分岐部には湾曲した物を使います。

プロービング6点法
2-3

プロービングする部位

歯周ポケットの深さは測る場所によってそれぞれ違います。測定法には1本の歯に対して1ヶ所を測定する1点法、4箇所測定する4点法、厳密に測定する6点法などがあります。

当クリニックでは、イラストの様に6点法のプロービングを採用しています。

2-4

プロービング圧

プロービング圧は一般的に25gで、歯根に沿わせるように歯周ポケット内に挿入します。

歯科衛生士のある程度の熟練が必要となります。

3

プロービングによる歯周ポケットからの出血の判定

歯周ポケットからの出血
歯周ポケットからの出血
  • ・少し触れただけで左上6番の歯茎からの出血があります。
  • ・この症例ではプローブをポケットに入れるとかなりの出血が認められます。
正常な歯周ポケット
正常な歯周ポケット
  • ・3ミリ以下の歯周ポケットでは、ほっとんどの場合、出血は認められません。
プロービングによる歯周ポケットからの出血
歯周ポケットからの出血
  • ・プロービングにより歯周ポケットからの出血があるケース。
    (出血があるということは、歯周ポケット内に炎症がある証拠です。)
4

歯の動揺度(グラグラ度合い)の測定

ピンセットで歯をつまんで歯のグラグラ度合いをチェック
歯の動揺度をチェック
  • ・ピンセットで歯をつまんで動きをチェックします。歯周病の進行とともに歯の動揺は増す傾向にあります。
  • ・歯は、健康な状態であっても、わずかに動揺します。これを生理的動揺と呼びます。
  • ・歯槽骨と歯根の間には、厚みが50ミクロンの歯根膜という結合組織が介在しており、強い衝撃を上手に受け止めるクッションの役割を果てしています。
歯に架かる様々な力の模式図
歯に架かる様々な力
  • ・歯には様々な力が加わります。それらの力がいろいろな条件の中で歯を弱めるように働くと、歯周病になりやすくなります。
  • ・異常な咬合力によって生じる歯周組織の障害を、咬合性外傷といいます。歯の動揺を増す要因として、この咬合性外傷があります。
歯の動揺を増す要因の模式図
歯の動揺を増す要因
  • ・噛み合わせが悪い。
  • ・歯ぎしりがある。
  • ・残っている歯が少ない。
  • ・奥歯ですりつぶすように噛む人。
  • ・無意識に食いしばる人。

歯の動揺度~Millerの分類

  • ① 0度
    生理的動揺 0.2mm以内
  • ② 1度
    唇舌方向にわずかに動揺 0.2~1mm
  • ③ 2度
    唇舌方向に中等度に動揺  1.0~2.0mm 近遠心方向にわずかに動揺
  • ④ 3度
    唇舌、近遠心方向に動揺 2mm以上 歯軸の方向にも動揺

10mmの深い歯周ポケットを治す治療法

1

歯周ポケットの深さ3mmの治療法

歯肉炎を改善

歯周ポケット3mmを改善
歯周ポケット3mm

歯周ポケットは3mmで、歯槽骨の破壊が起きてない歯肉炎の状態です。

歯周ポケット3mmを2mmに改善する

歯周ポケットが3mmでは歯槽骨の破壊はなく、仮性ポケットが形成されている状態です。


治療法

1)プラークコントロール
適格な歯磨きを行うことやPMTCで歯茎の炎症は改善され、歯周ポケットは減少し、正常値の2mmとなります。

2) スケーリング
歯石が付いている場合にはスケーリングやルートプレーニングを行います。

2

歯周ポケットの深さ6mmの治療法

中等度歯周病を改善

歯周ポケット6mm
歯周ポケット6mm

歯周ポケットが6mmでは歯槽骨の破壊が起きています。

歯周ポケット6mmを2mmに改善する

歯周ポケットが6mmでは歯槽骨の破壊が4mmほどあり、歯茎に炎症が起こっている状態です。


治療法1-歯槽骨の回復はないやり方

1)プラークコントロール
適格な歯磨きを行うことやPMTCで歯茎の炎症はある程度改善されますが、歯周ポケットは残ったままです。

2) スケーリング
スケーリングやルートプレーニングで歯石除去を行います。

※ この方法では、歯周ポケットは6mmから2mmに減少しますが、歯槽骨や歯根膜の等の回復は出来ていません。

これを専門的には上皮性の付着と言います。


治療法2-歯槽骨の回復が起こるやり方

1)プラークコントロール、2) スケーリングに加え歯周外科を行う方法です。

歯周外科を行う際にリグロスという薬剤を使用します。

リグロスを使うと、歯槽骨や歯根膜の回復が望めます。

3

歯周ポケット10mm以上の治療法

重度歯周病を改善

歯周ポケット10mm
歯周ポケット10mm

歯周ポケットが10mm以上では歯槽骨の破壊が相当進んでいます。

歯周ポケット10mmを2mmに改善する

歯周ポケットが10mmでは歯槽骨の破壊が8mmほどあり、歯茎に炎症が起こっている状態です。


治療法1-歯槽骨の回復はないやり方

歯周ポケットの深さ6mmの治療法に準じます。


治療法2-歯槽骨の回復が起こるやり方

歯周ポケットの深さ6mmの治療法に準じます。

※ リグロスを使う方法は、歯槽骨の吸収が垂直性の骨吸収になっている場合には有効ですが、水平的に骨吸収が起こっている部位には効果が期待出来ません。

深い歯周ポケットのご相談は

ふかさわ歯科クリニック院長 歯科医師の深沢一

執筆者 院長 深沢一

お気軽にご相談下さい。
相談・カウンセリング受付中
電話:03-3676-1058

東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
都営新宿線篠崎駅から徒歩1分のふかさわ歯科クリニック

診療時間

月〜金曜日 土曜日 日曜日
9:00〜20:00 8:00〜18:00 8:00〜17:30

歯周病関連コンテンツ

歯石怖っ!歯周病を劇的に改善するスケーリング・歯石除去の方法とは

歯石怖っ!歯周病を劇的に改善するスケーリング・歯石除去の方法とは

歯石除去をスケーリングといい、超音波スケーラーやハンドスケーラー等の器具を使います。歯石は歯周病の原因ではありませんが、歯周病菌が繁殖する住み家となり、定期的な除去が必要です。歯石除去は保険適用で、治療時の痛みに対しては麻酔を使います。…

歯肉炎は自分で治す!腫れた歯茎が数日で改善する最強の治し方

歯肉炎は自分で治す!腫れた歯茎が数日で改善する最強の治し方

歯周病の初期は歯肉炎という状態です。歯肉炎の原因は歯垢(プラーク)が成熟したバイオフィルム内に存在する細菌です。歯肉炎の症状は歯茎の腫れや出血などですが、痛みは起こりません。歯肉炎を治すにはプラークコントロールとポイックウォーターが効果的です。…

診療メニュー

ふかさわ歯科
クリニックのご案内

患者様の
「こうしてほしい」を実現します。
ふかさわ歯科クリニックでは、納得いくまでのカウンセリング、安心してお子様を預けられるキッズスペースと保育士、
可能な限り痛くない無痛治療、拡大鏡・セファロ・血液の遠心分離機・拡大鏡・レーザー・ポイックウォーター・画像解析システムなどの
最新機器を利用した総合治療を実施しております。
また、診療室は個室・半個室・防音個室があり、ベビーカーや車いすでも入って頂けるスペースを確保しています。
地域に密着した歯科医院をこれからも目指して行きます。

診療についてのご相談

お電話またはフォームにてご連絡ください。

03−3676−1058
オンライン予約
診療時間
9:00~13:00    
15:00~20:00    
8:00~13:00          
14:00~18:00
14:00~17:30            

※祝祭日も同様です

Facebookで更新情報を受け取れます

  • follow us in feedly