

伝えたい! 歯の疑問:歯周病
更年期の女性の歯茎の腫れは
女性ホルモンの減少が原因?
皆様の健康をトータルサポート。
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの2種類です。
更年期を迎えると、女性ホルモンが減少し、更年期障害を起こします。その一つが歯茎が腫れる歯肉炎や歯周病の悪化です。
エストロゲンを増やすには食べ物・飲み物の選択が重要。歯周病なら江戸川区篠崎駅前の歯医者で。
都営新宿線「篠崎」駅徒歩1分。
03−3676−1058東京都江戸川区篠崎町7-27-23-千葉銀行3F
伝えたい! 歯の疑問:歯周病
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女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの2種類です。
更年期を迎えると、女性ホルモンが減少し、更年期障害を起こします。その一つが歯茎が腫れる歯肉炎や歯周病の悪化です。
エストロゲンを増やすには食べ物・飲み物の選択が重要。歯周病なら江戸川区篠崎駅前の歯医者で。
女性ホルモンは増えすぎても減りすぎても歯周病の発症を誘発します。 増え過ぎる時は妊娠時、減り過ぎる時は更年期です。
閉経後、エストロゲン(女性ホルモン)が減少すると歯茎に炎症を起こすことがあります。これを更年期生歯肉炎と呼びます。
歯周病が存在する歯茎では、エストロゲン(女性ホルモン)が欠乏すると歯周ポケット内の免疫応答に関わる白血球のT細胞やB細胞、歯槽骨の吸収に関わるインターロイキン1、炎症に関わるプロスタグランジンe2などが多く作り出されます。
また、歯周病がなくてもエストロゲンの減少によって炎症性サイトカインが多く産生されるため、容易に歯周病を発症する可能性があると言えます。
妊娠すると女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が増えます。すると女性ホルモンを餌として生きているプレボテラ・インターメディア(Prevotella intermedia)という歯周病の原因菌が一気に増殖します。
そのため、妊娠すると歯肉炎が発症したり歯周病が悪化したりします。これを妊娠性歯肉炎と言います。
妊娠性歯肉炎の発症はプレボテラ・インターメディアの感染の程度によって異なります。PCR検査で歯周病菌の感染の有無や量を判定出来ます。
プレボテラ・インターメディアは、中リスクのOrange complex(オレンジコンプレックス)の歯周病菌に分類され、中学生から高校生の頃に感染すると言わています。
妊娠時はいつも以上に口腔ケアに専念することが重要です。
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。エストロゲンは体全体に作用し、プロゲステロンは妊娠に関わる女性ホルモンと言えます。
エストロゲンは主に卵巣から分泌される女性ホルモンです。様々な作用がありますが代表的なものを下に列挙します。
(1) 全身・女性らしい健康的な体を作る。
(2) 卵巣・卵胞を成熟させ、排卵や受精、妊娠が出来るようにする。
(3) 子宮・排卵前に精子が通りやすくし、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くする。
(4) 乳房・乳房で乳管の発育を促し、妊娠中に乳汁が出るのを抑える。
(5) 皮膚・コラーゲンの合成を促進し、肌の潤いやハリを保つ。皮脂腺の分泌抑制をする。
(6) 血管・血管拡張作用、血管を強く柔軟にして動脈硬化を防ぐ。
(7) 骨 ・骨密度を保ち、コラーゲンを合成促進し骨の柔軟性を保ち骨折しにくくする。
(8) 肝臓・HDL(善玉)コレステロールを増やし、LDL(悪玉)コレステロールを減らし動脈硬化を抑制する。
(9) メラニン色素の生成を促進する。
プロゲステロンは妊娠の成立や維持に関わる女性ホルモンで、卵巣内の黄体で作られるため、「黄体ホルモン」ともいいます。
(1) 妊娠の準備・排卵直後から増加し、子宮内膜を健全に保ち、子宮筋の働きを調節する。
(2) 生理・妊娠しなかった場合、分泌量は2週間で減少し、子宮内膜が剥がれ落ちる。
(3) 乳腺・乳腺を発育させる。
(4) 基礎体温・体温を上げる働き。
(5) 睡眠・眠くなる。
(6) 精神・感情の起伏が激しくなり精神的なトラブル(イライラ・憂鬱)などを起こす。
(7) 皮膚・皮脂量を増加させ、大人になってからできるニキビの原因となることも。
女性は性成熟期(生殖期)から生殖不能期へと移行していきます。40歳代から徐々に卵巣機能が低下し、50歳代後半で閉経するのが一般的です。
卵巣機能が低下するとエストロゲン(女性ホルモン)の分泌量が減少します。また、人間関係や過剰な仕事などの過大なストレスがエストロゲン減少の原因ともなっています。
エストロゲンが減少すると卵胞刺激ホルモンが分泌されてエストロゲンの分泌を促しますが、更年期を迎えた卵巣はエストロゲンの分泌を十分に行えない状態にあります。
そのためホルモンバランスが崩れ、身体的・精神的障害が引き起こされます。これを更年期障害と言います。
のぼせ、冷え性、神経障害(イライラ、不安、憂うつ感)、骨密度減少による骨折、歯周病、ドライマウス(口腔乾燥症)、動悸、息切れ、肩こり、頭痛、腰痛、不眠など多岐にわたります。
女性ホルモンは健康の維持に大変重要なホルモンであるばかりか、女性ホルモンの分泌増加はお肌のトラブル解消など「若返り」の効果をもたらします。
一方で更年期障害を引き起こす要因として女性ホルモンの減少が上げられます。
女性ホルモンは体内でのみ産生される物質で食事から吸収することはできません。
しかし、女性ホルモンと似た作用をする成分を含む食材を下記に記載しました。 これらの食材を日常生活でバランスよく摂取し女性ホルモンの分泌を促しましょう。
閉経後の女性に対する女性ホルモン(エストロゲン)補充療法は、歯周病の進行を遅らせることが複数の研究により明らかにされています。
しかし、長期的な女性ホルモン(エストロゲン)補充療法は、血栓症、乳がん、子宮体がん等の発症リスクを高めるとの懸念があり医師の管理下で慎重に行われる必要があります。
日本ではこの様にネガティブキャンペーンがなされていて、女性ホルモン補充療法が余り普及していないのが現状です。欧米では、更年期の女性の2人に1人が、女性ホルモン補充療法を行っています。
女性ホルモン(エストロゲン)と同じ働きをするといわれる大豆イソフラボンとカルシウムなどのサプリメントの併用摂取が、歯槽骨の吸収を抑制するなどの可能性があることが分かってきています。
閉経後の女性は、歯周病がなくても、女性ホルモンの減少により、歯周病が発症しやすく、進行しやすい状態にあることを念頭に置き、自分自身による歯周病のケアと定期的な歯科クリニックにおけるケアを十分に行うことが重要です。
更年期障害で女性ホルモンの分泌が低下すると唾液の分泌も低下します。そのためドライマウス症状が起こります。
唾液には抗菌物質が含まれ、自浄作用があるため、分泌低下を起こすと歯周病や虫歯になりやすい状態になります。
更年期性ドライマウスの改善に最も有効なのが女性ホルモン補充療法です。
執筆者 院長 深沢一
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妊婦が歯周病であったり、たばこを吸ったり、アルコールの摂取をするなどすると早産で低体重児出産のリスクが高まります。低体重で生まれた赤ちゃんは、新生児死亡や様々な健康への悪影響が出てきます。…
妊婦特有の歯周病・妊娠性歯肉炎は、妊娠前と変わらず歯磨きをしているにもかかわらず、歯茎が腫れ出血します。妊娠性歯肉炎の原因は女性ホルモンの分泌増加です。プレボテラ・インターメディアという歯周病菌が女性ホルモンを餌として爆発的に増殖するからです。…
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