診療メニュー:歯周病関連

歯周外科治療のフラップ手術では
歯周組織再生は不可能!では、どうしたら?

皆様の健康をトータルサポート。

歯周外科治療のフラップ手術は歯肉を切開剥離し不良肉芽組織を除去し歯根面をツルツルにすることです。

しかし、フラップ手術では歯根膜や歯槽骨など歯周組織の再生は起こりません。また、重度歯周病には適用出来ません。

歯周組織再生には保険適用のリグロスがあります…

目次


歯周外科治療のフラップ手術

1

フラップ手術(フラップオペレーション)の術式

フラップ手術前のフィステル形成時のデンタルX線診断
ステップ1

フィステル形成時のデンタルX線診断

左写真は、上顎2番(側切歯)の歯肉にフィステル(膿が出る場所)が形成されたので、問題の部位を特定する為に、フィステルからガッタパーチーポイントを入れてデンタルレントゲンを撮影したものです。

フィステル形成の原因が根尖病巣か歯周病かの鑑別は、ガッタパーチーポイントの先端が赤丸で示されたところで止まっている為、歯周病が原因と特定されます。

麻酔をかけて歯肉剥離掻爬を行っている写真
ステップ2

歯肉剥離掻爬

浸潤麻酔をして上顎1番中央部から3番の遠心部にかけて歯肉を剥離し、骨面を露出させます。上顎2番(側切歯)の近心及び遠心に大量の不良肉芽(ふりょうにくげ)組織が認められます。

フラップ手術は重度歯周病で歯がグラグラして今にも抜けそうな症例には適用出来ません。

フラップ手術(歯肉剥離掻爬手術)の術中写真。不良肉芽組織の除去と歯根面の滑沢化
ステップ3

不良肉芽組織の除去と歯根面の滑沢化

不良肉芽組織の除去と同時に、超音波スケーラーとハンドスケーラー(グレーシー・キュレット)を用い、歯根面の滑沢化を行った所です。この手術のことをフラップ手術(歯肉剥離掻爬手術)と言います。

レントゲン写真で確認したように、上顎2番の近心側に深い垂直性の歯周ポケットが存在している事が分ります。

しかし、このフラップ手術では歯槽骨や歯根膜、セメント質などの歯周組織は再生されません。現在では、2016年に保険適用されたリグロス(歯周組織再生剤)やCGFと人工骨を混ぜたものなどを垂直性骨吸収部位に適用しています。この治療では破壊された歯周組織が再生され、歯の動揺や咬合力の改善を促すことが出来ます。

フラップ手術が完了し、剥離したを歯肉の縫合している写真
ステップ4

歯肉の縫合

剥離した歯肉を元に戻し、縫合します。症例によりコーパックなどの歯周包帯剤の使用も行います。

抗生物質と痛み止めの投与を行い、翌日に口腔内洗浄を行います。

約1週間後に縫合した糸を抜きます。

2

フラップ手術の問題点

フラップ手術では歯周組織の再生は起こらない

フラップオペレーションは、歯肉を剥離することで、直歯下での不良芽組織の除去とルートプレーニングが可能ということがメリットと考えられます。

しかし、「ルートプレーニング(SRP)の問題点」の所でも言及したよう、歯根表面の汚染されたセメント質もすべて掻き取ってしまうため、そこには、骨や歯根膜、セメント質などの歯周組織は再生されません。

また、フラップオペレーションを行った多くの症例で歯肉が下がるという問題点も指摘されています。

そこで最近では、フラップオペレーションと併用して歯周組織の再生を促す薬剤・リグロスを使うことが多くなってきています。

      
3

フラップ手術の痛み

フラップ手術では術前に麻酔を掛ける

歯肉を切開し行う治療なので当然のことながら、術前に麻酔をかけます。従って術中の痛みはありませんが、術後の痛みや知覚過敏などが起こるリスクがあります。

観血的な処置になるので抗生剤や痛み止めの投与がなされます。

フラップ手術の痛みについて詳しくは

歯石除去の痛みを読む
4

費用

フラップ手術は保険適用

自己負担3割の場合の一部負担金は

・1本あたり 約2,000円

保険診療で行うには、この他に投薬料、歯周組織検査費用、各種指導料、再診療などが加算されます。また、保険適用のルールとして、フラップ手術の実施に当たってはスケーリングやルートプレーニングが完了したにもかかわらず治癒しない場合に適用出来るとされています。

フラップ手術・歯周外科治療のご相談は

ふかさわ歯科クリニック院長 歯科医師 深沢一
お気軽にご相談下さい。
相談・カウンセリング受付中
電話:03-3676-1058

東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
都営新宿線篠崎駅から徒歩1分のふかさわ歯科クリニック

診療時間

月〜金曜日 土曜日 日曜日
9:00〜20:00 8:00〜18:00 8:00〜17:30

歯周病関連コンテンツ

保険適用のリグロスとフラップ手術で歯周組織再生療法

保険適用のリグロスとフラップ手術で歯周組織再生療法

リグロスは、歯周病の進行で歯槽骨の破壊が進んだ場所の骨を再生する歯周組織再生剤です。リグロスをフラップ手術後の同部位に填入することで、歯槽骨の再生を促します。保険適用になったことで、治療費を抑えることが可能になりました。…

ルートプレーニング・ SRPは歯根面をすり減らす!歯石除去は細心の注意が必要

ルートプレーニング・ SRPは歯根面をすり減らす!歯石除去は細心の注意が必要

ルートプレーニング・ SRPは歯根表面の歯石を綺麗に掻き取りツルツルな面にすることです。しかし、定期的に行うことで歯根表面は徐々に削られ、歯根は細くなってしまいます。また、知覚過敏誘発リスクも伴います。一方、リグロスを使った歯周外科では有効です。…

診療メニュー

ふかさわ歯科
クリニックのご案内

患者様の
「こうしてほしい」を実現します。
ふかさわ歯科クリニックでは、納得いくまでのカウンセリング、安心してお子様を預けられるキッズスペースと保育士、
可能な限り痛くない無痛治療、拡大鏡・セファロ・血液の遠心分離機・拡大鏡・レーザー・ポイックウォーター・画像解析システムなどの
最新機器を利用した総合治療を実施しております。
また、診療室は個室・半個室・防音個室があり、ベビーカーや車いすでも入って頂けるスペースを確保しています。
地域に密着した歯科医院をこれからも目指して行きます。

診療についてのご相談

お電話またはフォームにてご連絡ください。

03−3676−1058
オンライン予約
診療時間
9:00~13:00    
15:00~20:00    
8:00~13:00          
14:00~18:00
14:00~17:30            

※祝祭日も同様です

Facebookで更新情報を受け取れます

  • follow us in feedly